TRPG「ダブルクロス」のリプレイ記事です。
GMは私ことoruma、PLは4人。
登場人物(PC)、世界観や用語解説は→こちら
物語のモノローグは→こちら
なお、プレイヤーの発言はキャラ名で、
GM発言はKP(キーパー)と表記します。
それでは、はじまりはじまり~
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本編『顔合わせ』
ここは喫茶店「べるりん」。
老若男女問わずに気軽に立ち寄れる場所として親しまれている。
マスターは鈴林信造(すずばやしのぶぞう)、
白髪まじりで浮き出たシワ、そこから覗く鋭い眼光は
これまでくぐり抜けてきた人生が
決して緩やかなものでは無かったことを物語っている。
故に一見強面だが、彼を頼ったり悩みを打ち明ける者も少なくない。
鈴林は邪険にすることなく、一人ひとり誠実に対応した。
「街の噂」を発端とする今回の事件も、
彼へのそんな相談事の一つだった。
何やらきな臭さを感じた鈴林は、
事の真相を探るため、独自に調査を始める事にした。
KP:それでは、薫さんからどう言った状況で来店したかプレイングお願いします。
(PLさんには予めマスターに招集されたか、
偶然その場に居合わせたかを選択してもらってます)
薫:「普通にコーヒーを飲みに。
セバスチャンが淹れる紅茶もいいけど、たまにはね」
なお、マスターの鈴林信造さんには、
信頼してるけどこのまま付いて行っていいのか不安を抱いています。
緒方真央ちゃんには護ってあげたいけど、
小さいのに大変だなという憐憫の意識を持っています。
真央:カフェに行ったのは習い事の帰り道で、
マスターから知り合いの父親に連絡が入り、
仕方ないから一緒に連れて行くかという流れです。
別にお父さんは真央をこの事件に行かせるつもりは無く、
真央が自発的に関わっていきます。
フランク:喫茶店の常連で、
おしゃれにマックブックでカタカタやってるけど、
実際は艦これやってる。
KP:提督やんw
真壁:壁紙を二度見されるやつだw
フランク:それでたまたま話が聞こえてきたので、
実はオーヴァードの俺が「話は聞かせてもらった」ガラガラガラ!
と、参加しますw
マスターとは顔見知り。
真壁:私は喫茶店の常連で、マスターをノブちゃんと呼ぶ仲。
マスターに呼び出されて店に来てます。
KP:さて、ではスタイリッシュな音楽に包まれながら・・・
(気分を盛り上げるためにシチュエーションに合ったBGMを流しています)
ここは喫茶店「べるりん」。
皆さんは今説明してくれたような状況で各々来店しています。
真壁:私は話を聞くためカウンター席に座ってます。
KP:では真央ちゃんは父親の緒方医師と一緒にその近くに座ってるという事で。
フランク:俺は艦これやってるんで端っこの方に座ってます。
「また中破しやがった・・・ボソボソ」
KP:薫さんは取り敢えずコーヒーを飲んでると。
執事のセバスチャンは別にコーヒーを淹れるわけでもなく、隣に立っているとw
薫:「セバスチャン、あなたも座ったら?」
セバスチャン:「・・・いえ、私は使用人なので」
フランク:『あくまで執事ですから』とw
KP鈴林:「ここに集まってもらったのは他でもない」
「噂は聞いたことがあるかと思うけど、おかしな事件が起きている」
「調査の依頼を依頼したい」
内容としては地上げ屋が被害にあっている。
ただ、形跡とか無くて警察ではお手上げ。
マスターはUGN東京支部の支部員です。
マスターも依頼を知り合いから受けてます。
あと、店に立ち寄った組の他のPLさんも状況を見て話に割り込んできてくれないと
そのまま置いて行っちゃうかもしれないから気をつけてねwそれだけ言っておくw
真壁:どういう被害なの?
KP:そうですね。
事故にあったり、車に轢かれたり、物が落ちてきたり、
暴漢に襲われたり。
真壁:暴漢・・・、今時w
真央:「あー、私知ってる!なんか目撃者が居ないんだって」
KP:そうです。
真央:「お父さん、どう考えても仲間(オーヴァード)だと思うな!」
真壁:それを(賢いなぁ・・・)と思いながら見ています。
KP鈴林:ただ、目撃者は居ないものの、その近くを通りがかってた人が
気分が悪くなったりとかという情報があり、
恐らくオーヴァードじゃないかと思っているが、決定的ではない。
「確証は得られていないので、東京支部にも報告を上げていない。
なので公式な依頼ではなく、私個人の頼みだ。
知り合いから相談を受けてな」
真壁:背景の確認だけど、その地域ってのは地上げにあっていると。
KP:はい、その知り合いは自治会友達です。
真壁:この喫茶店は地上げの対象にはなっているの?
