TRPG「ダブルクロス」のリプレイ記事です。
GMは私ことoruma、PLは4人。
第一話は→こちら (ダブルクロスの世界観と登場人物の紹介)
第二話は→こちら (モノローグ)
第三話は→こちら
第四話は→こちら
第五話は→こちら
第六話は→こちら
第七話は→こちら
前回までのあらすじ。
街では都市開発に関わる地上げ屋が襲撃される事件が発生していた。
事件について調査を依頼された一行は遂に犯人に辿り着く。
粘り強く説得を試みるも、既に引き返せないと主張を覆すことが出来ない。
そして、望まない戦いが始まってしまう。
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本編『決戦』
—路上(食堂「やわらみ」前)—
■エネミー
・やわらみ:レネゲイドビーイング(ジャーム)、店舗の化身。
・おばちゃん:レネゲイドビーイング、人間名「淡路みなみ」。
やわらみで働くおばちゃん。
まず、店を壊したくないエネミー:やわらみが外(表通り)に出て、
それに引き続き一行も出てきます。
ワーディングは既に展開されています。
KP:PC達はエネミー達の前方5mぐらいの至近距離に展開してます。
まずはやわらみの攻撃順番です。
えっと、黒の鉄槌+雷の槍+コンセントレイト+因果歪曲で
全体への射撃判定攻撃を行います。
空間を衝撃波で薙ぎ払いますので、皆さん回避判定お願いします。
自分のダイス運がなさ過ぎて達成値9ですw
真壁:10です。
薫:本体は避けられん・・・、セバスチャンは20だったので避けます。
真央:10。
フランク:19です。
KP:当たるのは薫だけですね。ダメージ値は29です。
薫:HP26なので倒れました。リザレクトでHP8で復活します。
結構侵蝕値が上がったなぁ・・・
真央:あぁ、おねーちゃーん・・・
KP:次はフランクの手番です。
フランク:疾風迅雷で回避できません。
KP:どっちに斬りかかります?
フランク:ジャーム化しているやわらみで。
奇声を発しながら飛び掛かりますw
KP:そんなのでいいのかwww
フランク:だって・・・ねぇw
ダメージ値は18です。
KP:ダメージそのまま食らいます。
KP:次は真央ちゃんです。
真央:はい。ではコンセントレイト+オウガバトル+漆黒の拳を使います。
えっと・・・命中判定が31です。
フランク:幼女強い!
KP:まぁそれでも回避できてしまうのがこのゲームの凄さなんだけどね。
でも今回は・・・9しか出なかったので食らいますw
ダメージは?
真央:えっと・・・41です!
KP:え、幼女パンチそこまで強いの!?
フランク:家が壊れそうw
KP:ダメージ食らいましたが何とか生きてます。
真央:「幼女パーンチ!」って事で。わざとあざとく言ってます。
フランク:この幼女w
真壁:ノイマンだから頭いいんだよね。
真央:「どうお兄ちゃん、私めっちゃ強いでしょ(ドヤァ)?」
フランク:「あぁ・・・まだ、まだ・・・だな:cv堀内賢雄」
と滅茶苦茶動揺した様子で言いますw
KP:次はおばちゃんの手番です。
アームズリンク+獅子奮迅+雷攻撃を行います。
簡単に言うと、全員に対して包丁を振り回して攻撃します!
フランク:「・・・貴様のようなババアがいるからッ!」
KP:達成値12です。
フランク:10
薫:当たってしまうなぁ・・・
真央:10です。
真壁:10です。9個振って8とは・・・
フランク:駄目だ。全員喰らった。
KP:ダメージ値20です。
薫:20かぁ・・・従者が倒されてしまった。
フランク:セバスチャーン!
KP:順番的に次は薫さんですね。
薫:レネゲイドコントロール+導きの華+狂戦士で次の手番の爺を強化します。
振れるダイスが+4、達成値も+4、クリティカル値が-1になります。
真壁:しょうがないなと言いながら、フレイムリング、光の輪を作り出します。
これにコンセントレイトでクリティカル値が合計-3になります。
命中値が21でした。
KP:回避24で避けたよ。で、次はまたやわらみの番が廻ってきます。
フランク:お互い死にそうっていうね。
KP:そうね。死力を尽くして闘ってます。
「何故私の事を分かってくれないの・・・」とか言いながら、
前回と同じ全体攻撃を心を込めて放ちます。
フランク:歌でも歌うのかw
KP:命中値25です。
薫:普通25は食らうぜw
でも大丈夫!信造さんをタイタスに・・・
真壁:27!避けた!
フランク・真央:ジジィwww
KP:よろけたときにたまたま・・・
フランク:ラッキーマンかよw
真壁:違いますー。キツネセンサーが働いたんですw
KP:避けられなかったPCは32ダメージです。
フランク:あー、死んだ死んだw
てか、MAXでも駄目だった!リザレクトします。
真央:あーはいはい・・・
ではロイスをタイタスに・・・
薫:やはり信造さんをタイタスに・・・
「頼まれた仕事をこのまま中途半端にはできないわ」
と、ポジティブな昇華をします。
フランク:やわらみはどんな状態なの?
KP:弱ってるけど生きてます。
真壁:「お嬢ちゃん、このままだとやわらみを倒してしまうけど、
お嬢ちゃんの力でなんとかできないのかな?」
KP:例えやわらみが倒されても戦い続けると言ってます。
お店がなくなる=居場所がなくなる、です。
でもやわらみが倒れた後にもう一度交渉できるかもですよ?
