こんにちはー。
これから定期的にMTGを題材とした内容を連載させていただくことになりました。
慣れてないところもありますがよろしくお願いします。
今回はMTGの世界観をご紹介いたします。
・壮大なストーリー
・世界中で楽しまれるゲームとして
・整備されたトーナメント・シーン
◆◇◆壮大なストーリー◆◇◆
ファンタジーの世界観はお好きですか?
ハリーポッターやゲド戦記、そして指輪物語のように、魔法使いが跋扈する世界観に魅力を感じませんか?
そんなあなたには、マジックの世界観もきっと気に入っていただけるでしょう。
マジック:ザ・ギャザリングは、あなたが実際に「プレインズ・ウォーカー」と呼ばれる魔法使いとなり、様々な次元を渡り歩いて手に入れた魔法を使ったり、クリーチャーと呼ばれる魔物を召喚するという世界観です。
次元を渡り歩く?
そうです。
マジック:ザ・ギャザリングの世界は、多くの次元の集合体となっており、様々な世界観が混在しているというところなのです。
もちろん、一般的なファンタジーの世界観を踏襲した、「ドミナリア」と呼ばれる次元もあり、これは過去において、ストーリー上で主要な次元として扱われていました。
しかし、マジックはその15年を超える歴史の中で、いくつもの魅力的な次元を生み出してきました。
ここでは、それをいくつか紹介いたしましょう。
■日本風の世界観を持った次元、神河
よく見ると、日本風の建築物がありながら、全体ではファンタジーのにおいを色濃く持っている次元、それが「神河物語」の舞台となった神河という次元です。
神河には忍者やサムライと言った、「日本文化的な存在」がファンタジー風の味付けをされて存在しています。
神河は、人間や狐人のような、実体を持つ定命の存在が住む「現し世」と自然や万物に宿る日本的な意味での神が存在する「隠り世」のふたつの世界が存在していました。
神河の人々は「神」を崇拝し、共存していたのですが、ある日、現し世と隠り世の境目が曖昧になり、そして、人々に「神」たちが牙をむき、攻撃してくることとなりました。
人々もこれに応戦し、「神の乱」と呼ばれる戦いに発展していきました。
この「神の乱」の戦いの行方、そして、なぜ「神の乱」が起こったのかが語られたのが「神河物語」「神河謀叛」「神河救済」の3部作のカードセットです。
■金属世界、ミラディン
マジックでは、「アーティファクト」と呼ばれる魔法の神器が存在します。
そのアーティファクトが満載であり、地形も、住む生物もすべてが金属に被われた世界、それがミラディンです。
非常に興味深い生物が跋扈するミラディン世界。
銀のゴーレム、カーンが作り上げたこの世界で起こる異変を追求し、解決するまでのストーリーが語られたのが
「ミラディン」「ダークスティール」「フィフスドーン」の3部作でした。
そして、ミラディンは再び、ストーリーに登場します。
過去に、「ドミナリア」へと侵略してきた黒い機械の軍勢ファイレクシア。
一度は滅びたかと思われたファイレクシア人たちが、「黒い油」と呼ばれる疫病の感染を経て、ミラディンへの侵略を始めて来たのです。
ファイレクシアの侵略は非常にゆっくりしたものだったので、ミラディン人たちが気が付いた時にはほとんど手遅れでした。
しかし、ミラディン人たちが応戦する一方で、ファイレクシア人たちも、ミラディンの影響を受け、もともとは「黒」に固まっていた勢力が、マジックに存在する5色の魔力に影響され、様々な派閥に別れてしまったのです。
このミラディンとファイレクシアの戦いは「ミラディンの傷跡」「ミラディン包囲戦」「新たなるファイレクシア」の3部作で語られています。
■他の魅力的な次元たち
ここで紹介したふたつ以外にも
どこまでも続く都市によって構成され、10のギルドが表面上は仲良くしつつも、裏では覇権を争っている「ラブニカ」
昼はおとぎ話的な世界観の「ローウィン」
夜はダークファンタジー的な「シャドウムーア」という裏表の次元。
冒険家が集う、土地が動く次元であり、実は太古に存在した
「無色の存在、エルドラージ」が封印されていた
「ゼンディカー」と魅力的な次元が満載です。
そして、マジックのゲームをプレイすれば、これらの世界から様々な魔法を招集し、自分のものとしてプレイする事が可能なのです。
もしも、マジックの世界観に興味を持ったなら、まずは、少しだけゲームのルールを憶えてみてはいかがでしょうか?
◆◇◆世界中で楽しまれるゲームとして◆◇◆
MTGは壮大なストーリーを元にしたカードと、今年で20周年を迎える長い歴史があります。
一般的な2人対戦だけではなく、多人数で楽しめるものもあり、定期的に新しいカードセットも追加され、同じゲームは二度となく、間違いなく全てが新鮮で刺激的な体験となるでしょう。
そしてトーナメントの会場に足を運べば、友達との対戦とはまた違った緊張感のあるゲームが待っています。
最初に販売された時は英語版のみ、しかも数量も限られていたのですが、現在は以下11ヶ国語が発売され、70ヶ国以上で遊ばれています。
英語
日本語
韓国語
中国語
ドイツ語
ロシア語
フランス語
イタリア語
スペイン語
ポルトガル語
使われている言語は違いますが、もちろん同じカードとして使うことができます。
◆◇◆整備されたトーナメント・シーン◆◇◆
「グランプリ」と呼ばれる賞金を懸けた大規模な大会は「誰でも参加でき」「世界各地で毎月」開かれており、ハイレベルな競技としてのゲームがあなたを待っています。
厳正なルールを守る手助けをしてくれるジャッジや、試合の模様を準リアルタイムで配信するカバレージ、そして優勝のトロフィーを目指して戦う為に集まるプレイヤー。
より格式の高い「プロツアー」に参加するにはまず予選を通過しなければなりませんが、突破し権利を獲得できれば開催国までの航空券も副賞として授与されます。
何よりも、十分に言葉が通じずとも世界中に一緒にマジックを楽しめる友達ができる。
それが一番の魅力かもしれません
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