どうも、tokiです。
今回はラスト数分、クライマックスで一気にキた映画を三つあげたいと思います。
どんでん返し、じゃないです。
クライマックスが、超よかった、ってだけです。お間違えなく。
①
ミッション:8ミニッツ。
「何かの組織」にとらえられ、謎の装置に繋がれる主人公。
彼はある列車事故を繰り返し追体験、その原因究明を命じられる。
ループものっぽいけど、実はちょっと違う。
彼が体験しているのは他人の、しかも、”すでに終わった”体験。
彼は幾度も事故直前の”8分間”を体験するうちに目の前の女性を救いたくなるのだが、しかしそれは不可能。
一体、どんな結末を迎えるのか。
ダンカンジョーンズってちょっとマイナーな監督だけど、前作の「月に囚われた男」も含め評価はだいぶ高い。
タイトルもB級っぽいけど、まさに隠れた名作だと思う。
こういうSFにつきものな”うーん、若干矛盾してね?”というのもなくはないんだけど、凄みで説得させられる。
そこが大事なわけじゃないんだし、真面目なSF考証は逆に的外れってやつです。
あ、この監督、来年はちなみにあのボドゲー・ウォークラフトを映画化する予定です。
短めなのが好きな方はぜひ1
②
僕らのミライへ逆回転
レンタルビデオ店で働くオタクたちのコメディ。
ある日、ビデオテープが全て破損してしまう。
途方に暮れる二人が編み出した解決法、それは、自分らで映画を撮り直すこと。
そのふざけた超低予算リメイク作品は、次第に面白がられるように…。
ミシェルゴンドリーという、不思議なPVをよく撮る監督。
コミカルでファンタジックな映像。
今作はコミカルな部分が際立っているけど、クライマックス、一気にやられた。
名作「ニューシネマパラダイス」を彷彿とさせる映画愛の塊。そんな感じ。
笑って泣きたい方はぜひ!
③
ミッドナイトクロス
効果音で使う音響を外で録音していたところ、偶然自動車事故を目撃した主人公。
そのテープをもとに独自に事故を調べるが、それには陰謀が仕組まれていた…。
監督は巨匠ブライアン・デパルマ。
彼がスカーフェイスやアンタッチャブルを撮る前の作品。
主演のジョントラボルタもいまや還暦過ぎ。若い、若すぎる。
丁寧な映像表現と、丁寧なサスペンス展開。
そして哀しくも美しいクライマックス。
ちゃんとした(笑)映画をみたい方はぜひ!
…あと桐島、部活やめるってよとかも書こうとしたけど、あれは有名だから、別に…。ねえ…。
でもこれも名作なので邦画がいいって方はぜひ!
最近のコメント