【勝手に映画部】俗悪露悪でキッチュの巻 by TOKI

どうも、勝手に映画部部長tokiです。

 

今週はキッチュな映画を紹介します。

え?キッチュって何?

けばくて安っぽい、という意味なのですが、転じて、そういったある種の「異形なナニカ」を愛する姿勢をさします。

キッシュじゃないです、キッチュです。

全然美味しくありません、ご飯にハチミツぶっかけてウイスキーにつけ込むような酷い味です。

だから、注意してください、これらの映画が好き!だなんて言ってしまったら次の日から…

変な目で見られます。

 

有名な映画でいえば、ホステルシリーズ。

キューブとかも有名ですかね。

今回は、もう一歩、変な映画を。

あ、ぜんぶ18禁なのであしからず。

 

①デビルズリジェクト:マーダーライドショー2

 

マーダーライドショー2

 

あらすじ:殺人一家のファイアフライ家は、ついにワイデル保安官率いる警官隊によって急襲されて壊滅させられようとしていた。だが、兄のオーティスと妹のベイビーはどうにか脱出することに成功し、後に叔父のキャプテン・スポールディングと合流して殺人逃避行を開始した。一方、ファイアフライ家に家族を殺されたワイデル保安官も復讐のために常軌を逸した追跡を始める。

 

監督はロブゾンビ。

メタル界の大物。ハロウィンって映画も有名です。

とにかくこの映画、主人公家族が狂ってるんですけど、どこか哀しくて、かっこいい。

脳みそにずんずん響くギターリフに合わせて、殺す殺す殺す殺す。

音圧で正気が彼方に吹き飛んだ世界を覗き見。

汚い娼婦と交わるピエロ。

ぐしゃっ。

死に突っ走るマシンガンとアメ車が、嫌になるほど青い空でぎらぎら光るのです。

夜中に爆音で観たい一作。1を観る必要はありません。

 

 

②アフターショック

 

アフターショック

 

 

あらすじ:南米チリサンチャゴに旅行に来たアメリカ人のグリンゴは、地元ガイドのアリエルとポヨと共にチリ旅行を満喫していた。ポヨの計らいで地下のナイトクラブに繰り出した彼らは、そこで三人の美女と意気投合する。美女との夢のような時間を楽しむ彼らだったが、その幸せは突如終わりを告げる。突然チリを巨大地震が襲ったのだ。

 

ホラーとサスペンスの金字塔?、シッチェス映画祭で大絶賛を受けた一作。

凄くよくできたパニック映画。

このなかでは一番オススメできるかも?

でも、一筋縄じゃいかない。

お決まりなんて、キッチュの世界じゃくそくらえ。

ただただ絶望的で、そして、剥き出しになった暴力。リゾート地に潜む悪魔。

だからこそ光る、少しばかりの人間の矜持…。

彼女とぜひ。ぎりぎり嫌われません。たぶん。

 

③ヒルズハブアイズ2

 

ヒルズハブアイズ2

 

あらすじ:惨劇の場となった核実験場に今度は米軍兵士が足を踏み入れ、再び食人一族の餌食となり、“戦死者の死体は必ず持ち帰らねばならない”という米軍の鉄則が被害を拡大させていくさまが描かれてゆく。

 

一番キッチュ。

正直、どうかと思われそうで、オススメしたくない。

ストーリーなんてない。ただただB級テイスト。

異形をそのままやっちゃった馬鹿映画とも言えるし、ジョーカー的な挑発を孕んだ作品ともいえる(言い過ぎ)。

例によって、1を観る必要はなし。

1人でこっそり、観てください。

ムカデ人間を笑える方はぜひ。

 

 

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