やあtokiだよ。
今日はチャウシンチー特集。
といっても、一本だけ笑
チャウシンチーといえば、少林サッカーとカンフーハッスルが有名。
ドラゴンボールの実写も撮る予定だったけど、自分のやりたいように出来なかったからと降板。
もともと西遊記の実写版撮ってたりして(チャイニーズオデッセイというシリーズ)、最新作の「西遊記 はじまりのはじまり」もぶっ飛んでて最高。
なんというか、バタ臭さ。香港映画ってだいたいそんな感じ。
最初は「なんだこれーだっさーい」と思うけど、でもそれがクセに。
とくにチャウシンチーはそこに特撮的なCG処理をねじ込んでて、そいつがまたいい味わい。
奇妙な空気の笑いが生まれてて、多分、それはこっち側が斜に構えて楽しんでいるんじゃなくて、
本人も自覚的で、むしろアイロニカルにその奇妙さを捉えて面白さにぐーっと引っ張って来れてる。
…だめだ、お笑いになるとちょっと熱くなっちゃう…。
とりあえず、松本人志が目指すべき方向ってココだと思う。彼もまた、特撮好きだし、奇妙だし。
まともな画作りする気もないだろうし、チャウシンチーを見習って、っていうか、一緒になにか作ってくれないかしら。
あ、忘れてた。
映画、紹介しますね。
俺が一番好きなチャウシンチー映画です。ばかばかしくて、少林サッカーほど完成されてもないけど、
ギャグのキレは半端ないと思ってます。
食神
あらすじ:食神と持て囃されていた主人公は出資者とマネージャーの裏切りに遭い、料理人生命は終わる筈だった。しかし、屋台で商売する若者達と出会い、再起を掛けた料理を生み出す。彼は食神に返り咲けるのか?そして、最後に待ち受ける大どんでん返しとは?。
ま、チャウシンチーの映画はだいたいこんな感じ。
ダメダメな主人公→色々ある→主人公覚醒
はい。笑
少林サッカーは主人公いきなりかっこよかったけど、周りのおじさんが覚醒していくのが快感だし、
カンフーハッスルなんて、その反動か主人公最後まで影薄すぎなくらい笑
まあ、漫画的なんでしょうな。
でもこういう構造って、超オーソドックスで、だからこそ間違いないし、だからこそ外しプレイをしやすい。
1ネタ1ネタに力入れてて、構造自体はある意味、ベタさに担保したってことなのかしらね。
松本人志はネタのクオリティは意外とベタで、構造(つうか目線?)に力いれてるから逆なのに出来上がる画が似てくるってのがおもろい。
…あかんまたお笑いの話に…。
とにかく!
下品なネタ!無駄な演出!無理矢理な展開!大げさなギャグ!覚醒!覚醒!覚醒!
チャウシンチー、香港で不動の地位をえた作品です。
とりあえず笑いたい方、ぜひ!
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