【インカの黄金】選択の刻

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ちゃーちゃらっちゃーちゃっちゃらぁ~♪ ちゃ~ちゃらっちゃ~ちゃ~ちゃらっちゃっちゃ~♪

ちゃーちゃらっちゃーらっちゃちゃ~♪ 
ちゃちゃちゃちゃ~らっちゃ!ちゃ~らっちゃちゃ~らっちゃちゃ~らっちゃら~ちゃらぁ~!
 
インディージョーンズって本当に凄いですよね。なんせ5行も使っちゃうんですから!(儲けたッ!)
私が子供の頃、まだビデオデッキは各家庭に普及しておらず、金曜ロードショー等の映画紹介番組は毎週とっても楽しみな存在でした。
 
その中でも年代的に一番好きだったのがこのインディージョーンズです。
知性があって、腕っぷしも強い。私もいつかこんな風な考古学者や冒険家になりたいなぁと思ったものです。
どんなリスクも顧みず、好奇心の赴くままに大いなる宝を求めてチャレンジするなんて、素敵ですよね!
 
ただ、最近思ったのですが、このリアル人生ゲームはリスクとリターンのバランスを常に考え行動、選択していかないとお宝どころか生き残る事すらままなりません。
 
下痢腹を抱えている時に紙が無いかもしれない駅前の広州便所に駆け込むか、何とか我慢して家路への最短距離を進むか。悩みは大人になっても尽きません。人生は選択の連続ですから。
 
と言う事で?若干無理やりですが、本日はリスクとリターンを綿密に計算し、ライバルの性格、行動原則をプロファイリングし、お出かけ前に靴をきき足から履いたとしても勝てるとは限らない選択がテーマの運ゲー(言っちゃった)をご紹介いたします。
 
名前:『インカの黄金』(原題:Incan Gold)
作者:
アラン・ムーン
製造:2009年(システムは2005年)
発祥:アメリカ(ドイツのダイヤモンドの復刻版)
人数:2~8人
時間:30分
 
内容:

ペルーの古代都市マチュピチュで手つかずの遺跡が見つかった。すぐさま冒険者たちが駆けつけ、中には大量の財宝が眠っている事が分かったが、それを奪おうとしたものは悉くインカ帝国の古代技術で作られた罠により命を落としていった。一生使いきれない程の財宝とたった一つの命、いまあなたの中の天秤が揺れはじめた・・・。

ルール

 先ずは、準備から、このゲーム全部で5つのステージで構成されています。それを表す為、遺跡の形をしたステージカードを組みます。

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遺跡へと続く階段を模した形になっています。

各ステージが終わったら、カードを裏側にひっくり返して、どのステージまで進んだかが分かり易くします。

ああ

裏はカラーになっており、だんだんと色がついてきます。

次に、各自テントを張り、財宝を隠す場所を作ります。このゲームは、自分がどれだけ稼いでいるかを知られると不利になるので、ここに隠せるようになっています。

ああ

探索中に獲得した大切な宝石は直ぐにここへ。

次に、各自『前に進む』か『テントに戻る』かを表明する為の札を受け取ります。毎ターンどちらかを出して、行くか戻るかを選択表明するのです。

ああ

行くべきか戻るべきか、それが問題だ。

そして、最も重要なダンジョンカードです。このカードで遺跡ダンジョンをランダム生成していきます。ダンジョンカードは下記3種類に分かれます。

ああ

災厄:5種類あり、ダンジョン内で2回同じ種類の災厄に遭遇したら、ダンジョン内にいる者は全員死亡します。


ああ

財宝:其々財宝の数があり、割り切れる数であれば、その場で分ける事が出来ます。割り切れない分は、ダンジョンから出る人達が割り切れる分だけ持ちかえれます。


ああ

アーティファクト:上海ゲーム部オリジナルルールでは、1ステージに1枚づつ追加していきます。持ち帰った時点で宝石10個と交換します。ただしこれは割り切れません。割り切れないと言う事は、これを手に入れる為には『たった一人だけでダンジョンを出る』事が必要となります。最終ステージでは5枚出る計算となるので、逆転要素としては、やり過ぎな感もありますが、最後まで楽しむ方法として採用しています。

