前回、O教授のドラコにフルボッコされたパンダは、黒単レガシーでのリベンジに燃えていた。
しかし、カジュアルプレイだし、昔作った黒単デッキをそのまま持って行ったのでは面白くない。
そこで、パンダは、ドラコを並べてお返ししてやろうと画策したのだった・・・
——–
こういう時の大人って楽しい。使えるお金がある。限度はあるが、許せる範囲(無理は絶対しない)での財力で最大のパフォーマンスを得ようと画策している時間がとても楽しい。
誰にもおねだりする必要がなく、自分で決めれるのがいい。子供の頃に夢見た大人の姿のひとつである。「大人になったら、10円チョコを箱買いするぜぇ!」と憧れを持ったものです。
ゲーム部から帰宅した土曜日の夜中(夜明け頃w)に、カード検索を駆使して、デッキの組上げ作業をやっていました。
自分なりのストーリーを考え、こうやって、ああやって、これでフィニッシュだな。フフフ。と妄想に浸りながら・・・
ドラコを軸に、最短で場に出すか、他クリーチャーのパンプアップに差し出すか、数パターンを考え、一つのデッキが完成しました。
さ、これからが大人力の解放だ! 妄想をカタチに・・・
手持ちにないカードをタオバオで買い漁る時間がやってきました。
Dr.マシリトばりの憎めない悪役顔でクリック!クリック!
買い物かごにカードがどんどん追加されていくたびに、テンションが上がっていくのです。
パンダ「ん? ドラコがない。 あれ? 売ってないwww」
パンダ「ガーン orz… ドラコお返しデッキが作れないじゃんwww」
パンダ「しょうがない、ドラコ以外の高マナコストのクリーチャーを探すしかない。」
MTGのwikiを読みあさりながら、色々と情報を得ながら構想を練っていました。
すると、1枚のカード情報にあたりました。その瞬間、
パンダ「実に面白い。」
こうして私は、1体のクリーチャーを軸に再度、デッキを組み上げていきました。
ラッキーな事に、このカードはタオバオで売っており、手に入れることが出来ました。
パンダ「このデッキは、実に面白い。」
カジュアルプレイなので、多少のやんちゃは大丈夫だよな。と、タオバオの買い物かごにカードがどんどん送り込まれていきました。
火曜日から土曜日までの間に、8便も宅配便が来るという事態にwww
——–
ゲーム部の日がやってきました。
パンダ「O教授、そろそろやりますか?」
O教授「いいよ~」
パンダ「今日のこの時のためだけに、デッキを作ってきましたよ!」
O教授「それは楽しみだね〜」
オッサン達の闘いが始まりました!
序盤は、黒お得意の手札破壊やイヤラシイクリーチャーでO教授をいじりながら、後に来る「ウフフ」に向けて、着々とタイミングを図ってました。
O教授も、前回と同じような感じで、着々と・・・
パンダ「ライブラリーから好きなカード1枚を手札に持ってきますね。」
O教授「あいよ。」
さらに次のターン。
パンダ「お、来ましたね〜 ライブラリーから3枚のクリーチャーカードを墓場に持っていきますね。」
O教授「あいよ。 何を墓場に持っていったの?」
パンダ「見ないほうが楽しいよwww」
O教授「お、分かった。楽しみにしておくwww」
さらに次のターン。
やってきましたO教授のドラコ! +16/+16パンプアップです。やっぱりこいつはエグいwww
O教授「ふふふ~ん。」
無情にも攻撃を食らって、18点のダメージ。残りライフが2点><
さらに次のターン。
パンダ「おおお、来た来た。じゃあ、いっちゃいますよ〜」
O教授「なんだなんだ?」
パンダ「犠牲、クリーチャー1体を生贄に捧げ、墓場からクリーチャーカード2枚を戦場にタップ状態で戻します。」
O教授「あいよ。」
パンダ「今週のビックリドッキリクリーチャー発進!」
どど~んと、2枚のクリーチャーカードを戦場にタップ状態で戻すと、周りに居た観戦者たちも「おおおおおおおお〜」っと湧き上がる。
パンダ「B.F.M.(Big Furry Monster)っす。パワーとタフネスが共に99ありますwww」
O教授「うはははははwww これは面白い!」
パンダ「面白いっしょwww 2枚同時にしか出せないんですよ。片方それぞれ15マナのコストが掛かるので、踏み倒して出すしかないっす。」
O教授「お〜 3体以上のクリチャーじゃないとブロック出来ないんだ。」
パンダ「銀枠だけど、ま、カジュアルプレイなのでwww」
O教授「いい、いい。OK、OK。」
タップ状態なので、叩けず、そのまま次のターンへ。
O教授のドラコパンプアップには、B.F.M.で応戦するも、他にいくつかクリーチャーを出され、残り2点しかライフがないパンダは、撃沈されるのであった。
パンダ「負けちゃいましたが、こいつ(B.F.M.)出せただけで、もう満足っす。」
O教授「これは、こいつが出ただけで、今日は負けだなwww」
パンダ「1週間で、このデッキを揃えただけありましたよwww 面白かった。」
O教授「いや〜 これは笑った。面白かったねぇ〜」
パンダ「もう少しデッキを調整すれば、オモシロデッキとして使えそうですね。公式戦では使えないけどwww」
試合には負けたが、勝負には勝った感が満載のエピソード2でした。
相手の手札を破壊し尽くして、B.F.M.を登場させるストーリーを描いていたのですが、相手の手札が若干残っちゃいました。
打ち消し対策や相手のクリーチャー破壊を組込みながら、もう少しブラッシュアップしていきたいですね。
いや〜 楽しかった。
【今回のデッキリスト】
クリーチャー:10
2:《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
2:《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》
2:《シミアの死霊/Shimian Specter》
4:《B.F.M. – 巨大な毛むくじゃらの怪物+/B.F.M. (Big Furry Monster)+》
呪文:26
3:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
3:《打ち砕く希望/Dash Hopes》
3:《犠牲/Victimize》
4:《生き埋め/Buried Alive》
3:《呆然/Stupor》
4:《魔性の教示者/Diabolic Tutor》
2:《生ける屍/Living Death》
2:《滅び/Damnation》
2:《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
土地:24
24:《沼/Swamp》
【MTG関連サイト】
マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
http://mtg-jp.com/
電撃MTG(読み物や動画などMTG情報満載)
http://dengekionline.com/pr/d-mtg/
MTG Wiki
http://mtgwiki.com/wiki/
文章:パンダ
最近のコメント