こんにちは、Dです。
名言リレーのバトンを前回のN先生から受け取り、
かれこれもう3か月程過ぎちゃい、次に始まる小説リレーの開始を
延期させてしまって大変申し訳ないです!
常に小説リレーしたいと遠回しに私に早く終わらせろと諭すKさん、
本当にすみませんでした!
皆さんが長らくお待ちした名言リレー最後の第10回、
今日にて完結!
最後にビシッと〆を頼まれましたが、
ビシッと出来てるか不安で仕方ないです笑
Dはゲーム部に入部して以来、
皆に早く覚えてもらう&馴染めるように
日々個性を発信してきました。
今回の名言は、正に私の個性と言っても過言ではないような
最高&長文な仕上げになってます!
以下D’s Worldが延々と約7000文字(笑)程で語られていきますが、
どうかお手柔らかにお願い致します。
知っていますか…?
所謂名言、出処は決まってシェークスピアの口からだけではないと!笑
現代ではゲーム、アニメ、マンガ、ドラマ、映画、小説、詩集…
などなど、様々なとこから名言は今でも常に”輩出”されているのです!
①
Dが最初にする名言の出処は偉大なるゲーム、しかもギャルゲー!
でも安心してください、全年齢向けのです。笑
Dはギャルゲーをこよなく愛しますが、
恥ずかしい話、18禁向けは一切遊びません。
何故かと言われると理由はちょっと公では説明できない事情故言いませんが、
今から紹介するのは元PC18禁だったとあるゲームがPSPに移植したもの!
名前を…「シュクレ PORTABLE」!
そうですあの2012年9月13日に戯画が発売したカフェシリーズの第三弾です!
簡単な紹介…
勤めていた洋食屋「ブラボー」が潰れてしまった料理好きの主人公、城島景一。
幼馴染みの日下部みはるの部屋にやっかいになりながら、職を探していた。
ある日、景一はお気に入りの喫茶店「リバーライト」を訪れる。
オフィス街の大通りから一つ裏通りに入ったところ。
大きな川に面した小さなビルの屋上に作られた庭園の中に佇む、
ちょっとレトロでおしゃれな喫茶店。
久々に訪れてみると、景一が心の師匠と仰ぐ大将がいない。
出された料理はマズイ…。
聞いてみると大将はひと月前に亡くなっていたのだった。
それを代わりに大将唯一の愛娘亜麻川千鶴が健気に苦手な料理を…!
大変な状況にあるリバーライトの営業を景一は手伝うことになる。
店の再建、ライバル店との競合、ヒロイン達との恋。
やさしく暖かな空気に包まれ、景一とヒロインたちは成長していく。
そしてこれが店と店内と健気に頑張る千鶴の写真!
いやーこのカフェ綺麗ですよね?
実は私D、老後カフェをオープンしたいと夢があるんですが、
実はこのシュクレをプレイした後に芽生えた夢で、
それほどこのストーリーは全ての人にカフェを開かせたくなるような
そんな美しいストーリーが刻まれてます。
で、主人公景一、主人公あるあるですが、実は悲しい背景が…
景一の父、城島啓太郎はある企業の経営者なんですが、
家庭を顧みない為、愛想を尽かした母親は景一を捨て蒸発。
それでも家に戻らず仕事に没頭、景一にさえ父親らしいことを
一切しなかった為、景一と啓太郎は重度の不仲。
ただこの父親は経営者である故、幾度も景一に電話をしては
口癖のように、とある言葉を放ち、息子に社会は易しくないと
何度もしつこく諭すのです。
景一からすれば「なんで今更親父面?」なんでしょうが、
その口癖がなんと今回一つ目の名言であり、
啓太郎の営業核心概念と言っても過言ではないくらいの名言。
「人は放っておいても生きがる、だが会社は放っておけば死んでいく」
残念ながら啓太郎の写真がないのですが、この名言、
心に響きません…?
人は生き物故、死を怖れ、なんとか生きようとする。
でも会社自体は死体同然で支えが無しで会社だけなら
放置すれば死んでいく欲のない存在故、
ずっと支えなくてはいけない…そんな名言です。
景一はストーリーで後に店長になるのですが、
その景一に対しての父親からの鞭と言う名の飴。
なんて素晴らしいんでしょう…!!!
②
次の出処はとあるアニメ!
これもまた元は18禁ギャルゲーの改編アニメなのですが、
普通にこれも全年齢向け!なので安心してください!
名前を…「真剣で私に恋しなさい!」!
略して「まじこい」!
これは結構有名なので知ってる方は多いと思われる作品!
元は2009年8月28日にみなとそふとが発売した18禁のギャルゲーなんですが、
2011年10月‐12月の期間、アニメ版も放送されました!
