【ボードゲーム紹介】古董局中局

(未完成ですが、内部向けに公開します。のちのち加筆予定)

 

どうもー!

上海ゲーム部のちょびです!

 

たまにはボードゲームの話もしないと、「こいつPSVRとVtuberの話しかしねぇな、、、」となってしまうので、

ここらでちゃんとボードゲームを紹介していきたいと思います。

ちゃんと上海ゲーム部はボドゲ活動をしていますよ!

月間報告が最近上がってないけどそのうち上げてくれるよ!

 

さて、今回紹介するのはこちら

 

「古董局中局」というゲームです。

上海ゲーム部らしく、中国のゲームですね。

 

なんとこのゲーム、スマートフォンアプリを使用してプレイするという新感覚ボードゲームとなっています。

もうスマートフォンを持ってない人などほぼいないこの時代。

特に中国では会計が全て電子決済ですし、ボドゲーすらも電子化してしまったというわけです。

それではルール説明も兼ねて、行ってみましょう。

 

 

【背景】

こちらは中国の小説が原作となっており、

ドラマ化もしております。結構評判は良いみたいですね。

テーマは「鑑定」です。

 

プレイヤーたちは鑑定士集団として、原作の物語のキャラクターになります。

力を合わせて骨董品を鑑定するのですが、

鑑定士たちの中にはわざと贋作を掴ませて失敗させようという悪者も含まれています。

各陣営の思惑渦巻く中、果たして今回の鑑定はどうなるのか!?

という感じ。

 

【ゲームの流れ】

6~8人でプレイします。全員スマートフォンデバイスが必要です(iOS, Android両方可)

事前にアプリをダウンロードしておきましょう。

 

まずプレイヤーはカードを引いて、どの陣営・どのキャラクターになるかを決めます。

キャラクターによって所有能力が違うのですが、説明は後述。

 

プレイヤーがそれぞれ自分のキャラクターをアプリに登録したら、ゲームスタート。

ゲームは3ラウンド行われます。

12個の骨董品(十二支の像)があるので、各ラウンドごとに4個ずつを鑑定していくことになります。

鑑定する骨董品はラウンドの初めに指定されますが、そのうち必ず2つが真作、2つが贋作となっています。

このうち、ラウンドごとに2つを選んで、納入することになります。

 

各ラウンドは鑑定、発言、投票の3フェイズに分かれています。

~鑑定~

1ラウンド目の最初の鑑定人はランダムに決まります。

アプリから指示が出るので、指示された人は鑑定や能力使用を行います。

使い終わった後は、次に誰が鑑定するかを選びます。

ラウンドの鑑定順が最後になった人は、次のラウンドで最初に行動できます。

行動順を示すボードが用意されているので、行動した人は自分のマークを置いていくようにしましょう。

後々推理する際に役立ちます。

 

~発言~

最後に鑑定した人の左隣の人から、発言を行います。つまり、最後に鑑定した人は発言も最後になります。

発言内容は何でも構いません。鑑定結果を話す他に、投票はこうしよう、誰が怪しい、今後はこう動こうなど何でもありです。

ただ、プレイヤーは自分の発言ターンのみしか発言を行えません。ゲーム中に会話は発生しないことになります。

自分の発言ターンが終わってしまったら誰かに反論することはできませんし、誰かの発言を聞き返すこともできません。

発言はしっかりと覚えておくか、メモを取るなどしましょう。投票時に使う骨董品カードを使うと覚えやすいです。

 

~投票~

ラウンドごとに一人に2枚のチップが配られます。

手元にある骨董品カードの上にチップを置くことで投票サインとなります。

投票の仕方は自由です。同じ骨董品に何票入れても構いませんし、チップをとっておくことで次のラウンドで使用することもできます。

1,2ラウンド目で使わなければ、3ラウンド目で6枚使えることになりますね。

 

全員の投票が終わり次第、各自目の前のついたてを外して投票先にチップをまとめ、納入する骨董品を決定します。

票が同数だった場合は、干支の順が早い方が順位が上となります。

その後、アプリに票数を入力すると順位が1,2番めの骨董品が納入され、

納入されたうちの票数が2番目だった骨董品の真贋が公開されます。

票数が1番目の骨董品は公開されません。

 

ここまでで1ラウンド終了、こちらを3ラウンド行います。

その後、最後の役職当てに入ります。

 

~役職当て~

ここまでの発言、投票結果を踏まえて、各々が投票を行います。

正義陣営は老朝奉(悪のリーダー)を、

老朝奉(悪のリーダー)は许愿(主人公)を、

药不然(行動不能にする人)は方震(占い師)を、それぞれ投票します。

悪陣営の郑国渠(真贋を隠す人)も投票操作ができますが、特に意味はないようです。

 

以上、これにてゲームが終了します。

 

~勝利条件~

正義陣営は、勝利点を6点獲得すれば勝利、5点以下なら悪陣営の勝利です。

 

勝利点は、

・納入する6つの骨董品のうち、真の品1つにつき1点

・最後の投票で、正義陣営が老朝奉(悪のリーダー)を当てると1点(条件要確認)

・最後の投票で、老朝奉(悪のリーダー)が许愿主人公を当てなければ2点(当てると加点なし)