最後に、宝石です。財宝のカードに書かれた数だけ宝石を置きます。其々トルコ石1、黒曜石5、黄金10、の価値となっています。

あああ

上海ゲーム部オリジナルルールでは、死亡時スカルトークン(一番右)を得ます。これは、ゲームの終わりに宝石10を捨てないといけないと言う印です。

それでは、準備も整った様なので、ダンジョンカードをシャッフルし、最初のダンジョンを生成してみましょう。最初のダンジョンカードは宝石5です。

そしてどうやら新たな冒険者達が巨万の富を求めてこの遺跡ダンジョンに挑戦する様です。

ああ

宝石5だったので、5人で丁度割り切れます。一人一個づつ受け取り、テントに入れても構いません。この時点で点数確定となります。但し、これが6だった場合、5個分は同じように処理し、残り1個は帰った人の物となります。


ああ

2枚目は特に意見を聞く必要はないので、捲ったところ災厄の岩でした。もし、次以降1枚でも災厄の岩が出た場合、ダンジョンに残っている全員が死亡し、スカルトークンを受けとります。


ああ

ここからは判定を行います。全員一斉に『行く』か『戻る』かのカードを出します。今回は探偵が一人戻る様です。


ああ

戻った人は、テントで待機します。今回の儲けはトルコ石1個です。少ないようですが、次に災厄の岩を引いた場合、残った全員が-10となるので、この決断は11個分の価値がある可能性があるのです。


ああ

勇敢なる者達の探索は続きます。13が出ました。4人なので、1人3つづつ宝石が手に入れ、テントにいれます。残りの1つは、次に帰った人物が受け取る事になりますので、このカードの上に残します。(但し、1個なので、1人で帰らないと割り切れないので貰えない。)


ああ

こうして人は、どんどんと帰っていきます。


ああ

そして終に、二人きりになって迎えた11個の宝石、既に災厄が2種類出ているので、死亡率は結構上がってきています。現在の得点は:インディー8個、謎の美女8個、探偵1個、トレジャーハンター6個、探検家5個、と言ったところです。次のステージの事を考えても、また、ヒーローとして、男として、ここは女性を置いて一人で逃げられるはずがないシーンでしょう。それでもまぁ一応ルールなので表明だけしておきましょうかね。あくまで一応ね。


ああ

・・・え?まさかの・・・インディー1人逃げです・・・か?。11個の内割り切れない分の1個をインディーが貰い、合計11個となりこの時点ではインディーがTOPに立ちました。しかし、なんとも・・・。


あ

卑怯者はクロワッサンを齧りながら、ニヤニヤと続きを見守ります。


ああ

ドローの結果、不幸が忍び寄ります。3つ目の災厄が出ました。嫌な予感がします。しかしここで帰ればこのステージでの勝利は無い。仕方なく彼女は自らの目的の為、突き進む事にしたようです。そして・・・


あ

無情!また同じ災厄が出てしまいました。彼女は死亡確定し、-10宝石を意味するスカルトークンを1つ受け取り、このステージでの勝者っはクロワッサン大好きな卑怯者に決定しました。

と、このような感じのゲームです。これを5回繰り返し、宝石の合計数が最も多い人が勝者となります。今回はたまたま出てこなかったですが、アーティファクトと言うたった一人で帰らないと手に入らない宝もあるので、悩ましく、自分たちの選択に皆で一喜一憂出来てとても楽しいゲームです。さて、今回は選択がテーマでしたが、この記事を見て下さった方々もそろそろ選択の刻ではないでしょうか?脳内に浮かぶこんな選択肢にそろそろ答えを出してみましょう。

上海ゲーム部に、『入る』

上海ゲーム部に、 『入らないで蜘蛛に喰べられちゃう』

皆様の正しい決断をお待ちしております。それでは良いゲームライフを。

文章:K

 

 

 

 

 

 

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