【哲学的?】自己否定する箱【働きたくないでござる】

こんにちは。おもちゃ大好きittiです。

 

任天堂からnintendo switchが発売され、各所で話題になっている昨今ですが、

今日ご紹介するのは、それとは関係ないアナログな「スイッチ」です。

 

そこにスイッチがあれば、押してみたくなるのが人情というものですよね。

 

「このボタンを押せば、5万ドルが手に入ります。

 その代わり、世界のどこかであなたの知らない誰かが……

 このボタン、押しますか?押しませんか?」

というのは、リチャード・マシスンの短編小説ですが、

そんな恐ろしげな選択肢がなくても、ただあるだけで押してしまいたくなるのが

ボタンの不思議なところです。

 

 

以前、自爆スイッチのおもちゃが発売されたことがありました。

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プチプチ(エアパッキン)のような潰した時の爽快感があるわけでもない、

ただ純粋なボタン(スイッチ)ですが、それでも買って押してみたくなる魅力がそこにはありますよね?

 

 

そんななか、先日私が購入したスイッチが最高なんです。

IMG_4114

 

名前は、「Useless Box」。

文字通り、全く使えない、役には立たない、しかしある仕掛けが施された箱です。

 

誘惑に駆られてスイッチを入れると……

 

 

そう、これは、「スイッチを消すスイッチ」なのです。

なんという自己否定感!

 

「スイッチ、オン!」

『働きたくないでござる』

パチンッ!

「く……!この僕に逆らうというのか!スイッチ!オン!!」

『働きたくないでござる』

パチンッ!…………

 

こんな会話が聞こえてくるようです。

 

 

静止画でスイッチを戻す瞬間を見るとこんな感じ。

IMG_4117

 

透明アクリルのアームが、うまいこと蓋を押しのけながらスイッチを押し戻します。

なんて絶妙な形状!

この装置のデザイナーは、きっと何十時間もかけてこの装置の最適な形状を導き出し、

そして様々なネゴシエーションを経て、これを商品としてこの世に送り出したのです。

 

「あなた……。もうそんなことに時間を使うのはやめて!」

「うるさい!俺はこの装置で一山当ててみせる!

 こんな画期的な装置は他にない!

 アメリカンドリームを掴むんだ!」

バシン!(頬を叩く音)

「あぁ……!」

「ご……ゴメンよステファニー。

 でも、この装置さえ売れれば、きっとお前を幸せにしてやれるから!」

「あなた……!」

近くふたりの唇。画面、上方にパンしてフェードアウト

 

というようなやり取りがあったに違いないのです。

 

……さて、この装置、電池を使用しています。

スイッチを入れて→消して→プラスマイナス0どころか、

電力という貴重な資源をただただ浪費しているのです!

IMG_4123

 

電力を浪費し、時間を浪費し、

スイッチを入れては戻されるのを楽しむ贅沢な時間……

 

慌ただしい毎日のふとした瞬間に、

この装置の存在意義に諸行無常を感じつつ、

哲学的な思索に耽ってみるのも一興ではないでしょうか?

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