こんにちは、東京支部Whoです。
ゲームマスター(GM)のためのシナリオのネタ、サプリメントを補給する記事第7弾。
本当だったら前回第6回悪役とはで提案した2人をデータ化したかったのですが、
次回シナリオで使用したいがために急きょ別記事を出します。
さて、今回のテーマは「予定調和なシナリオ」ってOKなの?
これはまず結論!有りです!
なぜ有りか?それはシナリオの見せ方進め方で要素が同じでも全く違う形になるからです。
そもそも予定調和とは展開、結末が分かり実際そのようになることです。
例えばファンタジー系の「お決まりのシナリオパターン」でいうと
①酒場、②依頼、③ダンジョン探索、④雑魚の討伐、⑤ボスの討伐、⑥エンディング
こんな展開はそこら中に転がってます。
プレイヤーも②ぐらいまで行けばその後の展開はある程度展開は予想できるでしょう。
確かに毎回毎回酒場で依頼を受けてゴブリンを倒していればいいかというと
毎回は飽きてしまう。でもそこにいろいろな展開があれば楽しいものに変わってきます。
所謂キャンペーンで同じメンバーでパーティを組むならどんどんダンジョンの深層を攻略していく
そうしていくうちにシナリオの真相にもという展開がありますが、単発でどうやるか。
その一つの方法は、上記「お決まりのシナリオパターン」の順序を入れ替えること
そもそもの時系列では
①酒場、②依頼、③ダンジョン探索、④雑魚の討伐、⑤ボスの討伐、⑥エンディング
これを変えてみます。
例1
④雑魚の討伐、③ダンジョン探索、①酒場、②依頼、⑤ボスの討伐、⑥エンディング
⇒いきなりの戦闘で緊張感を高めつつ、ここに至るまでの背景を後から説明しクライマックスにもっていく
※ありそうなセリフ
④「どうしてこんなことになってしまったのか俺たちにもわからない」
「とにかくこいつらを片付けて一刻も早くここでないと」
例2
⑥エンディング、①酒場、②依頼、③ダンジョン探索、④雑魚の討伐、⑤ボスの討伐、⑦補足
⇒要注意ですが、避けられない運命を先に明示し、そこに至るまでの経緯を述べる。最後に補足やネタばらしをする。
⑥はぼやかして言いつつ、⑦で本当の状況をいうみたいな感じです!
※ありそうなセリフ
⑥「結婚おめでとう」
①「ダンジョンに眠る宝さえあれば。でもどうせ俺なんて・・・。」
⑦「いいのかよ、真実を言わなくて」「いいんだよ・・・」
こうして考えるだけでも色々な展開が考えられると思います。
ぜひGMとして予定調和でありつつも色々な展開を楽しんでみてください。
文:who
最近のコメント