こんにちは、ふぁみです。
7月に吹き荒れたイベントの嵐も収まり、8月はたぁ~ぷりとボトゲーに
浸かっていますので、久しぶりに本編・ゲームの体験記をお届けします。
今回お届けするのは最近、ゲーム部・部員の中で人気のゲーム
【ラブクラフトレター】の体験記です!
部室に到着して雑談していると、『新人さんと一緒にゲームしませんか?』と
Kさんの声が。
『ラブクラフトレターをやりましょう!』
そして、その時、Kさんが手にしていたのが……こちら。
あれっ? <ラブ>って言いませんでした?パッケージを見ると、なんか…
<暗い>んですけど……。
『お~、クトゥルフものですね?』
※なるほど、これ【クトゥルフ神話系 カードゲーム】だったのか。
ラブなんて付いてるから、もっと可愛いゲームを想像しちゃってました。
しかし、ラブクラフトって聞いただけで、【クトゥルフ神話】ってわかるなんて
さすがですね、ゲーム部の皆さん。私の友人&知人ででクトゥルフ神話を
知ってる人なんてまずいませんからね。『クトゥルフ? キノコ?』とか
言いそうな人ばっかり。
(私もゲーム部に入るまでクトゥルフは知っていましたが、ラブクラフトは
知らなかったんですよね)
『ラブレターの系列ゲームででクトゥルフ神話がベースになってます。簡単だし、
1回の所要時間が短いから、新人さんとやるにはちょうどいいですね』
※ラブレター……やったことないんだけど。それでも簡単なのかな?
これまでの経験上、短いって言ってもそれなりに時間が掛かっていたような……
(メンバーの皆さんは、結構長時間のゲームをやってますからね)
『じゃあ、ルール説明しますよ!』 と、言われてゲーム開始となりました。
では、いつもの様に以下にてルールの詳細を。
—–<ルールとゲームの進め方>————————-
(プレイ人数は、2人~6人) ※覚えているかぎりで書きますね。
このゲームはずばり勝ち残りです。生き残った人が勝者です。(1ターン終了)
勝者にはポイントがつくので、何回かターンを繰り返して得点の1番多い人が
最終的な勝者となります。
パッケージの中身は2種類のカードだけ。(実にシンプルでいいですね~)
こちらが各カードの能力&使い方が説明されているカード。全部で6枚。
各カードの能力の説明が表と裏の両面に書かれています。
表……通常状態の時に発動する能力
裏……狂気状態の時に発動する能力 (←これがクトゥルフっぽい!)
もう1種類がこちら。 手札に使用するカードで全部で25枚あります。
左上の角に書かれている数字が能力(カード)の強さで、大きい方が強いです。
実はこのカードは更に2種類に分かれていて、【通常状態】と【狂気状態】があります。
赤い枠の中に文字がある方が【狂気状態】のカード。
(写真だと中央のカードじが通常状態、両脇のカードが狂気状態ですね)
その他、トークンが18個 (私達はあんまり使わなかったですね)
点数を計算する為に使用します。
●準備
まずは能力説明カードを全員に配ります。 次にプレイ用のカードをシャッフルして
全員に1枚ずつ配り、残ったカードは山札として中央に置きます。
これで、準備完了! (超簡単!!)
●遊び方
まず順番を決めます。1番の人は山札から1枚カードを取って手札に加えます。
2枚になった手札の内、どちらか1枚を選択して場に提示します。
場に出す=能力発動です。
場に出たカードに書かれた能力にしたがって、自分または他のプレーヤーが行動。
これで自分の手番は終了。次の人の手番になります。これを順番に繰り返して
山札が無くなる、プレーヤーが1名になった時点でゲーム終了。
●脱落(死亡)
1、自分の力の大きさを言い当てられた時
2、脱落の宣告をされた時
3、力の大きさによるバトルで負けた時
4、自分で脱落の能力を発動させた時(手札が脱落能力のカードしかなかった時)
●注意!
