どうもtokiだよ。
俺って、実は大学のとき、演劇やってたんだよね。
基本的にいわゆる作・演出なんだけど、人足りないときとかは出たりも。
ってことで今日は、僕の好きな演劇を紹介することにします。
その名も、劇団イキウメ。
いい感じの非日常、舞台というウソでしか語れない何か不安定なもの。
感覚的すぎないから、すんなり見やすかったり。
基本的にはSFなんだけど、濃くて、触れるとずぶずぶと飲み込まれそうなくらいで。
初めて見たのは、BSの夜中、高校生のとき。
ゴッドセーブザクイーンという短編。
ウィットに富んだ、メリハリのある戯曲。
なんだか、見てはいけないものを見た気分で、そこから自分の脳みその隅っこでうずうずとこびりついてて、
大学生のとき、思い切って、生を観に行った。
それが、「太陽」。
青山円形劇場。
渋谷の坂を登りきった、セレブリティな匂いのする箱。
ヴァンパイアという普遍的な化物から人間を問いつめる物語。
かつて目にしたBSのあの衝撃から、いくらか研がれていて、
少し拍子抜けだったけど、でも、やっぱり良かった。
人生で初めての、まともな観劇だった。
それから、新感染とか、まあ有名どころもいったんだけど、やっぱり、初体験ってのはどうしても超えられないもので。
いまでも、自分の細胞のどこかでうずうずしている、そんな奴なのです。
以上。
短くてごめんなさいね。
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