今回の名言の出処の括りは一応アニメなのですが、
元であるPC版を遊んだことない為、ヘタしたら出処はPCかもです笑
で、軽く簡単な紹介…
川神学園、舞台は神奈川県川崎市、
2年生の直江大和には大切な仲間達がいた。
男4人と女3人。幼い頃から一緒にバカやって今まで育ってきた。
色々あったけど、今でも仲良しの皆。心地よい空間。
そこに新たな仲間達2人が加わり、より周囲は賑やかになっていく。
しかもメンバーの女性は全て武道をたしなみ、
血も武士の系譜という頼もしい構成。
アニメ版第一話は川神大戦という大きな擬似戦争を
やってるところから始まります。
ここでは多くのキャラが登場する為、
ちょっと消化しにくい一話で、微妙な印象を与えますが、
話数が過ぎるに連れ、段々内容は濃く面白く!
そしてDが一番好きな第六話、これを私はギャルゲー改編アニメ史上、
「神回」と呼んでいます。
夏祭りが近くなり、風間ファミリー率いる大和達は今年こそはと、
神輿のモデルを決めます。案の定、大和のモデルになるのですが…
そして神輿当日本番、ライバルグループと神輿同士のぶつかり合いに遅れた大和は
向かっている途中、とあるおっさんに襲われるのです。
そのおっさんのモデルは元総理大臣麻生さんなんですが、まぁそれはよしとして
そのおっさんに腹パンを食らわされた大和は真昼間から夕方あたりまで
そいつと立ち話を延々とするのです!笑
今回の名言はその神回からの抜擢ではないのですが、
このアニメ最終回、一番燃える戦闘シーンが多い回です。
大和は頭脳派で基本は戦闘には参加しないんですが、
何故か最終回は気合入って参加して、そして案の定敵に
ボコられて地面に這いつくばっていた時の回想シーン。
回想中、大和の父親が大和に言うセリフが二つ目の名言。
ここから以下は対話となっております。
名言は大和の父親が言う殆どです。
父親「父さんは日本を捨てる事にした。この国に未来はない」
大和「どうして未来が無いの?」
父親「大和、国とは何か分かるか?」
大和「ううーん」
父親「愛する人が集まって家族、家族が集まっての町、
それが集まって集まって集まって国。つまり愛する人の集まりが国だ」
大和「愛する人の集まり?」
父親「だが今の国は父親を愛していると言えばファザコンになる、
母親を愛していると言えばマザコンだと言われる。
国を愛していると言えば白い眼で見られる、
ここは大切な物を大切だと言えない国だ。
嫌いな物はとことん憎しみ、大きな声で罵るくせに、
愛している物は堂々と愛していると言えない国だ。そんな国に未来などない」
大和「僕は父さんの事好きだよ」
父親「ありがとう。私も大和の事を愛している。それは胸を張って言える」
大和「お父さん…」
父親「大和は父さんが居なくてもここが好きか?」
大和「え?」
父親「ここで暮らしたいか?」
大和「っ…」
父親「そうか、この国を作るのはお前たち若者だ」
大和「もし好きな物を好きって言える国になったら、父さんは帰ってくるの?」
父親「大和…」
大和「僕大きくなったら総理大臣になる。
それで、好きな物を好きって言える国にする」
父親「その時は必ず帰ってくるとしよう、大和」
素晴らしくないですか?
正に今の世界に訴えかけるような名言。
好きな物が少しでも常識からずれていれば
周りから変な視線を送られる社会。
それ故、今では好きな物に好きだときっぱり言えない人間が増えています。
大和の父親は日本がそうなった事を見切って日本を捨て、
海外に移民しました。
アニメ上、その行為が正しいか否かは問われませんが、
D的には凄く正論。
名言の神格化を望むくらい、正論。
③
次の出処は99%の人は知っている日本をも代表するアニメ!
③は残念ながらギャルゲーじゃないんですよ。
でも、この作品のシリーズどれか或は全て観たことある人が殆ど。
そう、あのモンキー・パンチ先生原作の…「ルパン三世」!
今回の名言はそのシリーズの中でもTVスペシャルシリーズ第16作目、
「盗まれたルパン コピーキャットは真夏の蝶」からです。
第一回目の放送は2004年7月30日に日本テレビさんの
「金曜特別ロードショー」からです。
当時の視聴率はなんと21.1%という日本の5分の1の人は観ていた名作!
軽くあらすじを紹介すると、
それを手にした泥棒は全て死に至っているという、
呪われた宝石「ブルズ・アイ」をマルゴウィッチという
嘗てアルカトラズ連邦刑務所から脱走した男に
世界一の警備を誇るグラン・バトー博物館にあるから盗んでみろと
ルパンに挑発する。
そしてその宝石を巡ってルパンファミリーは活躍する。
③の名言はその宝石を巡る前にルパンと次元がバーで飲んでいた時の一言。
ここから以下の対話はうろ覚えなので正しい文章ではないですが、
意味は合ってます。名言の一句は正しいです。
ルパンはいつも通りナンパした、
お目当てのレディーを見つけいつもながらの気錯な雰囲気で話し始める。
それを次元は隣で聞いてるだけ。
ルパンは女に聞いた。「誕生日はいつ?血液型は?」
女は答えた。「○月×日、△型よ。」
そしてルパンは言った「え?俺も俺も!俺も○月×日生まれだよ!」と、
女は勿論その奇遇に縁を感じ艶めかしく微笑む。
そしたら次元が急に喋りだした。
「おい、ルパンお前×月○日じゃなかったのかよ」と、
そしたらルパンはこう言った、
「知らなかったのかよ次元、男の誕生日と血液型は、
付き合う女によって変わるものなんだよ」と!!!
