【次世代機】一体どれ買えばいいのさ?

皆さまそろそろ次世代機が出揃う時期がやってきました。自分が忠誠を誓う対象を既にお決めになったでしょうか?

今回は、いったいどれを買えばいいのか?その迷いに決着をつけるべく、基本全部買ってしまう私の意見を述べさせて頂きたいと思います。

c3fc3afe先ずは、おさらいから・・・。

現在次世代ゲームと言われている機種は全部で以下3機種です。

【WiiU】2012年年末(11月18日)に最初に発売された次世代機です。Game padと言う端末とセットとなっており、大画面とサブ画面を用いた新しい遊びが提供される予定である。

【PS4】ゲーム史史上最も長く王座に君臨し続けているゲームハードシリーズの正統なる後継機。シームレスにネットサービスと連動する事を目指している。2014年2月22日日本で発売されます。

【xboxone】絶対王者だったPSシリーズのシェアを半分まで削り取ったMS機(敢えて誤解を与える)。360で熟成させたkinectを用いた直観的操作で覇を狙う。2014年1月中に発売されるとの噂。

今回はこの3機が世界を舞台にゲームハード戦争を繰り広げます。

思えば我がPCE共和国が滅びた1998年4月24日(最後のソフトはファーストKiss★物語)から15年の年月が経とうとしています。Huカード時代からファンた私にとって、同時代に宿敵(と書いて友と呼ぶ)であった任天堂【スーパーファミコン】とセガ【メガドライブ】を相手にあっさりと王座を奪取したPSシリーズ。あのときゲーム屋の時代が終わり、大企業の時代になったんだぁとつくづく思ったものです。

はっ!PCEへのあふれる愛のあまり、なんだかわけのわからないことを言ってしまいました。話を戻します。今でも任天堂やセガは好敵手として好感を持っていますが、今回は公平に見ないといけないですね。因みに、そんなことを言いながらWiiUをとりあえず今回のクリスマスは買いましたよ。レゴシティーアンダーカバーの為だけに!

それでは、基本的な部分から見て行きましょう。あと、よく皆が言う『結局良いソフトが有る方だよねっ!』はここでは無しですっ!ゲームハードの世界は、それを言うと終わってしまうのです。と言う事であくまでソフトの面白さ抜きで分析開始です。

映像編:

所詮絵が綺麗なゲームが一番ええゲームなんや。ファミコン、スーファミ、PS、PS2、XBOX360、今まで絵が綺麗なゲームが勝って来たんやもん!

実はxboxoneだけが4K対応となっております。これは、大きな問題です。現在4K対応TVは未だ普及していませんが、普及した場合、4倍の解像度のゲーム映像が見れることになります。この差は大きいと 言わざる終えないですね。

現情報に於ける出力限界①:

1位 xboxone 2160P(4K対応)

2位 WiiU&PS4 1080P

 

とおもうでしょう?しかし、違うのです。前回の【PS3】、【XBOX360】、【Wii】戦役を紐解くと、実は1080Pの解 像度をほとんどの機種が選ばず、720Pの解像度でゲームを制作している事が分かります。解像度はそのまま開発リソースの上昇を意味しますので、実はなか なか4Kゲームなんて出ないと言うのが現実でしょう。そして更に!4KTVの普及に関して正直眉唾です。ハイビジョン程の衝撃を受ける内容では無いので、 買い控えがしばらく続くと言う見方が圧倒的なのです。少なくとも、これから5年間の内にそう大きなTV画像転換期は起こらないでしょう。つまり、こうなり ます。

1位 xboxone WiiU PS4  みんな一緒に 720Pがやっぱいいよねっ!

 

次に、同じ720Pや1080Pの画像出力の中でも、どれが一番ぬるぬる動くのか?と言う部分に注目してみます。同じSD画質のスーパーファミコンとPS1にも画質の違いが有る様に、機体性能によって映像の違いが出るのです。

今 回は皆同じような構造の機体なので、ポイントはただ一つ、ビデオメモリとなります。旧世代のWiiUは置いといて、xboxoneとPS4の決定的な違い は、メモリの世代格差となります。xboxoneはDDR3世代、PS4はDDR5世代です。簡単に言うと、xboxoneのは今のちょっと良いノートパ ソコンレベルで、PS4のは、かなりハイエンドクラスのデスクトップPCのグラフィックカードだと言う事になります。しかし、最初は差がほとんど見られないでしょう。ハードの限界を引きずり出すにはまだ早すぎる事と、各ソフト会社も最初はあまり差をつけると叩かれるので、下のハードに合わせる事が多々あります。

現情報に於ける出力限界②:

1位 xboxone&PS4  体感的には一緒じゃね?

2位 WiiU                     やっぱちょっと昔の映像。

 

 最初は差が出ないでしょうが、2年程度経つと、画像の次元が変わるでしょう。但し、テクスチャ貼りまくりのヌルテカしたリッチで美しい画像と普通にきれ いな画像、その違いはゲームに没頭している時全く関係ないのが悲しい所です。それでもxboxone、WiiUへの移植版は劣化版だと言う声が、方々で聞 かれる事は間違いありません。

現情報に於ける出力限界③:

1位 PS4          ヌルテカリッチ

2位 xboxone テカリッチ

3位 WiiU        可愛い絵で誤魔化します!

