こんにちは、ふぁみです。
今日は2016年の年末にやったゲーム【AVALON】の体験記をアップしようと思います。
2016年の12/31はちょうど土曜日だったので、いつもの様に定例会があったのですが、
大晦日だからか……いかんせん、人数が少ない。
合計で8名だったかな…この人数で分かれてゲームするのも淋しいし全員が参加出来て、
盛り上がるゲームは無いかと言う事で決まったのが
う~ん、もうこの名前を聞いた(見た)だけで、わくわくしてきません? アヴァロンと言えば
アーサー王最後の地、伝説の場所ですよ~。それがタイトルについているんですもん、
ぜーったい面白いはず。
アヴァロンは【正義の戦士】VS【悪の使者】の対決ゲームなんですが、正体隠匿型なので
単純に戦うだけではダメなゲームです。(戦う?ちょっと違うかな~) 正体隠匿って聞くと
【人狼】みたいなんですが、アヴァロンのいい所は、
退場者が出ない!
人狼は食べられちゃったり、処刑された人は退場でゲームに参加不可になるから、
退場者は退屈しちゃうじゃないですか? でも、アヴァロンは最後まで正体を
明かされないから退場者っていないんですよね~。
(大勢でやるのに、うってつけのゲームです)
最初だけ、進行役が必要になるんですが、それだって決まったセリフを目を閉じて
言うだけなので、その後は普通にゲームに参加できます。
年越しソバの後、開始した【AVALON/アヴァロン】は1年の締めくくりにふさわしく、
すごく盛り上がりました。
では、いつもの様に以下にてルールの詳細を。
—–<ルールとゲームの進め方>——————————————
◆ゲーム詳細 (プレイ人数 5~10人)
●備品
パッケージの中身はこんな感じ。とくにゲーム板は無いです。
下記にてそれぞれの使い方をご紹介。
●冒険のカウント・カード
全部で5回の冒険がありますが、それぞれ参加できる人数が変わります。
カードの上段にある○内に書かれた人数が冒険に参加できます。
下段にある○印は、冒険者の選定回数をカウントする為の物です。
●王様のカード (王様になった人にのみ渡されます)
王様は冒険に出発する人を任命できます。
●冒険者のカード (王様から冒険に行く人にのみ1枚渡されます)
これを持っている人が冒険に参加することになります。
●賛否表明のカード (全員に白と黒の2枚が渡されます)
王様に選ばれた人で<OK>か<NO>かを意思表示をする為のカード。
OK=白、NO=黒になり、白が過半数だったら、選ばれた人が冒険に出発。
黒が過半数の場合、冒険者は再度選び直し。
●成功、失敗を決めるカード (冒険に参加するメンバーにのみ渡されます)
金=成功、銀=失敗になります。冒険者には金&銀の2枚が渡されるので参加した
冒険について、成功(金)か失敗(銀)のどちらかを選んで王様に渡します。
1枚でも失敗があれば、その冒険は失敗になります。
●各メンバーの役職を決めるカード (全員に1枚のみ渡されます)
写真の下が【青=正義の騎士チーム】、上が【赤=悪の使者チーム】です。
特別能力がある役職は、上記のイラストのメンバーになります。
※これ以外のイラストだったら、一騎士となり、選抜の可否と冒険への
参加だけが役割になります。
では、順に役職をご紹介!
まずは、【正義(青)陣営】から
◆マーリン/『すべてを知る者』
マーリンはゲーム開始時に、悪陣営のプレイヤーが誰かを知ることが出来ます。
だけど、すべての冒険終了時に悪陣営に自分がマーリンだと知られてしまうと
アサシン(暗殺者)に殺されてしまいます。
なので、正体がばれないように味方にうまく情報を渡さないといけません。
※「モルドレッド」がいた場合、マーリンも彼の正体だけはわかりません。
※マーリンが暗殺されたら、正義陣営の負けになります。
◆パーシバル/『マーリンを守る者』
パーシバルはゲーム開始時に、誰が「マーリン」であるかを知る事ができます。
悪陣営にマーリンを見つけられない様にマーリンを装う素振りや、会話をして
マーリンを守ります。
※ただし、【モルガナ】が含まれた場合、パーシバルはモルガナとマーリンの
区別がつきません。
ここからは、【悪(赤)陣営】です。
◆モルガナ/『マーリンを装う者』
パーシバルがマーリンを確認する時に、モルガナもマーリンとして名乗ります。
モルガナは悪陣営が誰か知る事ができます。ゲーム中はマーリンの振りをし、
偽情報で、正義陣営を撹乱したりします。
◆暗殺者(アサシン)/『マーリンを殺す者』
暗殺者はプレイ中は特別な能力はありません。正義陣営が冒険成功回数で
勝利した後、正義陣営の中からマーリンを指名(暗殺)します。
暗殺が成功した場合、そのゲームは悪陣営の逆転勝利になります。
◆モルドレッド/『裏切り者』
モルドレッドはマーリンの能力が効かないので、正体がばれません。
完全に正体を隠したまま、ゲームに参加します。
◆オベロン王
オベロン王は味方の悪陣営にも正体を知られませんし、自分も悪陣営に
誰がいるか知ることが出来ません。(孤高の戦いをします)
★★能力者の確認 (誰か1名をマスターとして、下記を行います)
①悪の使者陣営の確認
赤陣営の皆さん、目を開けて仲間を確認して、確認終わったら目を閉じてください。
<ただし、オベロン王さんは目を開けないでください> オベロンがいる場合。
②マーリンの確認
悪陣営の皆さん、腕を前に出して親指を立てて下さい。
<ただし、モルドレットさんは動かないで> モルドレットがいる場合
では、マーリンさんは目を開けて、悪陣営の確認ができたら目を閉じてください。