場にカードを出す時に、もし赤い【狂気状態カード】を選んだ場合、プレーヤーは
通常状態か狂気状態かを選択しないといけません。
(1度、狂気状態を選択した後、通常状態に戻すことはできませんので、注意。)
赤いカードでも『狂気状態!』って、宣言しないと狂気状態には変わりません。
あと、狂気状態と宣言した手番では、通常能力(赤枠の上に書いてある能力)しか
使えません。
次の手番でカードを出す時から、赤枠内の狂気状態能力が発動になります。
狂気状態の方が強いのですが、その分リスクが大きいです。狂気状態になった後、
自分の手番が来る度に【狂気判定】と言うのが必要になります。
自分の手番が来たら、手札とは別に山札からカードを取って場に出します。
そのカードが【狂気状態カード】だったら、【判定OK】でゲーム続行が可能ですが
【通常状態カード】だった場合、即【脱落】でゲームオーバーです。
しかも、自分の場に出してある【狂気状態カード】の枚数分、判定が必要なんです。
—————————————————————-
実際にゲームを開始!
『なに、これ~!』
1枚目に配られたカードを見た瞬間、叫びたくなりましたよ。
【能力が発動と同時に脱落(死亡)する】 (だいたい、こんな内容だったはず)
いきなり【死の宣告】ですと~!
これ、絶対に勝てない……と言うか、この時点で終わり? 1回もせずに脱落?
う~ん?待てよ……よく考えれば能力が発動しなければ死なないってことだよね?
能力が発動するのは【場】に出してからだから、持っているだけなら『セーフ!!』か。
このカードを出す前に山札から1枚取れるから、そのカード次第で生き残れる!
カードを持つ手にも力はいらないよ、これじゃあ……なんて思う内に自分の番が
『えいっ!』
取ったカードには【ニャルラトテップ】の名が……。
(すいぶん、可愛くないニャルラトテップだな……)
※↑ この時点でおかしい、可愛くなくて当たり前。クトゥルフなんだから。
(さて、どんな能力かな~)
【他のプレヤーを1名選び手札を互いに交換する】
『キタ~、超ラッキーカードじゃん、さすがニャル子さん!』
カードで能力を確認してからはニヤニヤが止まらなかったです。
誰にしようかな~……と吟味に吟味を重ねた上で、ニャルラトテップのカードを
自分の場に出し、犠牲者となる1名の名を宣告!
無事、死のカードを安全パイに交換させてもらいました。
やった~!これで開始早々脱落から逃げられた~。(ニャル子さん、ありがとう!)
※これ、あとで気づいたんですが、もし選んだ相手のカードが私のと同様に
<一発必殺脱落カード>だったら、その場で終了だったんですよね。
完全に浮かれきってて、そんな危険性にまったく気づいてなかった自分が怖いです。
結局このターンは、たった2周で終了。(ものの10分ほどで終わっちゃいました)
なんと、私が最後まで生き残り、みごと勝者となれました!
それにしても、このラブクラフトレター……けっこう<えぐい>能力が多い……と言うか、
えぐいのばっかり!さすがクトゥルフ!!としか言えないぐらい、ひどいです。
例)
1、誰かを指名してそのプレイヤーの強さが「1」だったら脱落。
2、誰かを指名する。そのプレイヤーが狂気状態では無い場合脱落。
(こんなの1発指名で脱落です)
3、能力が発動した時点で脱落
などなど・・・。
何ターンかプレイしましたが、毎回、山札がなくなる前に脱落者が続出して、
ターン終了となってしまいました。
ひどい時なんて、自分の手番が来る前にカードの強さを言い当てられて脱落!
なんて人も…… (これ、1番哀れです。なにもしてないのに~脱落です)
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今回は最初に【ニャルラトテップ】のカードなんて引いちゃったので、ゲーム中、
頭の中は、ず~っと 『う・にゃっ!』 『う・にゃっ!』 『ケイオス!』 『ケイオス!』
『闇の方が、ス・テ・キ!』 が、響きっぱなし。
言うまでもなく、ゲーム中、ずっと【ニャル子さん】が守護霊の如く憑いていてくれました。
おかげで負けが少なかったですかね~(笑)
※ラブクラフトですが、<青空文庫>で、読めるみたいです。興味のある方はどうぞ!
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1699.html (ラブクラフト 青空文庫)
筆:ふぁみ
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