こんにちは。
今日は、上海にある<猫カフェ>のはずなのに、なぜか【オタク女子に人気】の
カフェを紹介したいと思います。
昔にも1度、上海の古北地区にある猫カフェに行った事があるのですが、
【猫は2匹しかいない】&【篭から1歩も出てこない】という、寂しい状況で。
(本当にここは猫カフェなのか?)
そんな経験があったので、友人に誘われた時も、始めは乗り気じゃなかったんです。
『どうせ猫なんて殆どいないんでしょう』と、思っちゃってね。
でも、友人の微信を見ると店内の写真には【猫たっぷり】&【抱っこ写真】まで、
あるじゃないですか。
こ、これは……是非、行かねば!
友人と計画して、春節休暇も後半の2/12(金)に行ってきました。
場所は、ルネッサンス揚子江ホテルの向かい側【金橋大厦】の7階
(こんなビルの中に、猫カフェ作ってお客が来るのかな~)
連休中だからか、殆どの席が埋まっている状態だったのですが、運良く2名席が
空いていたので座ることが出来ました。
お店の中央には猫用のタワー式遊具(?)がある他に、所々で猫が登って
楽しめるタワー&キャットワークがありましたが、肝心の猫が……見当たらない?
いました!! タワーの所で猫を2匹発見。
他にもお客さんの席の方をうろうろ散歩中の猫もいました。
ただね、どの猫も少々お疲れモードで、猫じゃらしを振っても、視線すら動かさない。
そりゃ~ね、春節の間はお客さんも多いし、この日もきっと朝からず~っと、お客さんが減らない
状態だっんでしょうね。 猫からすれば……
『もういい加減にして!今日は抱かれ過ぎで疲れてんのよ』
言いたい気分はわかるよ、わかるとも!(私はそんな経験ないけどね~)
でも、せっかく来たんだから、もうちょっと愛想をくれてもいいんじゃないかな~?
なんて思って起きてくれない猫や、視線すら動かさない猫を見ていたんですが、
友人いわく、「猫は構い過ぎると寄って来ない」
じゃあ……と、作戦変更!
【素知らぬ顔でお茶を飲みながら、ちら見作戦】を、開始!
とりあえず、私はカプチーノ、友人はキャラメルラテを注文して、出てきたのがこちら(下)
(あ、ちょっとやな予感……)
予感的中! 小さなカップにもかかわらず、1/3の量が泡。
ドリンクはアイス系を注文した方が、外れがないかと思います。
(あ~アイスコーヒーにすれば良かった……ちびちび飲むか)
「漫画とか、雑誌があるので、読みながら猫を待ちましょう!」
友人の声に、入り口付近の棚へ移動してみると……
あるある、アニメ雑誌が。
(キャー、なにこれ、日本のアニメ雑誌がいっぱい!! )
【PASH!】でしょう 【オトメディア】でしょう 【Newtype】が毎号3冊ほど。
【アニメディア】が、見つからなかったんだけど、誰か読んでいたのかな。
(Newtipe 懐かし~い! 学生の頃、読んでたよ)
もはや私の脳内は、アニメ雑誌>猫 に、完全シフトされてしまい、
正直、猫そっちのけで片っ端から雑誌を読み始める事に。
(アニメ雑誌を手にするなんて、本当に久しぶり!)
ふと人の気配を感じて顔を上げると、店長らしき人がテーブルの横に。
『サービスです』
笑顔で<ガトーショコラ>を、置いていってくれました。
(何、このサービス? あれか?……猫が不機嫌だから、猫の代わり?)
遠慮なくいただいて、カプチーノと、ガトーショコラと、雑誌を楽むことに。
【PASH!/ワンパンマン】と【オトメディア/Dance with Devils】
【Newtype の特集/コンクリート・レボルティオ、傷物語】
一緒に雑誌を読んでいた友人が、クリアファイルを手に、一言。
『この付録のおそ松さんクリアファイル、いいなあ……くれないかな~』
『1個しかないし、さすがにお客様にはくれないんじゃない』
なんて話をしていると、急に猫が動きだしました。 晩ご飯タイムみたいです。(17時頃)
それまで全然動いていなかった猫まで、ご飯の場所に集合。 結構な数&騒ぎになってます。
この頃には店内のお客さんも少なくなり始め、鞄を持って出口に向かう6人の
女子グループが、私たちの席の横で立ち止まり店長さんと話をし始めました。
その、彼女達の手には・・・・・・・な、なんと!?
【おそ松さん福笑いポスター】が!!!
(え~っ、もらえたの! )
彼女達が楽しげに店長と話しているのを、下から羨まし気な目で眺めながら、
(上海語だったので、彼らの会話内容はわからなかったけど、おそらく付録の話だと)
「あれって、Newtype1月号に書いてあった、付録のおそ松さん福笑いだよね」(私)
「うん、そうだよね。……でも、あれじゃ誰が誰だか、わからないかも?」(友人)
「え~、アホ毛とか違うじゃない」(私)
「そうそう!アホ毛が違うんですよね」(上海女子)
いきなり、福笑いを持っている女子に、日本語で話しかけられて、びっくりしました。
そりゃね、おそ松さんが好きなら、日本語を話せても不思議はないですよ。
でもね、まさか自分たちの会話を聞かれているとは、思わなくて……
というか、日本語がわかる人達だってこと、すっぽり頭から抜けてました。
「この毛が違うんです。良く知ってますね」(上海女子が笑顔でポスターを指差す)
「中国の人も、おそ松さん見て面白い?」(私)
「面白いです、大好きです!」(女子達)
(おそ松さん、すご! 中国人女子にも人気とは)
しばらく話をした後、出口へ向かう彼女達の後ろ姿を見送りつつ、友人が一言。
「ここ、上海のオタク女子のご贔屓店なんですね」(友人)
「そう言えば、雑誌も女子というか、乙女向きだもんね」(私)
でもね、こんな雑誌もあったんですよ。
【娘TYPE/ニャンタイプ】と書いて有る。娘は中国語の発音で【niang/ニャン】に
なるんですけど……これって日本の雑誌ですよね?
角川が出している【美少女キャラクターを中心に据えた編集方針】の雑誌なんですね。
なんで中国語? とも思いましたが、きっと語呂がいいんでしょう。
この日に限って言えば、この雑誌を読んでいる男性は見当たりませんでしたが、
わざわざ日本から取り寄せているってことは、需要があるんでしょう。
「こんな雑誌もあるし、女子に限らず上海のオタクご用達のお店なんだよ、ここ」(私)
「そう言えば、入り口付近には画集もありましたね」(友人)
そう、入店してすぐに席に向かってしまったので、見ていなかったんですが、
このお店、漫画、雑誌の他に画集も置いてありました。
日本語の漫画も中国語の漫画はこんな感じ。ジャンプ系が多いような気がしたけど
【黒執事】なんかもあったので、乙女向け(?)も、考えてるのかな。
画集が見たかったけど、なんとなく【未開封】っぽくって、手が出せなかったです。
次回、挑戦しようと思います。
最後に、おそ松さんもらって、ほくほくだったオタク女子門S、なぜか全員が
【ディズニーキャラクターバック】をサブバックにしてました。
(おそ松さんとディズニーが両立するのか……なんか、すごいわ上海女子)
【CAT & COFFEE】
延安西路2077号 (遵義路とのT字路)
筆:ふぁみ
最近のコメント