毎度、ひろきです!
アニソンカラオケ部屋に籠ってましたが、中国の方上手いですねっ!でもこの歌は誰も歌えないよね…
本日は恐らく初めてTVでずっと見たアニメ、かつ英語のオープニング分かんねえ!のバイファムです。1983年放映。
あらすじを超短縮しますと、異星人が攻めてきて星が壊滅状態に。宇宙艦で逃げ出し、敵に捕まった家族を救う旅に出る子供達…主としてヒューマンドラマです。
敵さん
そう、金曜のゴールデンタイムでドラえもんの裏番組に、まさかのヒューマンドラマアニメw
14歳の主人公(ロディ)と最後に残った大人である26歳の女性(ケイト)とのキスシーンは衝撃的でした。大人の女性に憧れる時期ありますよねっ。ミサトさんみたく大人のキスだった⁉︎
ケイトが抱え込んだ大人としての重責が描かれたシーンもありますが、このケイトも戦死します。子供達の中に異星人系の子(カチュア)がいることが発覚し、非難する小さい子供。耐えきれず出て行ってしまったカチュアを取り戻すため出撃したケイトは、被弾し暗闇の宇宙に放り出されます。通信が生きている限り子供達に遺言を残すケイト。子供達に負けられないと頑張った彼女は、あまりにあっさりと命を落とし、皆んなで頑張ろうって機運の高まりを一気に霧散させます。これが戦争なのだと気付かされる子供達。
最後の台詞は「寒い…寒い…」と死を連想させるものですが、マチルダさんどころじゃないリアルな死を子供達に見せ付ける描写に加え、カチュアにキレるロディなど重過ぎてゴールデンタイム向きじゃないw
ただ序盤に大人は死んでいきますが、最後まで子供達は誰も死にません。ガンダムと違い軍隊は絡んできません。まさに15少年漂流記、単なる民間人が紡ぎ出す物語。子供ながらの明るさ、残酷さもあれば男同士息子の大きさ比べをしたり、エロ本見つけてドキドキしたりというところなど子供あるあるで、当時の私が共感するところが多かったのでしょう。
メカもカッコイイと思うんですよ!
プリッツ食べたら点数カード入ってて、それを集めるとプラモデル貰えたんですが、同じの何個もいくつ作ったかな…。脚から飛び出てるバーニアや羽根つきランドセル、廃材?利用の盾という特徴あるデザインに魅せられてましたね。
ただ序盤はメカ出てこないので、子供は飽きるわなー。ドラえもんの方見ちゃうよね。
結局最後親に会えることが確定的になった時、カチュアは自分の親に会うため異星人の故郷に向かう決意をします。仲良くなった仲間との別れ。その船に向かって主砲が狙いを定めます……って、えええええっ⁉︎
最後の最後で撃っちゃうの⁉︎とハラハラしてたら…
発射されたのは無数の紙飛行機。子供達13人、誰一人欠けることなく1つの物語を終えた、平和の象徴としての紙飛行機。昔のアニメでも屈指の感動シーンです。
大人になってから知ったんですがこのアニメ、裏では打ち切りするか否かの議論が長らく続いていたそうです。継続の嘆願書が受理され新聞沙汰にもなるぐらい大騒ぎし、時間変更で逃げ切り(一部地域は打ち切り)全46話。今時のアニメだったら確実に前期打ち切りだったでしょう。
製作側の意図やメッセージなんて子供に分かるはずもありませんでしたが、「いつまでも13人」なのだと安心した最終回は涙腺ゆるゆるでした。
むしろ放映終了後に人気が出て来たような作品、OVAやらにもなってますが私はTV(初代)のままの思い出としたく見てません。今見たら大人の目線になってしまうんでしょうか?
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