【自炊主義】上海で「いぶり暮らし」

最近、料理漫画が多いね。
「食戟のソーマ」とか「深夜食堂」とか。大御所では「美味しんぼ」、更に古くは「包丁人味平」とか。

そんな中、毛色の変わった「いぶり暮らし」というマンガをご存知だろうか?
コミックゼノンに連載中で、同棲中の男女が料理を楽しみながらまったり暮らしてるお話。

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凝った材料を使うでもなく、変わった調理法をするわけでもなく、フライパンから火は出ないし、美味しさに
悶え苦しむようなキャラも出てこない。
簡単そうで、それでいて美味そうなのがこのマンガで取り上げられている「いぶり」、つまり「燻製」。

2巻まで読んだ時、ちょうど一時帰国の時期が重なった。
日本でフリマを見に行ったら、偶然にも燻製窯をゲット。チップ付きでなんと100円。
なんとか上海に持ち込んだ。ちなみに日本の空港では「ペンキの缶入ってますよね?」とバッグを
開けさせられたけど。w

まずチャレンジしたのは、燻製と言えば「いぶりがっこ」。
東北地方で作られる、囲炉裏の煙で燻された大根の漬物。
最初から作るのは無理なので、大根漬けとして出来上がった物を燻製する事に。

まずは乾燥。適当な大きさに切った物からペーパーで水分を吸い取る。

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本当は吸水シートという便利な物があるらしいのだが、当然上海では入手困難なのでペーパーを
何度か交換することで対応。

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それを次にダイソーで売っていた網に入れ、シーリングファンの風を当てながら乾燥させる。

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いぶりがっこだけでは寂しいので、木綿豆腐の表面に塩を振ったあと同様に水切りをして乾燥。

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一日乾燥させたあと、いよいよ燻製に入る。
今回は桜のチップを使った。艶を出すためにザラメをチップに加えて火に掛ける。
5分程度で煙が出てくるので、大根と豆腐を仕掛けてそのまま20分燻製、というか単純に放置。

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出来上がりはこんな感じ。

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大根にも豆腐にもしっかりと燻製香が付いて食欲をそそる。
ただし残念なのが大根は塩っぱすぎ、豆腐は逆に味が薄すぎた。

次回が大根の塩抜きと、豆腐はしっかり下味つけてから燻製すべきだね。
燻製道、奥が深いわーー。w

Ryo-Z

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