こんにちは、東京支部Whoです。
ゲームマスター(GM)のためのシナリオのネタ、サプリメントを補給する記事第10弾。
東京支部で遊んでいるダブルクロスThe 3rd Edition ルールブック2のシナリオ作成法をもとに考えていきたいと思います。
作成法の順序が書かれており今回は
①ボスキャラクターの作成
は前回の記事にて作成しました。
↓
②護るべき者の作成
↓
③オープニングの作成
↓
④中盤
↓
⑤クライマックス
↓
⑥エンディング
①ボスキャラクターの作成は前回の記事にて作成しました。
次は②護るべき者の作成ですがまず今回のシナリオとして考えたアウトライン。
危機に対して、大切な人を守るため対抗できる力を手に入れた少年が道を踏み外していく。
そして、その危機に対処する過程でPCも関わり、少年に負担がかかっていることをわかりつつも、頼ってしまう。
その結果として最後に力におぼれ、人間として転落していくという一連の流れに、PCも積極的にか間接的にか
かかわっていくというのが片棒をPCも担いでいるというのがアウトラインです。
護るべき者=少年とPCにとって大切な人⇒どこかの村の住人、善人でPCたちを愛してくれる人たち。家族、恋人。
危機⇒ゾンビ系の雑魚敵(意思疎通が不可能。)
力⇒村に伝わる伝承。山の神が授けるとされ、力を得たものが英雄として、妖怪を葬ったという内容。
UGN(PCたちオーバード超能力者たちを取りまとめる組織)が再検証し、レネゲイドウィルスの影響の可能性もあると判断した。
「この力があれば・・・」
対処⇒戦闘。複数個所からの侵入、一般人を守りながら。ばんばんエフェクトを使わせて浸食率を高めさせる。
「ここは僕が一人でも大丈夫だから、みんなはあっちへ!」
負担⇒複数個所の侵入を一人で守らせるなどの演出を入れる。
終わった後くらっと立ちくらみさせ、笑顔で「俺は大丈夫」とかいわせるとか、そういう演出もよい
力におぼれ⇒次第に周りの一般人が積極的にみんなを頼る、守ってくれるのが当たり前という態度に変える、
しかも、対処できる人間が、PCや少年しかいないということは明かにする。
「僕がやらなきゃ・・・だってそうだろ・・・。みんなが待ってるんだ」
「俺がやればいいんだろ・・・そうしなきゃみんな死ぬんだ」
転落⇒明かに変わってきた態度とやまない敵。この状況を打破するために脱出か敵を倒すなど決定打を討とうとする
その過程で超えてはいけない一線を超える。
「俺を頼れない?そんな奴らこれ以上まもれるか・・・」「だったら死ねよ」
これで大体のアウトラインが決まりです。
次回からは具体的な名前とか場所の設定とか伝承の細かい設定なんかを考えていきます。
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