カッコよくないですか?
あんなサル顔なのによくまぁすらすらとプレイボーイな発言をするルパンが。
まぁプレイボーイなんですが、それでもこうも自信あり気に言うと、
サル顔でもイケメンに見えてきません?
昔この作品を観て私はこの名言に凄く心打たれました。
若き頃は私も将来あんな風に、顔がイケてなくても、自信満々に
ルパンのような名言をバーで友人に言ってみたいと。
あの頃は若かった。若気の至り。
今ではそんな大人になってはいけません!と思います笑
でもそれでも一度は言ってみたい…!と矛盾してますが、
そう考えてもいます。
④
そして4つ目こと最後の名言の出処はとある小説!
これはまだDが日本に居た頃、凄く仲の良かった隣の席の女子から
毎巻貸して貰って読んでいた作品。
あの頃のDはまだそんなに世界を見たことがなく、
この小説の世界観に心打たれ、夢膨らませ、
いつか私もあんな”旅に出たい”と、そう思っていました。
キーワードは”旅”、そして電撃文庫の書籍。
もうお分かりだろうか、私が4つ目の名言に選んだ出処作品の名を。
そう…「キノの旅 -the Beautiful World-」です!!
きっと名前だけなら知ってる方は多い。
読んだ事あるという人も比較的多いはずの名作。
作家はあの時雨沢恵一。
「撲殺天使ドクロちゃんです」や
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」
を手掛ける今や結構有名な作家。
キノの旅は2000年3月から刊行しており、
今では既に18巻まで出ている長作。
私は残念ながら8巻までしか読んでいませんが。
ここで軽く世界観や設定の紹介。
旅人のキノが相棒でモトラドのエルメスと旅をしながら、
様々な国を巡るという短編、1話完結型のファンタジーです。
キノは黒い短髪に大きな瞳の整った顔つきをしており、
一見すると少年にも見える少女。
華奢な体格ながら運動神経は抜群で、
特にパースエイダーの才能に優れている。
特別な場合を除き1つの国には”最大3日間滞在”というルールで、
各地を旅しています。
相棒のエルメスは人の言葉を喋るモトラド。
キノの乗物兼話し相手。
人語を喋れる以外は普通の二輪車で自律走行することはできません。
性格は軽妙で人懐っこいが、
シリアスな場面でも冗談を言うため、キノから怒られることもある、
モデルはブラフ・シューペリア SS100というイカした相棒。
その少女と人語を喋るモトラドが一緒に色んな国を回るお話です。
そしてその国々は、各々独自の文化や文明があり、
色んな国をキノ達が訪れそこで起きた物語を述べる作品。
今回の名言の出処は誰かが口にした名言ではなく、
キノの旅、第一巻と第七巻のプロローグの前のページに書かれた、
毎度時雨沢先生が書いてるちょっぴり難しい一言。
当時の私では理解不能、でも今では心にグッとくる、
そんな名言になってます。
第一巻(Ⅰ)
「世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。
-The world is not beautiful. Therefore, it is. –」
第七巻(Ⅶ)
「生きていると 悲しい
生きていることは 悲しくない
-I am alive. –」
どうです?この2つの名言。
正直言えば全巻のプロローグ前に時雨沢先生が書いた一句は
名言に等しいのですが、今回はその中から特に私が印象に残っている
この2つを選ばさせてもらいました。
尚(Ⅰ)の解釈はネット上を見る限りみんなの考えによってバラバラです。
世界には美しくないものがあるから美しいと感じるものがある、
という解釈もありますし、
シェイクスピアの“きれいはきたない、きたないはきれい”みたいな、
私は、確固たるものなどなにもなく、
価値観は時代や受け手によって容易に反転しうる、
という風刺的な意味だと思う方もいます。
私は世界を美しくないと、そういう目で見れば見るほど、
世界の美しくなさが愛しく見えて
それが人間と言うか、美しさに見えるんじゃないのかと、理解してます。
(Ⅶ)の解釈も皆バラバラ。
私は生きているこの行い、動作、生きている最中に起こる色々な難、
それは全て悲しい。でも生きているという事自体は死ではなく、
今を生きれている、それは悲しくないんだと理解しています。
以上で、名言リレー最終回〆させて頂きます(*’ω’*)
ここまでご閲覧頂いた方、本当にどうもありがとうございました。
今までの名言リレーの系譜
次回のリレーシリーズはK先生から新たに小説リレーが始まります。
どんな内容の小説で、あと大事な点はそのバトンが私に回ってくるかどうか(笑)
なんせこんな長い間名言リレーを滞らせていた私に小説リレーのバトンが
回ってくるかどうか不安ではありますが、どうか皆さん、次回からの小説リレーと
今後の上海ゲーム部の発展、乞うご期待ください!
Dでした(‘ω’)
文章:D
参考文献:Yahoo!知恵袋、NAVERまとめ、Wikipedia
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