 

 

新しい遊び編:

今は新しい道具がないとあかへんあかへん!そんなん昔のコントローラ付けて、はい絵が綺麗ですよ!やったらIPADであそぶわっ!なんか新しい体験させてぇ~なぁ~。

次に、新たな遊びを体験できるかという部分です。xboxoneは、Kinectを標準搭載しています。標準搭載の大切さは、長いゲーム史が物語っています。ディスクシステム、メガCD等々、後付した物を売るのは非常に困難です。恐らくPS4の新しくなったカメラもコントローラに付いているスフィアとセットとなるツールなのに標準搭載されていない為、最終的にコントローラのスフィア(いろんな色に光る部分)を無くした廉価版が発売されるでしょう。Wiiの成功は、センサーバとヌンチャクコントローラを標準としたところにあります。Kinectの様に手を動かしたり、声を発するだけでTVが付いて、ゲームが進むなんて、楽しいに決まっています。

現情報に於ける体験の新しさ①:

1位 xboxone    進化したkinect

2位 WiiU              新感覚Gamepad

3位 PS4                進化したチンコン(カメラは別途買ってね)

そして、更に欧米では特に人気のスポーツゲーム、皆さんもサッカー等やられると思いますが、オンラインも確かに楽しいのですがやはりオフラインで気の合う仲間とワイワイやるのが楽しいですっ!特にゲーム部は多人数ゲームが大好きな人の集まりなので、PS4のコントローラ7人同時接続は評判がよかったです。しかし・・・今回何故かPS4は4人接続になってしまっています。一体何を考えているのかと・・・・。XBOX360は以前4つでしたが、弱点を克服してきています。

現情報に於ける体験の新しさ②:

1位 xboxone     コントローラ8個接続

2位 WiiU        コントローラ4個接続+GAMEPAD1個接続

3位 PS4        コントローラ4個接続

 

しかしそんな新たな遊びを詰め込んだxboxoneにも弱点が有ります。今回のハード戦争は携帯機との連携を各社打ちだしているのですが、WiiUは元々Game padを持っている事に加え、更に3DSとも繋げられる様に設計されています。これは非常に楽しい事になりそうです。また、PS4もPSVITAの設計段階からこの機能を前提としており、VITAの画面でPS4を動かす事も出来る様になっています。また、SONYではアンドロイドアプリやIOSを用い、PSVITAを持たない人にもスマートフォンを通じてこの機能を広げようと言う動きもあるそうです。大画面の公開情報と、小さい自分だけの非公開情報があると、かなり楽しい遊びが作れます。携帯OSで敵対関係にあるMSにはこれは流石に出来ないと思うので、これは巨人の泣き所となる可能性が有ります。また、xboxoneは値段もkinectのせいで高く設定されてしまっています。ネットの楽しさは、以前はXBOXのクローズドサーバが圧倒的でしたが、もうほぼ決定的な差は無くなってきています。また、クラウドサービスに於いてもSONYはGAIKAIと言う専門会社の買収等、着々と準備を進めています。

現情報に於ける体験の新しさ③:

1位 xboxone WiiU 

2位 PS4    

   

運営編:

所詮サードがついてこんかったり撤退したりしたらそれでおわりやん?いっくらええハードやかて儲からへんかったら皆どうせやめるんやろ?

 各社得意分野が基本的に違います。SONYは物づくり、MSはソフト、任天堂は需要の創造。これらはハードスペックに大きな影響を与えると共に、設定価格やビジネススタイルにも影響を与えます。SONYはPS4では381$製造原価が終に売価を下回ったそうですし、ハードのプロ集団が熟成していないMSは471$になってしまっている様です。任天堂は今までハードでは儲けていたのですが、今回はGamepadだけで原価が120$といわれており、当然赤字となってしまう様です。やはり物づくりをする仕組みとして、設計、電子部品の相場を抑える原価管理部隊等を抱えるSONYとはかなりのノウハウの差が出てきている様におもえます。この差は値下げや在庫保持数にも大きく影響しますし、数年後のコストダウン結果にも大きく影響します。

現情報に於ける経営の健全さ②:

1位 PS4      売価:399US$ 製造原価:381US$ 

2位 WiiU     売価:299US$ 製造原価:226US$←1年近くたっている。   

3位 xboxone       売価:499US$ 製造原価:471US$   

 

次に、始まったばかりではありますが、現在までの売り上げ状況を見てみましょう。最初はゲーマーが飛びつきます。ゲームハードは最初に目新しいとある程度は売れる物なのですが、5年から8年の長期にわたる戦役に置いて、スタートダッシュでは測れない物が多々あります。PS4は12月1日迄に210万台を売り上げオーストラリアでは欲しくて銃撃戦を繰り返すパニックです。xboxoneも続いて200万台に達しました。Wii Uはと言うと、未だ100万台程度となっています。そりゃそうですよね?他に凄いのが控えている訳ですから。

現情報に於ける経営の健全さ②:

1位 PS4  xboxone 素晴しいロケットスタート

2位  3DO

3位 WiiU   

 

 最後に、やはりサードです、大切なのはサードがついてくるかです。今のところ、PS4にはFFが早速名を連ねています。但し、自社開発のキラーソフトが少なく、現在の様にサードがマルチ展開する状態下に置いては、如何に3機種の中で最高の画質の物を作ってもらうかが重要になります。逆にMSは自社開発のソフトの中に非常に魅力的な物が多くあり、ソフトの売り上げは安定しています。但し、日本産ソフトの販売は限定的かもしれません。任天堂はWiiUでは大きなマスを確保する事はもう無理かもしれません。しかしサードも3DS、Wiiでの継続販売の為に義理でWiiU用ソフトを出してくれると言う部分が有り、今後も供給は期待できます。

1位  xboxone WiiU 自社生産力が高い。

2位   PS4             サードが殆どxboxoneと同じ。差別化をどう図る?  

 結果発表!

PS4でしょう!!こんなに御託を並べる必要もありませんが、今回は圧勝だと思われます!ライバル達が失敗しすぎている様です。(私は全部買いますが。)

文章:K

 

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