【ガジェット好き】GeoOrbitalWheel【そして、ものぐさ】

みなさんこんにちは。ittiです。

前々回の私の記事で、Disneyアニメ「ファイアボール」シリーズについて書いたのですが、
なんと本日、ファイアボールの新しい画像が公式Twitterに投下されたようで、
近々に新作発表くるか!?と、主に私がザワついております。

なんというタイミング!
ファイアボール

今度のお嬢様も大変可愛らしいですね。
私は初代よりチャーミング版の方のお嬢様が断然好みなのですが、
新しいお嬢様もなかなか……いや、かなり!

お腹まわりの造形が可愛い上に、テクスチャーも貼ってあって今どきっぽい。
幾何学模様かと思いきや、寄って見るとボタニカルパターンなんですね。
凝ってるなぁ。

金の使い方もとても新しくて……(もはや全肯定)

ぜひアニメ作っていただきたい。
そして精巧なフィギュアが欲しい!(結局そこ)

さて、そんな未来を見通すittiが今注目しているのは、コレ!

GeoOrbitalWheelです。

 
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これは、自転車の車輪なんですが、ただの車輪じゃあござんせん。
なんと、普通に前輪として装着するだけで、
ご自分の自転車がそのまま電動自転車になるって代物でヤンス!

もともとはクラウドファウンディングで資金調達していた製品なのですが、
資金調達に成功し、今は専用ページからオーダーを受け付けています。
https://www.geoo.com/
クラウドファウンディング時代は$499でしたが、
量産化直後は$799、現在は$1,095と、

ゴリゴリ値上げされております。

ちなみに、たまに「市販の自転車を電動アシスト自転車に変える」と説明されているWebページがありますが、誤りです。
レバーを押し込むことでモーターが駆動しますので、アシストではなく一切漕がなくても進みます。

上海にある電動レンタルサイクルと同じですね。
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というわけで、早速私の愛車に導入してみます。
まずは装着前の自転車。

マイ自転車
フィクシー(ピストバイク)っぽいルックを目指して
後輪にコースターブレーキハブ(内装5段変速付き)を組み込みましたので、
後輪にブレーキホースが伸びていないのが自慢ポイントです。

※コースターブレーキハブとは、車輪の中心にある軸で、ペダルを逆回転させるとブレーキがかかる制動装置です。

 ピストバイクの固定ハブ(車輪の回転とペダルの回転が常に固定。下り坂でも漕ぎ続けなければならない)と違い、
 逆回転向きに力を入れなければ普通のハブと同じく空転します。

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シンプルを目指したのに、欲をかいて使ってみたカーボンディープリムが
テイストをブチ壊しております。

そして更にシンプルから遠ざかるGeoOrbitalWheelを装着してみた姿がコレ!

 
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……もはや目指す方向がよくわからなくなってきました。
ちなみに、GeoOrbitalWheelは現在、最初に紹介した画像のアルミシルバーと、
私が買ったブラックがあります。
$499時代にはオレンジ、ブルーホワイトなどもありましたが、
数が出なかったのでしょうね。

シンプルに揺り戻すために、ディスクカバーをつけてGeoOrbitalWheelを隠し込めないかとも考えていたのですが……

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思った以上に横に飛び出た部分が多く、断念しました。

 
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ちなみに、厚み方向を写した画像は購入当時出回っていなかったので、
購入を考えられている方は是非ご参考にしてくださいませ。
 
また、スピード調節レバーのせいで、せっかくシンプルにまとめたハンドル周りが台無しです。
IMG_4623-2

さて、数値的なスペックは公式ページにお任せするとして、
実際の乗り心地はどうかというと……

登坂能力はかなりの物です。
3段変速のママチャリでは成人男性でも諦めてしまうような坂でも、
ギリギリペダリング無しで登れます(トップスピードまでの助走は必要)。
ペダリングを合わせれば余裕でスイスイ進みます。

運動不足に拍車がかかる、
人をダメにするホイールです(褒めています)。

一方、乗り心地は悪化します。

まず、専用のパンクレスタイヤ(空気が入らず仲間でぎっしりゴム)のせいなのか、
それともスポークにあたる部分がアルミの板なせいなのか、
交換前のホイール(シマノ WH-RS81-C24CL)と比べると、

地面からの衝撃がかなり直で伝わってきます。

バッテリーが路面からの衝撃でガタガタ言うのも、精神的に心地がよくありません。

また、バッテリーで駆動していないときはかなりの抵抗があり、
エアロバイクを漕いでいるようです。
この抵抗は、バッテリー駆動中も電動で出る速度以上を出そうとすると強く現れます。
本格的にスピードを出したい方は、おとなしく普通のロードに乗りましょう。

そして何より、メチャクチャ重いです!!

いや、分かってはいたんです。
ちゃんとスペック表に21ポンド(9.5kg)って書いてあるんですから。
ロードバイク1台よりも重いって、分かった上で導入したんです。

……まぁ、バッテリー切れにはくれぐれもご注意ください。
あと、駐車時にハンドルが「グリンッ」ってなって、トップチューブにあたる時の勢いも増しますよ〜。

そして最大の問題点。

このホイール、米国の基準では自転車として適法です。
上海でも、レンタサイクルで同じペダリングレスの自転車があるということは適法なんだと思われます。

しかし、日本では電動バイク扱いになると思います。
ペダリング無しで駆動するためです。

乗る際は、ウィンカーやブレーキランプ等を設置して、ナンバープレートを取得し、
原付免許を携帯の上、ヘルメットを着用しましょう。
それか、道路以外で楽しみましょう。

もちろん私はそうします!

以上を踏まえたGeoOrbitalWheelの評価は……

GeoOrbitalWheelの公道使用が適法な国にお住まいで、
変わったものを使っているという満足感が何よりも勝る人のみ使いましょう。

【おわり】

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