上海で生活してると、けっこう100元札を偽札チェックの機械に通されますよね?
店員さんも、ミョーに入念に手触りとか表面とかチェックしてません?
これって、中国は相当偽札が流通しているからです!!
私の周りでも偽札被害者は少なからず居たりします。私も過去やられました。。。
2015年11月12日から、偽造防止を目的に新デザインの100元札が登場~。
ということで、悪い人達は、偽札の在庫処理に焦っているかも、、、
そこで、今回は、偽札被害に遭わないために手口を紹介します。
話を知ってるだけでも充分に被害予防できます。ご存じない方は読んでって下さい。
■偽札■
素人でも明るいところで本物と比較すれば全然わかるレベルの粗悪なものです。
透かしが甘かったり、サイズが微妙に違ったり、手触りが妙だったり、、、
でも一番分かるのは、通し番号(札番)が同じの事が多いです。
■手口■
私が知っているのは、「両替」「ATM」「タクシー」です。
その他の手口もいろいろあると思いますが、中国語が大してできない私を含めた日本人が被害に遭うとすれば、これくらいでしょう。
そもそも外出先で最高額紙幣の100元を金融サービス以外で受け取る事のはおかしいのです。こう思っておけば間違いないです。
▼両替▼
あやしい両替商では両替しないようにしましょう。
両替した人民元は「その場で」札番に被りが無いかチェックしましょう。
▼ATM▼
キャッシュカードとかで現金を引き出した時に、偽札が出てきます。
道端のATMではなく、できるだけ銀行構内のATMで出金しましょう。
そして、出てきたお金は、「その場で」通し番号をチェック。
※その場を離れると銀行側は何も取り合ってくれません。
と言っても、これは中国語が相当のレベルでないと対応無理ですけど。。。
うちの同僚がこれで泣き寝入りしました。
▼タクシー▼
私はこれにやられました。。。
そして先週、また遭遇したのですが今回は被害を回避できました。
<予防策>
・小額紙幣を大量に持ち歩く!
・交通カードを使う!(カードすり替え対策でカードケースに入れるかシール貼っておく)
・100元を渡す時は札番を記録する!(フリだけでも効果あり)
・ピン札では無くて古いお札を使う!
・札の交換を要求されたら中国語が分からないフリして強行突破する!
<偽札タクシーの特徴>
・見た事もないようなタクシー会社(大衆、海博、錦江とか安全と言われています)
・交通カード精算機が壊れているとか言う(現金を取りたい&レシートは渡したくない)
・室内灯が壊れている、暗い
・怪しい日本語で話しかけてくる
・運転席ガードが妙に低い(客の財布を覗き込みやすい)
・アパートの敷地に入ろうとしない。
<すり替えの手口>
20元なり50元なりを渡すと札の端を破いて返してくる。これは使えないとか言う。
代わりの札を出す。また破くか、これは使えないとか言ってくる。
要は100元を出させたいので、何度もしつこく交換を要求してきます。
そして、100元を出した後も同じく交換を要求してきます。枚数稼ぎたいから。
理由は汚いから嫌だ、とか新しい札は偽札かもしれないから返す、とか。
いろいろと言ってきます。
まぁ、手口を知っていれば対処方もあります。
因みに、もし被害に遭ってもバトルを仕掛けたりせず、そのタクシー会社とナンバーを控える
そして後日、中国語が出来る人の力を借りて訴えてやりましょう。
文章:N
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