―――「うそつき」しか居ない街で紡がれる、世界で一番あたたかなうそ。
こんにちは、Dです。
今回から不定期且つ長期に渡りギャルゲーの紹介をしたいと思います。
一つのギャルゲーにつき、紹介は前編後編に分けてお送りします。
前編は紹介、後編は総評価となっております。
そしてその記念すべき第一弾に選ばれた作品は…2011年propeller社が発売した
「すきま桜とうその都会」に決定しました!
私がこの作品と出会ったのは2012年ですね。
当時はニコニコが大好きで、歌ってみたばかり聴いていた時代、
一人の歌い手―――「花たん」の存在をふと某カバー曲で知ったのです。
彼女の歌声はとても強く、逞しく、そして可憐で。
そんな花たんの歌声に魅了された私は、
当時、花たんが歌う「言葉繋ぎ」と「Brand New Voice」
を日々単曲リピートしていました。
後にこの二曲の出処を調べたらなんとギャルゲーのOPとEDだったのです!
そのギャルゲーというのが、今回紹介する「すきま桜とうその都会」!
読み方は:(すきまざくら と うそ の まち)です!
この作品のOPは→http://www.bilibili.com/video/av431776/←から、
観れます♪
以下は注意点です:
※作中に登場する全ての「都会」という字は全て「まち」と読みます。
※分岐ルート後の内容はネタバレと看做しているので喋りません。
※18禁ゲームですが、18禁シーンは一切掲載しません。お子さんも安心して閲覧できます。
※ギャルゲーが苦手な方は回れ右でお願いします。今なら間に合います。
※Dの個人的な意見を多々挟んでいます。文句のある方はコメント欄に記入お願いします。
※物語の簡単な紹介を読むときは↓を聴きながらお楽しみください。
http://music.163.com/#/song/4925690?userid=99241289
物語の簡単な紹介:
「すきまざくらを抜けると、そこはうそつき達の都会でした」
今はもう冬だというのに――無機質な都心の谷間から、それは伸びていて――
オフィスビルの谷間から、桜の枝が伸びていた。
完成したばかりのスカイツリーを見上げられる
オフィスビルの合間の路地。
そんなすきま桜の向こう側に、その都会はあった。
『うそつき』しか入ることが出来ない、『桜乃』と呼ばれる都会。
高いビル群を国境とした幻想的な都会に、主人公である優真と
妹の咲良が迷い込んで来るところから物語は始まる。
それまでの冬の都会は一変して春の街並みに。
桜の花が覆う空と、そこから差し込むピンク色の兆しと。
まるで、うそみたいな光景だった。
その都会にある桜乃学園の寮長を務めている音々の誘いで、
さくら荘に住まうことになる2人。そこで出会う寮に住まう女の子たち。
そして始まる学園生活。そんな桜乃での生活の中、『うそを本当にする』
という不思議な女の子の噂話を聞いた優真は、あるうそを本当にするため、
寮の女の子たちと桜乃を探索することになる。
―――それは、優しいうその、物語。
以上がHPから引っ張ってきた紹介となります。
読んでお分かり頂けたと思いますが、
このゲーム、キーワードは「桜」と「うそ」です!
作中では嫌というほど「桜」と「うそ」が登場します。
下手したら「秒速5センチメートル」より桜の登場シーンが
多いんじゃないかって思わせるくらいです(笑)
私から簡単に言わせて貰うと、
この桜に覆われた都会「桜乃」と言うんですが、
誰でもここに迷い込める訳ではないのです。
必ず「うそ」をついている「うそつき」じゃないのダメなのです。
勿論ただの「うそつき」じゃダメです。
ついている「うそ」が誰にもバレてはいけなくて、
自分以外の全ての人間を騙し、隠し通す、
即ち自分が今を生きる為の支えになるような「うそ」じゃないとダメです。
例えばAさんがいたとして、そのAさんは極度のぺドでした。
でもそんな性癖誰にも言えません。
社会では恰も普通の成人女性が好きだと偽りますが、
本心は幼女にしか発情しないド変態。
そんな感じの自分の生活の支えになるような大きな「うそ」。
かっこよく言えば、「仮面」みたいな物ですね。
そういった「うそ」を隠し持つ者だけがふと迷い込める都会、
そこが「桜乃」です。
「桜乃」の現実との関係は平行世界です。
桜乃には現実同様の時間があり、場所があり、国があります。
そして「桜乃」の人口はそこそこあるのです。
即ち世界の大半は「うそつき」なのです!
お察しの通り、登場人物は全てが「うそつき」です。
でも人狼ゲームをしている感じではありません。
別に疑心暗鬼に「桜乃」で生活している訳ではありません。
誰もが周りに対し「何か事情があるんだろうな」
という感じに気遣い生活しています。
後、「桜乃」には四季がなく、一年中桜が咲いてます。
ただしこの桜は「粉雪桜(こなゆきざくら)」と呼ばれていて、
雪のように時間が経つと溶けます。
バンクーバーのように超住みやすそうです。
正直、私「桜乃」に行きたいです(笑)
まぁ、私も「うそつき」ですから。
「桜乃」に迷い込みたいです。一人で。
簡単にと言ったのに気づいたら私の悪い癖でまた長文に
なっちゃいましたね^^;
以下はまた「簡単」な登場人物紹介!
