こんにちはー、不安定な気温で体調を崩してぐだぐだなGWでしたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
かなり遅くなってしまいましたが、前期のアニメレビューをお届けいたします。
今回も概ね評価の良い作品を紹介しますね。
①デス・パレード(3.5/2人)
アニメミライで作られた「デス・ビリヤード」をテレビアニメとして練り上げた作品。
裁定者と呼ばれる死者を裁くデキムと、彼の元へやってきた記憶喪失の女。
死者の心の闇を引きずり出すため、行われる命をかけたゲーム。
デキムをはじめとする裁定者達の思惑、女の正体、そしてやってくる死者たち…。
物語が始まった時点では着地点が一体どこになるかわからなかったのですが、
一見「ひどい!」「なんじゃこりゃw」と思ったシーンも追々回収されていたり、
シリアスの間にきっちりギャグ回も挟んできて飽きさせない構成でした。
ただ、もう一味足りないところが5点満点には届かず、惜しい感じではありました。
原作つきのアニメに負けずこういったオリジナル作品がもっと出てくることを願っております。
②ローリング☆ガールズ(3.5/2人)
ひょんなことから出逢った4人の少女が、それぞれの目的のために日本を駆け回る青春ストーリー。
THE BLUE HEARTSの名曲をOP,ED、そして挿入歌やサブタイトルにも使われているため、スタッフのこだわりと愛が感じられます。
キャラクターデザインも秀逸で、登場する各地方の人物は”ご当地”らしさが上手く出ています。
今期のダークホースで、わくわくしながら見ていたのですが、クライマックスになるにつれ登場人物が増えすぎて少しごちゃついていました。
ラストももう少し整理されていれば…とこちらもあと一歩な作品となりました。
③SHIROBAKO(5/2人)
アニメ業界を描いたアニメ、ということで放送開始前から注目を浴びていた作品。
5人の女性がそれぞれの分野で、ある子は夢をかなえて第一歩を、ある子はまだ夢に向かって走り続ける中、様々なことにぶつかり成長する物語。
登場人物は多いものの、主要人物と準レギュラーの演出にはメリハリがありました。
この業界でなくても、こちら側も共感できることが多く、視聴者を熱く涙させた場面も。
アニメ制作という業界をわかりやすく、かつドラマチックにエンターテイメントとして見事に昇華されており、リアルのアニメ業界でも注目されていたそうです。
この作品を見て、アニメ業界入りたい!と思う人が間違いなく増えたと思います。
さて、次週は2015年度4-6月期のアニメ一話一夜レビューをお届けします。
今期は一体どんな作品が飛び出してくるのでしょうか?
乞うご期待っ!
文章:ゆず
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