こんにちは、東京支部Whoです。
ゲームマスター(GM)のためのシナリオのネタ、サプリメントを補給する記事第8弾。
前々回下記のようにこんなざっくりした設定を作成しました。
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悪役A
シナリオ初期からのプレイヤーとのかかわり(同僚、友人、恋人)
シナリオ途中で魔剣など精神を操られたことで敵となる。
原因はPCを助けるために罠にかかり操られることとなったためであり、同情の余地があるが助ける方法はなく倒すしかない。
逆にすがすがしいほどの悪役っぷりにして、倒さないと被害が増す状況や別の守るべき対象の被害が及ぶなどの状況を設定する。
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今回はデータ作成前にこいつの設定を少し見直してみます。
比較的汎用的な設定をし色々なシステムでも使えるようにします。
まず初めに決めるのは敵のコンセプト。
今回は所謂分不相応な力”大自然の驚異”に憑依された人の好い一般人が力におぼれ、道を踏み外していくという流れにします。
成長したい気持ちをもつ少年が封じられた社で封印を解き、嵐を自由に操れる力を手に入れる。
その力で困難を退けるも、その力の大きさから人々は少年を恐れ崇め、少年は力におぼれていく。
自らを崇める人間がきれいな心を持った人間ばかりではなく、力を持った自分を利用しようとする人間が如何に多いかを知り、
絶望し、最後に少年は力に支配され、自らを恐れ崇める人を積極的に裁きを与えようとする荒神となる。
PCは初期から少年とともに行動し、少年が力を得た事での恩恵も得て、そして自らを崇めた人間の醜さもわかった上で
最後には、その人間の醜さの中にPC自身も含まれることを自覚したうえで、少年を討ちます。
あっさりとしてますがこれぐらいの設定があれば、実際のシナリオはほぼできたも同然でしょう。
つぎはこの設定をもとに実際のシナリオを作っていきます。
(しかし、データ化すると言っておきながらなかなか進まずすみません(;´・ω・))
文:who
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