悪陣営さんは元の姿勢に戻ってください。
③パーシバル能力使用
次にマーリンさん、親指を立てて下さい。
<モルガナさんも親指を立てて下さい> モルガナがいる場合
では、パーシバルさんは目を開けて、親指の立っている人を確認ができたら
目を閉じてください。
今親指を上げている方は全員元の姿勢に戻ってください。
『それでは皆さん、目を開けて下さい。ゲームスタートです』
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◆ゲームの進め方&ルール
1、各プレイヤーに役職カードを1枚ずつ配ります。
2、能力者の確認をします。 ※能力者の確認を参照
3、1回のゲームで5回冒険へ行きます。毎回王様が冒険参加者を選出。
冒険への参加人数は3→3→4→4→5と変化します。
4、冒険参加者の賛否を投票します。選出メンバーが否決の場合、王様を時計回りで
交代しつつ選出&投票を5回まで繰り返す。5回まで投票して可決しない場合は、
5回目に選出された人が冒険に参加する。
※投票方法は賛否表明のカードの所を参照
5、決定した冒険参加者には金杯(成功)&銀杯(失敗)の2枚のカードが
渡されるので金杯、銀杯のどちらかを、他の人に見えない様に王様に返す。
6、冒険参加者全員のカードが出揃ったら、順にカードを開いて成否を確認。
1枚でも銀杯(失敗)カードがあれば、冒険は失敗。
7、上記を繰り返し、成功、または失敗が3回になった時点で冒険は終了。
一旦どちらかの陣営の勝利が決定する。
8、 7まで【正義(青)陣営】が勝利した場合、【悪(赤)陣営】は全員自分の
役職カードを公開してマーリンを推理し、アサシンがマーリンを指名(暗殺)します。
指名された人が「マーリン」だった場合、悪(赤)陣営の逆転勝利。
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●感想&結果
私もゲーム部に在籍して1年半。いろいろゲームをやってきて思ったのは、
『最初に勝利条件、自分の役割をちゃんと把握しないとダメ!』
これですよ、これ! これをちゃんとしないから、いつも勝てないですよね。
だから、今回はゲーム開始前にしっかり頭の中でまとめました。
1、冒険が成功=正義の戦士陣営(青)の勝利!
2、冒険が失敗=悪の使者陣営(赤)の勝利!
3、マーリンの暗殺成功=悪の使者陣営(赤)の逆転勝利!
正義の戦士陣営(青)に属した場合……【悪の使者陣営】を冒険に行かせない
悪の使者陣営(赤)に属した場合……冒険を失敗させる、最後にマーリンを殺す
これを頭に入れてゲームをすれば大丈夫のはずだったのに……なんでだろう?
全然うまくいきませんでした。
参加メンバーが悪かったと言うか……百戦錬磨の先輩ばっかり だったんですよ~
(私が1番新参者だった~)
今回は悪陣営は3人設定だったんだけど、もう、一癖、二癖ある人ばっかりが
参加しているから、正直自分以外は、
全員=悪人(陣営)にしか見えない!
絶えず怪しげな笑み(本当に怪しい)を浮かべているJさんでしょう、
『私は善人ですよ~』と言えば言うほど怪しまれるRさんに、
いかにも正義って感じで参加しつつ「しれ~」と悪だったりするFさん。
どんな役職になっても寡黙なKさん、理論で攻めるF君&Uさん等など…
この人達を欺くのは半端なことじゃ無理! (本気出しても無理だけど)
しかも、この日、なぜか私は……なんて言うか、当たり日?
毎回、能力者のカードが来ちゃって……もう、めちゃくちゃ神経使いました。
(おーい、やっとモルドレッドが終わった所なのに、オベロン王が来たよ~
次はパーシバルかい……もう、勘弁してよ~~)
感想……能力無しの、普通の騎士がお気軽でいいや~。
※カウントダウンを終えてから、パタッと当たりカードが来なくなったんだけど
それまでの当たりは、ゲーム運の年末調整だった?
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【AVALON/アヴァロン】と聞いて思い出すのは、上でも書いたけど、もちろん
『アーサー王伝説』です。 正直に言います、読んだ事ありません!
でも、アーサー王伝説はいろいろな小説、アニメ、ゲームのモチーフにされているから
大体の話は知っています。
ちゃんと読みたいな~と思って本屋で探して『アーサー王の死』と言う文庫を購入
したんだけど、挫折。(もう少し簡単になっている物にすればよかった)
そんな時、上海の『ニュー・スター』(韓国式温泉)のサウナの中で見たのがこれ!
英語音声&中国語字幕だし、最初は『なんかファンタジーなドラマやってるな』
ぐらいで見ていたんですが、その内、キャメロットって地名にマーリンって名前が
出てきて、極め付けが、『アーサー』って名前の王子様の登場。
これはもうアーサー王伝説のドラマに間違いないと思い、帰宅後、製作BBCだけを
頼りに 『Merlin』 と言う題名を探し出し、早速DVDを買いに行きました。
『Merlin』は魔術師・マーリンを主人公としたドラマで、10世紀のイギリスを舞台に、
若き日のマーリンとアーサーを主軸とした物語です。
(シーズン1、2の頃はコメディタッチなどラマになっています)
ドラマのモードレッド (子供時代から)
NHKでも放送をしていたので、シーズン1と2は日本語版のDVDもあります。
全部でシーズン5までなので、興味のある方は見てください。(面白いですよ)
筆:ふぁみ
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