マンカラ (mancala)
アフリカが発祥と言われるボードゲームの元祖です。歴史は何と紀元前4000年!!
このゲームは交易や奴隷貿易で世界中に広がり、派生ルールは数百種類あるとも言われています。
ゲームとしては、カッコよく言うと「アブストラクトゲーム」、「二人零和有限確定完全情報ゲーム」です。
要は、将棋や囲碁などと同じく、運の要素が全然入らない先読みし合うゲームです。
ルールはこれでもかって程にシンプルですが、考えどころは満載!
子供の脳トレ、親子のコミュニケーション、もちろん大人同士のガチプレイ、どんなシーンでも時代を超えて引き継がれてきた面白さを発揮します。
(難易度は、小学校低学年から出来る子は出来るという感じでしょうか。)
これだけ簡単で面白いのに、なぜ日本で知名度これほど低いのでしょうか。。。
ここでは、世界標準でよく遊ばれている「カラハ」の代表的なルールをまとめました。5分で覚えられます。
人数: 2人
道具: 2×6列の穴+両側に大きな穴
石など(ビーズ、木の実、豆などでも可)50個くらい
※別に紙に丸を描いて、クリップとかでOK!!
ルール:
① 一方の列の穴は自分のもの、他方の列の穴は相手ののもの
② 列の右手にある大きな穴(ストア)が自分のもの
③ 開始時に各穴に石を4個ずつ入れる (2~6個でも遊べます)
④ 交代で「種蒔き」という方法で石を動かす。
・自分の穴から一つを選び、その穴にある石を全て手に取り、
その石を取った穴の右隣りの穴から1個ずつ順番に入れる。
・相手の穴の石は手に取れない。
・自分の大きな穴には1つ入れるが、相手の大きな穴には入れない。
⑤ 手に取った石の最後の石が、
・大きな穴だと: もう一回種蒔き
・自分の穴+他の石が無い+対面の相手の穴にあれば:
自分と相手の両方の石を自分の大きな穴に入れる。(キャプチャー)
⑥ どちらかの手番で種蒔きが出来なくなればゲーム終了
⑦ その時点で、大きな穴にある石+自分の穴にある石の合計が多いほうの勝ち
日本マンカラ連盟なるものが有ります。
http://www.geocities.jp/mancaladx/
遊び方の紹介があるのですが、動画なので中国在住の私はまだ見れていません。。。
アンプの木製パネルを作成されている工房でゲームボートを販売しておられます。ルールも分かりやすくまとめておられます。
http://tec-asai.com/tec-asai_home/2/2-5/_mancala.html
アプリもあります。
http://www.mancalaclub.com/ja/
チュートリアルが丁寧ですし、オンライン対戦もできるのでおススメです。代表的な6種類のルールが遊べめます。
「Oware」は戦略性が高く、チェスや囲碁と同じようにエキスパートの競技会が存在するみたいです。またルール調べて遊んでみたいです。
とにかく面白いゲームなので一度遊んでみてください!!
文章:N
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