「料理が表現できてる小説は名作!」 ってなフレーズを聞いたことないでしょうか
有名なのは、鬼平犯科帳でしょうか
十割そばやシャモ鍋など、火付け役になった料理は数知れず
私的には、大草原の小さな家にでてくるメイプルシロップ(を雪の上に垂らして、好きな形にして食べる! なにそれ!ってめっちゃ目を輝かして読んだ)とイリヤの空、UFOの夏に出てきた鉄人定食(これに関しては一言しか語るべき言葉がない。最高! あ、言葉足らず? 参考写真を用意しました)ですが、これをお読みの皆さんにも数々の思い出とともによみがえるイメージが有るのではないでしょうか
鉄人定食(の中の一品、中華丼) グロ画像ごめんなさいm(__)m
今日はそんな「え、なぜ…それを食べようと考えた?」的な本をおすすめします
ダンジョン飯 九井諒子
文化庁のメデイア優秀賞なんかをとっているかなり(ネット上では?)有名な方なんですが…この漫画の中でテーマとなっているのは、ダンジョンにいる「モンスターは美味しいのか?」です
スライムやコカトライス、果てはさまよえる鎧やマンドラゴラまで出会うあらゆるモンスターを手を変え品を変え、様々な料理方法で、様々なモンスターの部位を食べられるかどうか、どうやって食べたら美味しいのかを試行錯誤するという…
もちろん、モンスターたちは架空の存在だし、そもそもマンガ自体フィクション。「いや、どーせ食べられるんでしょ、そうしないと話しにならないんだし」的な、「そもそもモンスターの食べ方こんな回りくどく書かれてもなんの役にもたちゃしない」風な向きの意見もちらほら…
と、一般的技量の書き手なら読み手に感じさせてしまうものですが、不思議にもそーゆーの、無いです
エルフさんがいい味出してるんですよ
オススメですよー
文責:fuka
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