０６月０４日活動記録！＋α（上海大捜査線＆カルカソンヌ日本選手権2016）

早朝、上海ゲーム部の初めての企画である【上海大捜査線】の前、刑事役の１人であるK、潜入捜査官役であるチロ（向かって右）、そして犯人役であるRED（向かって左）が必要な物資の受け渡しのついでに一緒に朝食をとります。このゲームは昼食が取れない可能性が高いので、事前にたっぷりと栄養補給をしておかないといけませんからね。

お腹もいっぱいになったので、早速犯人は逃走を開始します。このゲームでは潜入捜査官が犯人に付き従い、逐一犯人の所持金30及び使用可能チケット数を管理します。また、位置情報をメインチャットで警察にリークしていきます。

各自配置についたら上海（４号線環内）を使ったリアルスコットランドヤードが始まります。警察は各自の位置情報を携帯のGPS機能を使用し定期的に送信します。犯人の位置情報は同行している潜入捜査官が逐一報告します。それらの総合情報をクマ情報処理官がMAPに反映し、警察で作戦を建てるのです。それではゲームスタートです。

今回のゲームでは、１０時~１６時迄が各１時間毎に区切られており、毎時間毎にイベントカードが引かれます。イベントカードは３つのフェイズに分かれており、最初は犯人に有利に、後半に行くと犯人が追い込まれていく展開に成る様に設計されています。最初に引かれたカードは『堕ちたバンク』でした。

10人程の刑事役が協力してドンドンと自分の付近の銀行の写真を撮影してゆき、包囲網を作っていきます。撮影した写真はSGCのメインチャットに上がることで有効となります。ちょっとしたリアルアクションゲーム気分で撮影してアップするのは楽しいですね。

しかし残念なことにマニアックな地銀を撮られ、警察側のヴァーチャルジェイルはいとも容易く突破されていしまい、20元の逃走資金は犯人REDに渡りチロ潜入捜査官も20分間情報のリークが出来なくなってしまいました。大きな街で座標がわからないまま犯人を探す事は不可能に近いので、これは痛かったですね。

20分間犯人はかなりお楽しみのご様子。ゲットした20元でアイスまで食べています。その後も潜入捜査官からの情報を元に刑事たちは必至で犯人を追うも、今一歩のところで逃げられてしまいます。そうまるで警察の情報が犯人には分かっているのではないかと疑ってしまうほどに・・・。

お昼になって急に警察の信頼を揺るがしかねないイベントが発生！普通こういう場合皆誰が犯人かを皆悩むのです。しかしSGCではこういう時誰も迷いません。そう・・・当ブログをよく見て下さっている方はもうお分かりでしょうが・・・

満場一致でK（私）が疑われました。でも個人的に非常に不本意ですが残念ながら正解っ！ｗ

時を遡ること３時間前・・・潜入捜査官であるチロ君が目を離した隙に私にとあるイベントカードが渡され、私の勝利条件は１２時まで犯人が捕まらない事となっていたのでした・・・。皆ごめんね！裏切ったのは兄だよっ！（という設定で現場復帰）

汚職刑事役だったので、情報を全て犯人に売り渡していたのでした。そう言うイベントなんだから仕方ないっ！本当に・・・すまないっと思っているっ・・・。この後、リーク情報の無くなった犯人は不利なイベントの発生等でジリジリとチケットと所持金額を減らし始めます。

そして！遂に後半戦、PHASEⅢに突入し犯人にとって最も危険なイベントカードが引かれることになりました。そしてここで犯人はなんと大勝負をまさかのパス、あと1時間程にげきれば勝ちだからでしょうか。しかし結果的に全ての交通カードを失ってしまいます。

移動費用に困った犯人はなりふり構っていられません。自動販売機を漁り始めます。ゲームはエキサイトし、ドンドンと手段を選ばない方向に進みます。

警察だって手段を選びません。攻勢をかけるべく、参加できなかったSGCメンバーへのサービスと称してメインでも警察の動向情報を流し始めます。しかし、これは犯人を油断させるための罠で、右が嘘情報、左が警察チャットのみで流される本当の情報となっていました。もうほぼ全員集合し、犯人を捕まえられるところまで迫っていました。

そして激闘の末遂に犯人確保～～～～っ！フィニッシャーはやっぱり上海ゲーム部最強のゲーマー、受精時神様にステータスを全てゲーム力に振られたでお馴染みのマッスー刑事です。

いやー5時間に渡る長い戦いお疲れ様です。主催及びゲームデザイナーのトッキー、そして犯人REDさんと潜入捜査官のチロ君、情報処理官のクマさん、本当に有難うございました。楽しかったです。

運動の後は夜までの腹ごしらえとしてK11の立ち食いステーキ屋でご飯を食べました。安くて旨いステーキに炭水化物がついてこないのがここは素敵ですね。（いや、ステーキだけにとかではなくね。）

カルカソンヌ日本選手権予選：夜は第二回となるカルカソンヌ日本選手権予選 in 上海が開催されました。今回の参加者は24名定員いっぱいです。簡単な中にも深い戦略性があり、SGCでも大人気のゲームの1つです。

参加者には漏れ無く上海ゲーム部ストラップ（今年は黒）が配布されました。毎年同じ色のストラップの再生産は行わないので、部員の方は是非イベントに参加してゲットとしてくださいね。

そしてっ！驚いたことにカルカソンヌGPの優勝者は小学3年生のOくんです。お父さんお母さんにSGCに連れて来てもらった上海KIDSのメンバーです。途中我等が部長やマッスー、ラシさんを下しての優勝なので、本当に価値がありますよ。

ゲームスタンプラリー：今回からドイツ年間ゲーム大賞受賞作を使った長いイベントが始まりました。1年間以内に全ての作品を経験することが出来たら、素敵なプレゼントがありますので、是非ご参加くださいね。