ボードゲームの歴史を変えたと言われる名作カタン
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毎日暑いですね。日本ならかき氷をがっつくところですが、おなか壊すので中国で食べた事はありません。今回はこの夏、更に熱くなれるボードゲームを紹介させて頂きます。
名前:『カタンの開拓者たち』(原題:Die Siedler von Catan)
作者:クラウス・トイバー
製造:1995年
発祥:ドイツ
人数:2~6人(拡張済み)
時間:2.5時間
内容:
プレイヤー達は新らしく発見された島に入植してきた開拓者を演じます。ドイツゲーム大賞も取った超有名なゲームらしいのですが、私は上海ゲーム部で初めて知りました。
家、街、道とそれを作る各種資源
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ルール:
早速どんなゲームかといいますと、道路、家、街を作り、先に10ポイントを集めた人の勝ちです。まずMAP上に各プレイヤーの町を2ヶ所、その町から伸びる道路を1本づつ設置してゲームを始めるのですが、MAP上には岩、羊、レンガ、木材、麦の材料があり、それぞれのマスに「2」から「12」までのサイコロの出目が書いてあります。サイコロの出た目の隣接している場所に家を設置しているプレイヤーはそのMAP上に書いてある材料カードを1枚もらえます。その材料を集めていき、道路を伸ばし、家を作り、街(2倍材料がもらえる)に増築し、ポイントを重ねていくのです。
ゲーム進行状況に応じて、各種称号が得られ、追加得点となる。
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サイコロの出目、という運次第の要素は強いですが、各プレイヤーでカードの交換交渉、MAP近隣プレイヤーとの道路を先に敷く奪い合い、という戦略的要素もあり、けっこうアタマも使います。このゲームのおもしろいところはMAPとサイコロの出目を自由に変えられるので毎回全く違うMAPで遊べる事です。2つのサイコロを毎回振るので、確立的に出やすい出目は「6,8,9」になります。「7」だけは盗賊モードで、盗賊を他プレイヤーの重要地点に置いて、そこからはカードがもらえないようにできます。
ただ「6,8,9」がなかなか出ず、理詰めだけでは勝てないところも意外性があって、けっこう予想外のパターンも発生します。必勝法は!?といいますと、やはりスタートダッシュできるかどうかにかかっています。要するにゲーム開始時、誰もカードを持っていない時点で先に多くのカードを集め、先に道路、町を建築していくのです。それにより、ポイントも獲得出来ますし、材料カードも集めやすくなり、城も他のプレイヤーより早く建てる事が出来ます。上述には予想外のパターンにもなると書きましたが、やはり重要ポイント「6,8,9」のサイコロ出目地点を抑える事です。
「6,8,9」のサイコロ出目場所がMAP隅っこに設置されている場合は中央の「4,5,10」の材料がもらえる場所を早く抑える事です。ところが実際のゲームでは「3,11」がたくさん出て、予想外の逆転も起こったりもするんです。ですが、サイコロ出目確立を考えるとやっぱり「6,8,9」ですかね。
航路の概念を持つ、拡張セットは通称【海カタン】と呼ばれる。
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先日勝手にカタン世界大会を開き、たまたまそこで勝てた為、現在「カタン王」の称号を頂いています。現在はカタンの拡張版「海カタン」(道路+船)もありますので、是非みなさんで遊びましょう!!
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