みなさんこんにちは。
上海に来て、ようやくkindleデビューしたittiです。
ホイホイとダウンロードを繰り返していたら、
請求が12万とかなってるんですが、きっと何かの間違いですよねw
みなさんは、
上手くいけばお付き合いできるかもしれない状態の異性が
「オススメの本教えてよ〜」「貸して〜」と言ってきたとき、
どうしていますか?
「趣味は読書です。」と公言していると、
よくこういうことがあります。
……すいません。見栄を張りました。
ごくたまにこういうことが起こる可能性が無きにしも非ずです。
まぁそれはさておき、
ここでお勧めする本のセレクトはとても重要なわけです。
オタク趣味は、徐々に徐々に、慎重に明かしていかなければなりません。
マンガだったらワンピース。
アニメだったら「ドラえもんの秘密道具の中で何が欲しい?トーク」
ぐらいから始めましょう。
ちなみに私は、電車の待ち時間にホームでドラえもんトークをふって
「アニメの話ばっかりしないで恥ずかしい」といわれ、
(アニメって……。ドラえもんやぞ!? 手加減してるんやぞ!?)
と愕然としたことがあります。
国分寺のホームで衆目の中、
「アニメの話をしないで」となじられた20歳の夏。
もうあんな思いはコリゴリです。
いつ異性が遊びに来てもいいように(という妄想を膨らませて)
部屋の本棚もまじめっぽく擬態しました。
昔の、擬態した本棚はこんな感じでした。
キャスターで引き出せる本棚を複数固め、
本は前後2列で詰めて、結構な収納力を誇ります。
1枚目の状態で、
「まぁ、マンガもちょっとは読むかな」みたいな空気を出しています。
実態は8割マンガとラノベですが。
そして、本棚の隣には、弾けもしないギターと、
スポットライトで下から照らしたエバーフレッシュ(観葉植物)
があったりするのです。
※画像はイメージですw
そしていよいよ、最初のセリフ、
「オススメの本教えてよ〜」「貸して〜」と言ってきたとき、
慎重に慎重に、徐々に正体を明かすためにお勧めするのが以下の3冊です。
1. 「重力ピエロ」著:伊坂幸太郎
2. 「アルジャーノンに花束を」著:ダニエル・キイス
3. 「ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ」著:滝川竜彦
どれも本当に大好きな本なのですが、
1 と 2 で普通の読書家を装って様子を見て、
3 に文学風味のラノベで今後への可能性を探ります。
ちなみに3は、カバー(ジャケット)を外して渡せば文字だけの表紙で
挿絵もなかったので大変助かりました。
これを面白かったと言ってくれたら、
マンガでも松本大洋とか岡崎京子とかから見せ始め、
徐々にオタク度をカミングアウトしていくのです。
よつばと!くらいまで認めてもらえればもう安心です。
マンガ好き、ラノベ好きな異性と付き合うレベルまで
仲良くなれたことがないので、
このような擬態を駆使して、恥の多い生涯を送ってきたのです。
このころは、フィギュアなんて買ったこともなかったのです。
……お勧めの3冊について語りたかったのですが、
だいぶ紙幅をとりましたので、またいずれ。
【おわり】
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