ゲーム部のメンバーから「先日のゲームがマニアックすぎる」とお叱り(激励?)を受けたので
今回は比較的ゆるめの更新に(苦笑)
今回は、、、古の周辺機器でもメジャー、かつ現代では遊べなくなるであろう逸品をご紹介。
【ファミリーコンピュータ ロボット ブロック 任天堂 1985】
【ファミリーコンピュータ ロボット ジャイロ 任天堂 1985】
ゲームを説明しますと、ブロックをあっちこっちに置き直したり、ジャイロを回したり、とするわけですが
画面上ではなくそのキーを握るのが「ロボット」、、、!
ブロック等を並び替えるのは現実世界、命令はファミコンのコントローラで。
うーん、近未来!!! (でも判定は自分自身でww)
ゲーム内容がどうのというよりも任天堂の
「ロボットを使ってこういうシステムが動きますよ~!(ドヤァ)」というデモンストレーション的な部分は強いと思います。
実際、アメリカでは光線銃とセットで販売だったのです。
アメリカでのファミコンの販売名が「ニンテンドーエンターテイメントシステム」。
アタリショックで疲弊したテレビゲーム業界に未来と拡張性を見せたかったという思惑がメリケン人達にはビビビ!とキたとかコないとか。
でも、全く有線接続されていないロボットがこちらの思惑通りに動く姿にキュンキュンした未来の工学系ニッポン人ダンスィは多かったはず!
(少なくとも自分はその一人w)
コンポジット出力の通称ニューファミコンが販売終了してこの9月でちょうど10年。
まだまだファミコンが現役動作中の方々も多いと思いますが、今回紹介するロボットは最初にお伝えしたとおり
現代の技術ではもう遊べなくなるであろう代物。でも、なぜ今後遊べなくなるの?
理由は「液晶テレビの普及」。
昔のブラウン管って、見過ぎると目がチカチカしますよね?(もうブラウン管がわからない世代がぼちぼち出そうですが、、、)
ブラウン管特有の走査線による点滅を利用してロボットを動かそう、という天才的な発想で作られているわけです。
なので、遊んでいると妙にテレビの端がチカチカしてるんです。
この「チカチカ」が実はロボットに対しての命令信号だったんです!
なんだって~!
赤外線によるデータ通信やブルートゥース接続なんて夢のまた夢の昭和50年代にこんな夢のあるシステムを作ったなんて!
そして30年程の時は過ぎ、テレビは薄く大きく綺麗に。
無線技術も発達して掃除機ロボットのルンバが各御家庭の床を舐め回すように掃除しまくる現代。
任天堂のロボットシステムは我々の魂として大乱闘スマッシュブラザーズXやマリオカートDSに出演し、その存在を今に残してくれている。
さて、最後はお約束(?)の動画です。(良い子は中国から脱出してから見てね!)
博士役がえらい汚いダミ声だと思ったら西川のりお師匠でしたw
それではまた! アディオス!
文章:らし
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