主人公:春日井優真(かすがい ゆま)
重度のシスコン。
名前が女っぽいが、作中で名前で弄られることはない。
主人公の妹:春日井咲良(かすがい さくら)
重度のブラコンかと。
幼少期に母親によるDVで声が失われている(自閉症の一種)。
作中では普通に声もあり、会話ログに字もあり、
恰も喋っているように見られるが、それは全て優真の脳内補正。
咲良は言いたい事を携帯に字を打って
それを周りに見せる事で意思疎通をしている。
なので、常に携帯を手放せない。
超曰くつき系女子。
同じさくら荘に住むルームメイト:橘花珠(たちばな かじゅ)
さくら荘にて料理担当をしている。
一見普通の女の子に見えるが、
この桜乃に迷い込むまでの記憶が全て失われている。
要するに記憶喪失。でも花珠自体はその記憶を何故か思い出そうとしない。
優真曰く、花珠とは幼馴染。
だが花珠本人が記憶喪失の為、新手のナンパにしか聞こえない。
やたらとお姉ちゃんぶろうとする、ぶりっこ系女子。
全ての擬音を口に出す癖が唯一の瑕。
同じさくら荘に住むルームメイト:天羽ちよこ(あまはね ちよこ)
さくら荘のムードメーカー。通称:ちょこ。
自称「不思議系美少女、ちょこちゃんなのだ!」。
うざい程のハイテンションガール。
作中ほとんどハイテンション。この私でも少し疲れるほどテンション高い。
なのに超めんどくさがり。俳句を読むのがハマっている。
ちょいウザ系女子。
桜乃の創造神(?):鈴(りん)
多分創造神。
作中では創造神に似た服装と容姿の女の子と紹介されている。
実際彼女が誰で、一体何者なのかは、
鈴の分岐ルートを遊ばないと分かりませんね。
同じさくら荘に住むルームメイト:早乙女 霞(さおとめ かすみ)
本名は多分「遠坂 澄華(とおさか すみか)」。親が裕福らしい。
一応これでもさくら荘に住むもう一人の男。
胸が出ているように見えるかもだが、それは気のせい。
れっきとした男子。けどさくら荘の誰よりも可愛い仕草をする。
さくら荘のまとめ役。
さくら荘寮長兼主人公のクラス担任:結城 音々(ゆうき ねね)
さくら荘の寮長を勤めているサブキャラ。
身長は作中最低(ちろるを除く)だが、一応成人女性。
主人公のクラスの担任もしていて、担当教科は現代国語。
ルックスは微妙だが、発言は作中一番可愛い。
さくら荘に猫を飼っているが、猫アレルギー。
さくら荘のマスコットキャラクター:ちろる
さくら荘で飼われている猫。一応猫らしい...
鳴き声がかなり人の声にしか聞こえないが、まぁそれはスルーで。
咲良に懐いている。
わがままボディー。
戦国系クラスメイト、通称:正宗(まさむね)
本名:田中一郎(たなか いちろう)
主人公のクラスメイト。
自称戦国系だが、戦国時代をかなり詳しい訳でもない。
実の事をいうと、歴女狙いで戦国系を名乗っている。
いつも制服の中に戦国系ロゴTシャツを着ている。
毎回登場する度にロゴTシャツのロゴが変わっている。
チヨダの病院で勤める医者:夕陽(ゆうひ)
私の進捗状況上、まだ一度しか登場していない。
なので特に紹介できる事がない...
主人公のクラスの委員長:彩香(あやか)
家がお金持ちなのか、お嬢様口調。
ちょこの親友。
実は隠された趣味がある...
多分私とすっごく趣味が合う(笑)
ウエノの公園でよく会う不思議な少女(?):ふわり
私の進捗状況上、まだ一度しか登場していない。
なので特に紹介できる事がない。
唯一言える事と言えば、外見の割に発言が大人っぽい。
とまぁ、こんな感じです。
では次はD視点のメインキャラクターの可愛さランキング。
【可愛さランキング】とは攻略する順序を決める大事なランキングである。
No.1 ちょこ
No.2 鈴
No.3 咲良
No.4 花珠
の順番です!
ってこの順番に攻略して行きたかったのですが、
なんと鈴は咲良の普通ENDとTRUE ENDをクリアしないと
攻略できないのです...
なので仕方なく、攻略順序を
No.1 ちょこ
No.2 咲良
No.3 鈴
No.4 花珠
に変更...思い通りに行かない時って少し凹みますよね。
可愛さランキング通りに攻略させてくれないのは、
ちょっと凹みました。
お次は舞台背景紹介!
最初にも言いましたが、舞台は東京です!
ですが、パラレルワールドの東京なので肩書きと名称が異なるだけです!
登場するのは現実に存在する6つのエリア!
1)花の都会シンジュク
ここはゲーセンとかがあり、
主人公達が放課後に通ったりするところですね。
勿論、他の用事で行く事もありますが、
何の用事かはご自身でプレイしてみてください...
2)乙女と太陽の嗤う土地イケブクロ
ここは主人公達が通う桜乃学園のある場所ですね。
3)お洒落の集う都市シブヤ
私の進捗状況ではシブヤに訪れる事はあまりないので、
よく分かりません...
4)粉雪に塗れし都市クロダ
クロダには大きい粉雪桜の樹が生えています。
鈴とはここでよく会う。
現実世界のこの位置には、スカイツリーがあります。
5)萌えと電気の聖地アキハバラ
ここは現実世界とほぼ同じ作りです。
アキバに行ったことある方は分かると思います笑
6)巨大な公園街ウエノ
桜乃ではウエノといえば巨大な公園街になってます。
主人公達が放課後に神様探しをする時に、
よくウエノに来たりしますね。
以上が前編の紹介となります!
次回(未定)後編は総評価編となります!
乞うご期待!
文章:D
参考文献:すきま桜とうその都会HP
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