【箱】無茶ブリ3行リレー劇場 第八話

無茶ブリ3行リレー劇場ゲームルール:

①無茶ブられた人は、最低3行以上の小説を無茶ブリした人の話に引き続き書く。
(更新日は日曜日)
②無茶ブられた人は、その週の話に関連する写真を1枚小説と共に掲載する。
③無茶ブリの対象は、1回でも上海ゲーム部HPに投稿した事のある人を選ぶ。
④無茶ブリの対象は連続で同じ人物を指名してはならない。最低中2週開ける事。
⑤作風は人それぞれ自由。
⑥1作品、10話目で絶対に完結させなければならない。

第八話 【箱】

そこまで手の混んだことをされては、やってやろうじゃないか。本当に2122年にタイムスリップゲームが誕生するにせよ、iPhone5sにタイムスリップ機能なんて無い。どうせそういうゲームの設定さ。シュールな現象が続く中で混乱していたが、タイムスリップというSF設定のおかげで落ち着きを取り戻せた。
「どの歴史に登場しますか? あなたの声でお答え下さい。」再度頭に響く女性の声を受けて、「三国志時代、中国。」と応える。「ご武運を」という声のあと、iPhone5sの画面から閃光が放たれ視界が眩んだ。まさか本当にタイムスリップするのか!?眩んだ目を恐る恐る開くと、先ほどの暗闇から元の部屋の光景が見えた。
一瞬冷や汗をかいたが所詮そんなものだ。周りが真っ暗になったのも錯覚だったのだろう。iPhone5sの画面に視線を戻すと見慣れた画像が表示されている。「反賊」と書かれたカードである。三国殺・・・?(三国殺って何?という方はこちらをクリック→http://sh-games.com/719.html)
なんだ、そういうことか。三国志の時代を選べば三国殺、他の時代を選べばその時代をテーマにしたゲームができるわけだ。三国殺なら何度もプレイしてきたからルールが分からないという心配はない。画面をタップすると次は「主公」カード、「曹繰」のカードと連続で表示される。
今回の主公は曹操か。私の選択武将カードには「関羽」、「曹仁」、「黄蓋」が配られた。忠臣を装って曹仁も良いが、ここはあえて「関羽」を選んだ。歴史に逆らって曹操に止めを刺す役割を果たしてやろう。私(関羽)と主公(曹操)以外は劉備、周瑜、張遼、甄姫となり、計6名のプレイとなる。まさに赤壁の戦いの様相であるが、役職までは分からないところが三国殺の醍醐味である。
そしてついに開戦。私の手札には「殺(攻撃カード)」が2枚、「諸葛連弩(連続攻撃可能化カード)」、「赤兎(攻撃距離プラス1)」が配られた。良いカードが来た。短期決着も無理ではない。
まずは主公である曹操のターン。ドローフェイズでカードを2枚ドローし、メインフェイズで曹操は「万箭斉発(まんせんさいはつ)」を放ってきた。つまり全員に弓攻撃を仕掛けてきたのである。いきなりかい!突っ込んだところで詮無い話だが、私のカードには攻撃を躱す「閃(せん)」も特殊攻撃を無効化する「無懈可撃(むげかげき)」も無い。私の前の張遼は「閃」で躱せたが、私は食らうしかない。ダメージを受けて残りライフを示す勾玉が一つ減った瞬間、左腕に激痛が走る!「ぐぁっ!!」どういうことだ?今度こそ錯覚ではない。痛みがある箇所を見ると、まるで刺し傷のようなアザが出来ている。これはまさか・・・
ゲーム説明にあった「最後にひとつだけ約束してください。絶対に死なないこと・・・」の一文がやけに頭にこびりついてきた。
残り時間、3570秒。

三国殺

 

 

 

 

 

 

 

次のターン:【orumaさん】を指名します。

文章:ヤス

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