KP:同じ自治会ですが、その(開発)区域からは外れています。
フランク:じゃあその話を聞いたグレイフォックス(PCのコードネーム)が
地上げ対象になっているか知らないので、ここが潰れるのは困ると
(俺が艦これを出来る場所はここだけだ・・・(以降cvイメージ:塩沢兼人))と思いつつ、
「どういう事だ・・・?」
と話に混じりますw
KP鈴林:「・・・お前は何者だ」
フランク:「敵でも、味方でもない・・・」
KP:UGNとしてはオーヴァードの存在は隠したいという意図があります。
真壁:「真央ちゃん、あれやっちゃおっか?」
真央:「あれ?」
真壁:ワーディングをやろうとしてます。
KP:戦うの!?w
真壁:いえいえ、いきなりフランクが話に入って来たのでイラッとしてますw
一般人ならそれで寝ると思うので、確認の意味もあります。
フランク:面倒くさいやつだな俺w
KP:薫さんは何かしますか?
薫:んー、じゃあ。
「あ、真央ちゃん。どうしてこんな所に?」
二人はエスカレーター式学校の初等科と高等科の先輩後輩にあたる設定にします。
真央:「あ、お姉ちゃん、どうしてここにいるの?」
薫:「ここはおいしいコーヒーを淹れてくれるので、たまに来るのよ」
真央:「真央、全然コーヒー飲めないからいいなぁ」
薫:「ちょっと飲んで見る?」
真央:「んー、要らない!」
(演じてて)恥ずかしいw
KP鈴林:「ミルクと砂糖を入れればお嬢ちゃんでも飲めるんだよ」
真央:「ホント!?」
真壁:そこで緒方医師が
眠くなっちゃうからお止めなさいと過保護っぷりを発揮するとw
薫:「それより何か変な事件が起きていると聞こえてきたのだけど」
KP:んー、薫さんは常連であるけど、オーヴァードだという事を隠している?
薫:いや、隠してはいない。マスターの鈴林さんは知っている。
「私にできることがあれば」
真壁:「いやあ、お嬢ちゃんみたいな可愛い子が来てくれるなら無敵だね!
真央ちゃん、この事件貰ったよw」
KP:それは狐の本性ですか?
真壁:いえ、ジジイですw
真央:じゃあ父の緒方医師が「いやー、最近手術が立て続けに入っているから、
私は出られないから、他のオーヴァードに頼まないと・・・」
と言いかけたところを
「じゃあ真央が行く!」
と言い出します。当然止められるんだけど、
「お願い!これを達成したら真央の欲しいものを一つ頂戴!」
とおねだりし倒して参加します。
KP:ではそれに対しマスターは緒方医師に対してちらっとアイコンタクトして、
マジ大丈夫なの・・・?と窺います。
フランク:なんでちょっと嫌な感じなのw
真央:真央はすごいムッとした顔をするんだけどw
薫:「真央ちゃんは私が護るから大丈夫よ」
と、助け舟を出します。
「こっちの世界は危ないよ」
真央:有難うございます・・・
「真央、戦えるもん!強いもん!」
フランク:あぁ・・・!(何か興奮する声)
KP:マスターはじっと真央ちゃんの顔を覗き込みます。
真央:見つめ返します。
KP鈴林:「・・・いい眼をしている」
フランク:それ(ランバ・)ラルさんじゃないのw
真央:(怖いな・・・)と、不信感を抱きます。
KP:「・・・自分の身は自分で護るんだぞ」
真央:「・・・うんっ」
真壁:可愛いw
薫:ではそっちの・・・(フランクを見ながら)えーと。
真央:提督はどうするんだろう?w
KP鈴林「名を訊いておこう」
フランク「そうだな・・・名前など無いが」
真央:じゃあ提督でw
フランク「グレイフォックスとでも名乗っておこうか」
KP鈴林「ところでお前いつも艦これをやっているよな?」
フランク「ッ何でそれを知っているんだ!?」
「完璧に隠していたはずなのに!?」
真壁:マックにあれでしょ、ステッカー的なものとか貼ってあったんでしょw
フランク「ハッ!・・・マスター、なかなかやるな」
「ただ暇つぶしでやっているだけだ・・・力を貸すだけだ」
「とにかくこの店が無くなっては困る」
KP:コードネームは提督で?
フランク:「・・・今はそれでいいッ」
KP:で、今後ヅラではない、桂だ!のノリで
提督ではない、グレイフォックスだ!
と、テンプレ的なやり取りが発生するとw
フランク:もうグレイフォックスになりたいだけの
一般人という設定にしようかなぁ・・・
名前を呼ばれる度に「だからグレイフォックスと!」と訂正するw
一同:イタい!w
KP:それではこの4人という事で話を進めます。
フランク:ではKPが状況の話をしている間ずっとヤジを飛ばしているという事でw
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そんなこんなで、いきなり収拾つかない感じで始まったリプレイ本編(汗)。
次回から『探索編』に入っていきます。
イラスト提供:やえすさん
文章:oruma
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