ギャラガ、パックマン、ドンキーコング。ファミコン世代にはこの言葉やキャラクターを聞いたり見ただけでテンションが上がりますよね。「PIXELS」はそんなヲタが活躍する洋画です。
ストーリーは1982年のアメリカでNASAが宇宙に向けたメッセージが原因で2015年に地球外知的生命体から侵略を受ける。メッセージには当時のカルチャーと一緒にゲームのプレイ動画も含まれていたのです。このメッセージを受け取った知的生命体は宣戦布告と受け取ってしまったのです。
攻撃のパターンが「ギャラガ」と同じだと見破った、1892年当時のゲーム王者でアメリカ大統領の幼馴染みのサムや仲間たちがゲーム攻略に挑む、というもの。
アメリカで流行ったゲームが題材なので、「センチピード」とか「Qバート」など日本ではあまり知られていないゲームもありますが、センチピードは結構面白そうなゲームです。
もちろん冒頭に書いた日本生まれのゲームも劇中に出てきます。
劇中の「子供の頃に無駄に過ごした時間を取り戻したな!」的なセリフを実際に使ってみたいな~なんて思いながら楽しんでました。
ネタバレになるのでストーリーはこれぐらいにしておいて、映像的には8ビットゲームの世界を現実(3D)で表現するとこうなるのか~っと感心してしまいました。ゲーム画面は平面なんですが、3Dだと奥行があるのでキューブになるんですね。
今回僕が見たのは吹き替え版だったのですが、この選択は正解でした。主役のサムは慎吾ちゃん。香取慎吾じゃないですよ。柳沢慎吾です(笑)。最近吹き替えで声優さんを起用しないことで不評を買うことがままありますが、慎吾ちゃんはアリでした。あの決めゼリフも上手く入れてくれてます。
サムの少年時代のライバル、エディは神谷明。吹き替えでは珍しい、というか最近はアニメでも聞かなくなっていますね。こちらもちょいちょい名ゼリフをぶっ込んでくれています。ケンシ○ウ(え、伏字になってない?)とか○羽リョウとかね(・∀・)
上海ゲーム部で上映会をする時は「副音声:らしさんの【レゲー☆マニヤックス】生解説」という企画を立てて頂きたい!(好き勝手書いてすみません)
8ビットゲームが好き、ゲーセンに入り浸っていた過去をお持ちの方には良い映画だと思いますよ。
あばよ!いい夢見ろよ
文章:ヤス
最近のコメント