汝は夢の都ウルビオンの王、そしてインキュバイ(悪しき悲壮な夢)とソニア(善き明るい夢)とが
この都市で永劫のときをかけ争い続けている
汝が使命はこの両者の夢の均衡を保ち、崩れた時はとりなし続けるという困難なもの
彼らをこの都の様々な区画へと導き、その力を縛り、結え、違法が他方を圧倒せぬようにする
____しかし、混沌に気をつけねばならない
彼らは不和と憎しみを糧として実を太らす恐るべき存在なのだから。
ウルビオン
制作:Z-MAN GAMES
プレイ人数:1~2人
プレイ時間:15分
カードは3種類(左から夢カード 勢力カード 街カード
夢カード72枚 (ソニアカード32枚 インキュバイカード32枚 混沌カード8枚)
街の隣に置かれ、夢の均衡をとるためのカード
全種混ぜてシャッフルし、山札とします
ゲーム開始時に山札の上から4枚を手札として引きます
街カード12枚
ソニアとインキュバイのバランスが取れたときに得点カードになる
夢カードとは別で、街カードの山札を作ります
ゲーム開始時に4枚を初期街として縦に並べます
勢力カード2枚(二人プレイ時のみ使用)
ルール
勝利条件:12の街を救出すること
敗北条件:夢カードのデッキからカードを引けなくなったとき
街を救出するためには夢の均衡をとらなければなりません
プレイヤーは毎ターン2つの選択肢を与えられます。
1、手札から、ソニアカード(+が書かれたカード)、
もしくはインキュバイカード(-が書かれたカード)を街カードの隣に1枚並べて置きます
この時、必ず街カードに書かれているマークと夢カードに書かれているカードのマークが一致するように出します
2、場に出ているソニアカード同士、もしくはインキュバイカード同士を交換します
次に、街カードに横に並べてある夢カードの数字のバランスを見ます
街の隣にあるソニアとインキュバイの数値の合計が0だった場合、
街カードを得点として得ます。
合計が0では無かった場合、手札が4枚になるように夢カードをデッキから引いて(1)に戻ります。
もう一種類特殊なカードがこのゲームには存在します
混沌カード
このカードを夢カードデッキから引いてしまった場合、即座に場に出さなければなりません。
その名の通りプレイヤーを妨害するような混沌とした効果を持ちます。
混沌カードはいずれかの街カードの勢力が強いほうに置かれバランスを大きく崩します
いかがでしょうか。
ゲームの雰囲気はカードイラストも影響しているのでしょうがディクシットに似ていますね
イラストの種類が多いので見ていて飽きません
難易度は1人プレイ用ゲームとしてはかなり難しい方だと思います。
クリアは5回に4回は混沌エンドなのでなかなかクリアした時の達成感があります。
2人プレイもできるので、1人プレイとはまた考え方が変わりそうです。
短い時間で少人数で遊ぶゲームなので、ゲーム会の導入に最適だと思いました
ソニア インキュバイ カオス これらの単語を聞くと右手が疼く、そんな人にもオススメです
興味を持っていただけたら是非遊んでみてください!
それでは!
文章:Noi
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