もうこれだけでわくわく感が止まらなくて、
ついぞ映画館に行ってしまったおっさんが一人・・・
お疲れ様です、orumaです。
今回はそんな宣伝ポスターのイラストとキャッチコピーがおっさんの心を鷲掴みにして、
個人的に思い入れの強い日本誕生のリメイクでも動かなかった足を
映画館に動かしたというお話ですw(そして世代がバレる)
そして折角久しぶりに新作のドラえもん映画を観たので、
感想でもつらつらと書いていこうと思います。
最初に総評を書いておくと、個人的に大満足でしたね。
自分的には前世代の声優さんやキャラデザや旧大長編への思い入れはあるものの、
声優さんや原作やらキャラデザがどうのこうのありませんし、
今も現役で大画面で動きまわる彼らを見られたのが純粋に嬉しかったし、楽しかったです。
今回映画館に向かうきっかけとなった宣伝(ティザーポスター)ですが、
デザインはヒョーゴノスケさんと丹地陽子さんらとの事。
キャッチコピーは結構多いです。
「小さなきっかけが、壮大な冒険のはじまりだった。」
「その友情は、10万年先まで凍らない。」
「10万年後に助けてくれ。」
「氷は透明なタイムマシンなんだ。」
「時を超えるのが、友情だろ。」
「リングは、ひとつ。救いたい星は、ふたつ。」
「本当の友だちと、ニセモノの友だち。何が違うんだろう。」
「7億年前にあったことは、明日あっても不思議じゃないんだ。」
ポスターに関しては公開前から話題になっていましたね。
たしかに、最初大きな氷山を背にしていつもの面々が後姿で立っているポスターを見たときは、
おや?いつもと雰囲気が違うな・・・とは思ってました。
(そう、冒頭のポスターを見るまでは・・・)
ネット上ではこの組み合わせが
某L〇という雑誌の表紙コンセプトと似てるという話が出ているようですが、
別にどっちでもいいじゃんとたかみちファンの私は申し上げておきます。
他にも、海外のポスターの作り方と比較してみたりとか割愛します。
どちらにせよ
このセンスに心を鷲掴みにされ、
(俺なんかが行って大丈夫なのか・・・?)とおどおどしながらも
映画館に向かうおっさんが一人、ここに爆誕しましたとさ。
↑中にはドラえもんタイトルだけでドラえもんのシルエットすら無い
強気のデザインまで。
低年齢層向けなのにも関わらず、
行きやすい場所でレイトショーやってたのも幸いしましたね。
ちなみにいざ行ってみたら20時以降の上映に関わらずほぼ満席でした・・・
客層はやはり親子連れが圧倒的多数、あとは自分含む大きなお友達がちらほら。
本編入ると全く気にならなくなったのですが、
予告編でプリキュア→クレヨンしんちゃん→ポケモンの流れに
凄い場違い感がして逃げ出しそうになりました(苦笑)
他の映画を観るときに
単発でそれらの予告編を流されても何とも思わないんですけど
何故だったのでしょうね・・・。
↑新宿の地下通りプラムナードでは彼らの隣に立って撮影も可能。
映画本編では、アクション、表現の仕方、音楽、演技、
クリーチャーのデザインなど、見所たくさんでした。
ゲストキャラの声も本職の浪川大輔さんと斎藤千和さんが担当されており
自然でした。
いやぁ、
それにしてもこんなところでパオパオの生態が分かるとは思わなかったし、
ゲストキャラ達もとても良かった。
そして、やっぱりある意味安定ののび太君でしたね。
彼は意味のないところでは(あまり)転ばないw
また、いざという時の道具の応用力。
キャッチコピーにもある問いかけに対する彼の答えも
のび太君らしかったと思います。
その問いかけに関しては、
ジャイアンとスネ夫の反応の方が心に刺さりましたけどw
何か問題提起された時にそれぞれのキャラがどんな立場でどんなアクションを取るか、
見てて面白かったです。
また、ドラえもん映画は、個人的に果たしてそこまで頑張って動かす必要あるかな???
と思ってしまう程の凄い作画シーンが多かったんですけど
(例:ドラビアンナイトでアラジンが空飛ぶ馬型の乗り物に跨って闘うシーン)、
相変わらずありましたね。
特に氷雪上で〇〇に乗って爆走するシーン。
気分的にはまぁ分かるんだけどさ、その道具チョイスでいいの!?
そしてそのアングルから”走らせすぎ”でしょ!!とw
いつものメンバーで南極大陸を移動することになるんですけど、
同じ道具を2セット出してドラえもん班とジャイアン班に分かれて乗るんです。
で、大体分かれてこういうものに乗ったら競争する事になるんですが、
そこの作画が個人的に凄くて凄くてw
ジャイアンに抜かれたドラえもんの「(…やるな!こっちも負けないぞ!)」的な
表情でまた速度を上げる様子もカッコ良すぎでした。
激しい作画も相まってお見事・・・!としか言いようがありませんでした。
どうでもいいというところで言うと、
南極での表現が凝っておりました。
ある地点にドラえもん達が来た時に遠くに現実世界にもある施設が見えたり、話が進むと分かってく事に対して
「—だが20世紀になれば
流氷を砕き、氷を踏みしめ、人間は自分の力でここまで来るだろう。
私は人間のそういう力を信じたい。」
という、ふしぎの海のナディアのネモ船長のセリフを思い出したのはきっと私だけですね、はい。
南極の夜に屋外でおにぎりを普通に食べてしまえる某ドラマより、
とてもしっかりと作られていたと思います。
とまあ、
久しぶりに観てみても新たな発見や感動ってあるんですね。
本作は良い作品だったと思います。
ですが、導入となった宣伝が無ければ観ることも無かったのだと考えると
広報の重要性を改めて認識しました。
最後に、映画を観終わった小学生くらいのお子さんが
しみじみと「おもしろかったよ~」と言っていたのが印象的でした。
うん、物語の感想はシンプルにそれがいい。
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