どうやら先のTVゲーム機販売解禁を受けて、早速動き出した会社がある様です。1994年に起きたTVゲーム機販売ラッシュを彷彿とさせる動きは果たしてあるのか?レースの始まりですね!
深セン上場で、通信業界向けアプリケーションソフトの開発を手掛ける貴陽朗瑪信息技術(貴州省貴陽市、朗瑪信息)はこのほど、テレビゲーム開発会社の貴陽動視雲科技(貴陽市、動視雲科技)の株式 51%を買収すると発表しました。
取得額は 510 万元(約 9,000 万円)です。上海市の中国(上海)自由貿易試験区(上海自貿区)でテレビゲームの生産販売が解禁されたことを受け、朗瑪信息はテレビゲーム市場に参入して、需要の取り込みを狙う。動視雲科技は今月設立したばかりの新会社で、資本金は 1,000 万元です。クラウドコンピューティングを使ったテレビゲームの開発と運営を手掛けています。
郎瑪信息は、電話回線を使ったメッセージ、チャットなどソーシャル型の複合ソフト「電話対対ポン」(ポンはあしへんに並)を主力製品とする民間企業です。
大口顧客は中国聯合網絡通信(中国聯通、チャイナ・ユニコム)や中国電信集団(中国電信、チャイナ・テレコム)など。2013 年1~9月期決算は売上高が前年同期比 8.9%増の1億 1,837 万元、純利益が 23%減の 4,439 万元でした。PCライクなハードとサーバーからストリーミングでゲームを行うクラウドソフトの組み合わせで巨人たちに何処まで立ち向かえるのか?非常に興味のある課題です。
文章:K
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