どうも、一昨日1600元の家に引っ越して
先日めでたくアラサーの誕生日を迎えましたSUNREDです
同級生は「結婚した」だの「家買った」だの
「モザンビークで侍になった」だのと連絡が届いて
正直あせりまくりです。俺の人生このままでいいのか・・・
でも中国に来て素晴らしいなと思うのが
メシのほかにもう一つあります。それは
「中国アニメの進化を間近で体験できる」ということ。
最終的に日本と中国のアニメ・漫画文化交流をビジネスにして
ガッポガッポと儲けたいと言う欲望のある私。
今の中国アニメ界は、ハリウッド映画や日本産アニメを見て育った若者が技術と財力を持ち寄り
「俺たちが中国のアニメ界を変える!」と活気に満ち溢れており
1980年代の日本のアニメ増産時期と被ります
いわゆる「アオイホノオ」の時代です。
ここでのノウハウがアニメにおける人材育成
およびブレイクスルーとなりうる作品の下地となるのです
そのタイミングがビジネスチャンスや・・・!
と思っていたら、思いのほか早くブレイクスルーしてしまったかもしれない
そんな印象すら与える作品がこれ
西遊記之大聖帰来~Monkey King:HERO IS BACK~
昨年夏に中国で公開され、それまでの興行収入記録をあっという間に塗り替えた
まさに中国アニメ界のヒーローと言える作品
いまさらではあるんですが今年は申年だし、DVD買って見てみました
たなびくマント、迫力満点のバトルシーン、美麗なCG
できるなら3Dをしっかり映画館で見たかった作品です。
この物語のキモといえる部分は
「ヒーローをヒーローたらしめるものはなにか」ということ
孫悟空はお釈迦様によって腕輪をつけられ、能力を封印され大幅に弱体化
一度は巨大な敵に敗北を喫するのですが
それでも自分を求めるもののために立ち上がる
ジョセフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」で記される
英雄譚の基本構造をうまく踏襲していると思います
まあ御託要らない位カッコイイんすけどね
ニヒルで頑固者で、意外と情に厚い
「カット割がおかしい」とか「敵役の思考回路がよく分からん」とか「クレヨンしんちゃん並に下品」
とか欠点は探せばあるとは思いますが
個人的には「流石に中国、英雄を描かせればど真ん中にズドンとくるなあ」と思います
最近のコメント