フランク:素殴りでも倒せそうなんだけどね。
真壁:いや、全力で行きましょう。
フランク:そうか、じゃあまた疾風迅雷使います。
で、ダメージ値が23ですね。
KP:え、絶対23ダメージ食らうマン?
フランク:それはそっちの能力に左右されるのでは。
KP:こっち装甲値ないから・・・
こいつ素手だし。えー、21ダメージ食らうって事ですか?
フランク:23・・・だねぇ。
KP:攻撃23ですか、はい。
フランク:「・・・滅せよッ」
・・・(少しの間)
フランク:「カチッ(日本刀を鞘に納める)」
KP:・・・DOOOOOOOOOOON!!(爆発音)
※画像は本編とは関係ありません。
フランク:決まったwww
真壁・真央:カッコいいwww何だ今のwww
KP:きっとフランクの中の人と自分ならではの展開という事でしょうw
もちろん仕込みなしです。
やわらみは戦闘不能になりました。
一方おばちゃんはノーダメージでぴんぴんしている状態ですがどうしますか?
フランク:せ、説得!
真央:一発だけ入れときます?
フランク:幼女怖いwww
KP:このままだと戦闘続行です。
真壁:そりゃぁ、話しかけますよ。
真央:「おばちゃん、まだやる気!?」
真壁:一度おばちゃんにやられているから興奮しちゃってるんだ。
真央:「さっき、めっちゃ殴ったの見たよね!?私たちに勝てる気!?」
はい、興奮してます。
KP:その語り掛け方だとおばちゃんは頑なになっちゃいますw
PL同士の話し合いにより、おばちゃんを再度説得することに。
興奮している真央は冷静な説得が出来ないと判断、ひとまず全力移動で
射程範囲外と思われる場所まで退避しました。
KP:次はおばちゃんのターンだね。
真壁:話し合いの余地はないのかね・・・
KP:単純におばちゃんの番だから、
実質まだ何もされてないおばちゃんが行動するだけだよう。
で、前のターンと同じ射程内への範囲攻撃を行います。
達成値は9です。真央ちゃんには届きません。
フランク:避けた。
真壁:避けられました。
薫:避けました。
KP:全員回避成功、と。
KP:次は薫さんの番です。説得するなら交渉で判定、
おばちゃんに語り掛けてみてください。
薫:えっと11ですね。おばちゃんには、えっと
「淡路さん、
あなたはお客さんに喜んでもらえるのが一番だと言ってたじゃないですか」
KP:お、なんだそれはグサッと来るね!
フランク:そうだねw
薫:「確かに地上げがあって、店が嫌がらせされて、
パートナーが・・・(いい淀む)」
KP:確かにそこでプスプスいってますね。
薫:「・・・こういった事になってしまったのは不幸かもしれないけれど、
あなたがいればいくらでもこの店はやり直せるでしょう?」
真壁:これ、追撃で私が交渉してもいいですか?
KP:順番的に次に真壁なのでどうぞ。
真壁:1だったので、何もできないw
薫:タイタスの昇華をするんだ!
真壁:一人タイタスの昇華をして10になりました。
KP:ほう、どのように交渉しますか?
真壁:「ぼくは・・・あのお揚げさんが食べられなくなっちゃうのは辛いなぁ・・・」
KP:おあげ!そうかそこが刺さるのか・・・
真壁:気持ち的には11よりは弱いですよ。
KP(おばちゃん):「あんた・・・一回しか来てないのに」
フランク:次は自分ね。うーん、達成値9か・・・
KP:今のおばちゃんは前の二人の説得により、話を聞かないことはない状態です。
とりあえず説得してみてください。
フランク:「俺は、あんたを手にかけたくはない。
俺は久しく飯を食っていなかったが、あんたの飯は・・・旨かった」
KP:いいこと言うね!
でも、フランクがやわらみに最後の一撃を叩き込んだからね!
フランク:そうだったねw
KP:おばちゃんは戦いの構えを解きました。しかし、まだ包丁は持ったままです。
真壁:もうひと押しかな。真央ちゃん遠くから叫んで!
真央:えぇ・・・。取りあえず、達成値9です。
KP:フランクと同じですね。それでは何か説得してみてください。
真央:「おばちゃんのその包丁は、人々を笑顔にするものだったでしょ。
それを使って私たちを傷つけるのは・・・きっと違う。
おばちゃん、まだ戻ってこられるよ」と言います。
KP:素晴らしい・・・。おばちゃんは手から包丁を落とします。
フランク:カランカランカラン・・・(効果音)
KP:そしておばちゃんは膝をがっくりつきます。
フランク:その瞬間駆けよって包丁を蹴り飛ばします。
真壁:じゃあおじいちゃんはゆっくり近づいておばちゃんの肩を何も言わずに
ぽんぽんと叩きます。
KP:分かりました。
・・・これで、戦闘フェイズ終了です。
真央:よかったぁ。。
KP:やわらみはその体が塩というか・・・砂のように崩れ落ち始めてます。
「自分はここを護りたかっただけなの・・・
私は間違っていたのだろうか」と呟きます。
真壁:「分かってたよ」
KP(やわらみ):「もう、それを考えてる時間もなさそう・・・
でも、私と一緒に罪を背負おうとしてくれたおばちゃんになら、
その答えが分かるかもしれない」
と、一瞬おばちゃんを支配し、若返りの能力を使用。
その侵蝕値を肩代わりしつつ、消えていきます。
おばちゃんは長年連れ添ったそった消えていくパートナーを
ただじっと見つめているのでした。
という事で物語はいよいよエンディングへと入ります。
次回「エピローグ編」に続きます。
キャラ絵&文章:oruma
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