連載が始まったのが1年前なので今さらな情報ですが、逆シャアのモチーフ小説『ベルトーチカ・チルドレン』をベースにした漫画が連載中です(・∀・)
モチーフ小説という聞きなれない言葉ですが、要は富野由悠季監督が映画版『逆襲のシャア』を製作するにあたって執筆した第一稿ということです。
その第一稿から紆余曲折(大人の事情?)があり、映画のストーリーとなったのです。つまり富野監督が書きたかった逆シャアがこれなんだということなんですね。
この辺りのことはガンオタの皆さんはよくご存知なので、多くは語りません。(ボロが出ないように・・・)
さて、漫画本編は小説や映画よりもさらに少し前、スウィート・ウォーター市民へのネオ・ジオン軍お披露目シーンから始まります。
シャアの愛機『ナイチンゲール』が惜しげもなく登場して、シャアがラサ攻撃宣言をする様子は新鮮だったりします。
ナイチンゲールはサザビーの強化発展型とされていますが、このように映画版と違う箇所が当然幾つかあります。
ギュネイ・ガスがグラーブ・ガスだったり、ナナイ・ミゲルはメスタ・メスアと原型を止めていませんw
ブライトはヒゲが生えていたりしますが、これは小説版の挿絵がそうなのでそれを継承しているんですね。
1番の違いはアムロの恋人がチェーン・アギではなくて、ベルトーチカ・イルマという部分です。ストーリー全体に関わる部分であり、アムロとシャアとの違いをより鮮明に感じられるのではないかと思います。
僕はコミックスでしか読んでいなくて、まだまだ序盤ですが、これからどんどん面白い展開になることは間違いないはず!
映画とはちょっとちがう逆シャアを小説を読んだ人も映画は見たことがある人も一見の価値ありです。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
カドカワコミックス・エース
作画:さびしうろあき×柳瀬敬之
原作:矢立肇・富野由悠季
文章:ヤス
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