こんにちは、Dです。
先日、気になる人からコップを貰いました。
私は友達が多くなく、プレゼントを貰える事自体が嬉しくて、
当時かなり興奮しました。
でも、しばらくして、なぜコップをプレゼントにしたのかという
疑問に辿り着きました。
私は友達が少ない故、プレゼント自体送った事も殆どなく、
プレゼントに隠された意味というのを全然理解していないのです。
なので私はネットで意味を検索し始めました。
ですが、ネットに書いてある事はあくまで主観的な意見が多く、
納得いかず、同僚や知り合いに聞いてついに納得がいきました。
そこで!今日はプレゼントに隠された意味を中国と日本の比較を通して
紹介していきたいと思います。
まず、私が頂いたコップ:
中国:中国では1つのコップを一个杯子と言います。
これは中国で一生を表す一辈子と発音も字も酷似しています。
即ち、中国でコップをあげるというのは、
私の一生をあなたに託すという事なのです。
少し重いかもしれませんが、私は快く受け取りました!
日本:日本では特に意味はないようで、、、
一応見かけたのは、モーニングコーヒーを一緒に飲みましょうって
そんな意味あります?!よく意味が分からなかったですね。
ただ日本でマグカップをプレゼントにするのは無難だそうです笑
一方がもう一方に送るという事は、思い焦がれている事を表します。
他には、白髪になるまで一緒に居ようという白头偕老や、
健康や快楽を表したりする、とても縁起のいいものです。
日本:日本では発音上「苦」と「死」を連想させるようで、
縁起が悪い贈り物とされていますね。
しかも櫛は歯が欠ける事もあるので、あまり贈り物として選ばれないようですね。
後は、中国語での腕時計こと手表=钟(時計)なので、
一见钟情=一目惚れ、あなたに一目惚れしましたという意味もあるそうです。
日本:日本では男性から女性への場合「同じ時を歩んでいこう」、
女性から男性への場合「あなたの時間を束縛したい」、
親から子への場合「勤勉に」、
目下の人から目上の人への場合「より勤勉に」→失礼
と、シチュエーションごとに意味がバラバラだそうです。
鏡:
中国:中国で鏡は何故か貴方の心を掴みたいという暗示の意味があります。
なので縁起の悪いものではないです。
日本:日本で鏡等の金属、陶器、ガラス製品は割れ物なので
「仲が割れる」という事を連想してしまい、
縁起が悪く、贈り物には選ばれないそうですね。
ネクタイ:
中国:中国でネクタイは大変縁起の悪いものとされています。
「首を絞め殺したい」的な悪いニュアンスが込まれているそうで、
基本贈り物として選ばれませんし、
そもそも中国でネクタイを締める文化さえあまりないですよね。
日本:日本でネクタイは「尊敬と貴方に首ったけ」という意味があり、
良い意味が込められています。
日本はネクタイを締める文化がありますし、
やはり言語に問わず文化とプレゼントにも大きな関係があるみたいですね。
P.S. 中国で「貴方に首ったけ」という意味が込もるプレゼントは
マフラーです。
キスする箇所によっての意味は中国ではあまり深く言及されていません。
日本:日本もキスは貴方を愛してるという意味です。
ですが、日本ではキスする箇所によって意味が大きく分けられています。
髪の毛→思慕、額→祝福&友情、瞼→憧憬、
耳→誘惑、頬→親愛&満足感、喉→欲求、
腕→恋慕、唇→愛情、首筋→執着、背中→確認、
胸→所有、手首→欲望、手の甲→敬愛&尊敬、
腰→束縛、脚→支配、脛→服従、、、
他にまだまだありますが、きりがないのでここらへんで笑
日本は細かすぎですね…
とまぁ私的にメジャーなのは以上ですね。
中国と日本、贈り物の意味が基本違いますし、
なんせ我々は中国在住の日本人、
相手が中国在住の中国人か中国在住の日本人か中国在住の異国人かで
プレゼントってすっごく悩むんですよね。
一体どこの意味を適用すればいいのかって…
そりゃあ相手が欲しいものをあげれるのが一番なのですが、
プレゼントはやはりサプライズにしたいので、
事前に聞いておくのは私的にはナンセンスなんですよね。
難しい。
プレゼント選びは難しい。
私の今年最大の難関になりうるでしょう...
文章:D
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