・最後の投票で、药不然(行動不能にする人)が方震(占い師)を当てなければ1点(当てると加点なし)

の条件で加算されます。

 

~キャラクター能力~

各キャラクターはそれぞれ個別に能力を持っています。

 

○正義陣営

许愿(主人公)

ストーリーの主人公、正義陣営のリーダーです。

持っている能力も強力で、各ラウンドごとに2つの骨董品を鑑定できます。

但し、デメリットとして、方震(占い師)が行動不能にされた場合、许愿も同様に行動不能にかかってしまいます。

(自分が持つ情報量はかなりのものになりますが、全情報を明かすと自分の正体がバレてしまいます。

また行動不能になる確率も高く、老朝奉の真贋反転の影響も受けるため、立ち回りが難しいです。

発言パートでうまく誘導しましょう。)

 

方震(占い師)

キャラクター内で唯一、鑑定能力を持っていません

その代わり、各ラウンドごとにキャラクターを一人指定し、そのキャラクターがどちらの陣営かを知ることができます。

デメリットとして、自分が行動不能にされた場合、主人公も同様に行動不能にかかります。

(敵味方の判断がついたとしても、それを明かしてしまうと正体がバレてしまいます。

主人公もろとも行動不能になり、なおかつ投票時に1点を失ってしまうでしょうのでデメリットはとても大きいです。

陣営情報は次の行動順指定に活用したり、悪陣営の話の逆張りをするなどの使い方があるでしょうか。

鑑定能力を持っていませんが、ずっと鑑定結果を話さないというのも不自然であり、でまかせを言う必要があるかもしれません。)

(ちなみに設定上は警察官であり、常に主人公を守っているようです。

主人公は常に狙われているのか、自分が行動不能になると主人公を守ることができず、そろって行動不能になるのだとか。)

 

黄烟烟木户加奈(見習い鑑定士)

この二人は鑑定能力がありますが、3ラウンドに1回のみ(要確認)、鑑定はしたが結果がわからないという事態が生じます。

この場合、悪陣営の能力によって結果が隠された場合と同様のメッセージが表示されます。

(正義陣営は鑑定能力が少ないため、見習いといえども重要です。

また最終投票時に標的にならないため、思い切った立ち回りができるかもしれません。)

 

姬云浮(工作を見破れる鑑定士)

8人ゲーム時にのみ登場します。

毎回鑑定でき、なおかつ老朝奉の真贋反転の影響を受けません

しかし一度行動不能になると、以降のラウンドも鑑定能力が使えません。(要確認)

(能力は強力ですが、逆に反転の影響を受けないので、誰が反転させたかという情報もわかりにくくなるかもしれません。)

 

悪陣営

老朝奉(悪のリーダー)

(行動不能にする人)が誰かわかります。(アプリに表示されます)

各ラウンドごとに1度骨董品を鑑定できます。

また鑑定後、真贋反転能力を使用するかどうか選べます。使わなくてもよいです。

使用した場合、そのラウンド内で自分の後に鑑定するキャラクターに対し、真贋鑑定を全て反転させて伝えます。

真贋反転は正義陣営のみに効果があり、悪陣営は反転の影響を受けません。

(非常に強力な能力で、常に正義陣営はこの能力を意識せざるを得ません。

しかし全員の意見が揃った際、意見の食い違いから正体がバレる危険もあります。

最終投票時に1点を相手に与えてしまうので、うまく立ち回りましょう。)

 

药不然(行動不能にする人)

老朝奉(悪のリーダー)が誰かわかります。(アプリに表示されます)

各ラウンドごとに1度骨董品を鑑定できます。

また鑑定後、キャラクターを一人行動不能にできます。(悪陣営のキャラクターも選べます)

行動不能になったキャラクターは、次の行動時に鑑定も含めた一切の能力が使用できません。

この能力はラウンドをまたぐため、行動不能能力を使ったラウンドにすでにそのキャラクターの行動が終わっていた場合、

次のラウンドで行動不能が発動します。

(能力が強力で、ゲームの流れを左右できる力を持っています。

方震や姬云浮を狙い撃ちできれば効果は大きく、相対的に悪陣営の発言力が高まり投票で有利に立てるでしょう。)

 

郑国渠(鑑定結果を隠す人)

7人、8人ゲーム時に登場します。

各ラウンドごとに1度骨董品を鑑定できます。

また鑑定後、骨董品を一つ選び隠すことができます。(隠さないこともできる?要確認)

隠された骨董品は、今後誰が鑑定しても真贋が表示されません。

(真贋を隠すことができますが、真贋が表示されないことが手がかりになり、正体がバレやすいです。

特に最終投票には関与しないですが、バレた場合行動順がなかなか回ってこなくなるでしょう。)

 

 

ルール説明は以上です。

 

ゲームバランスとしては、正義陣営は真品を6つのうち半分を納入し(3点)、なおかつ许愿(2点)と方震(1点)がバレなければ勝利点6点に達します。

ただし悪陣営は全員が鑑定能力を持つのに対し、正義陣営は鑑定能力も不安定・药不然の行動不能・老朝奉の反転も受けるため、

場合によっては半数納入すら辛いかも、という感じ。

結構いいバランスなのではないかと思います。

 

のちのち、写真等も含めて加筆します。それでは!

 

 

 

 

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