【ガーマンソンの詩】無茶ブリ3行リレー劇場 第4話

無茶ブリ3行リレー劇場ゲームルール:

①無茶ブられた人は、最低3行以上(出来る限り沢山書いて下さい)の小説を無茶ブリした人の話に引き続き書く。
(更新日は日曜日)
②無茶ブられた人は、その週の話に関連する写真を1枚小説と共に掲載する。
③無茶ブリの対象は、1回でも上海ゲーム部HPに投稿した事のある人を選ぶ。
④無茶ブリの対象は連続で同じ人物を指名してはならない。最低中2週開ける事。
⑤作風は人それぞれ自由。
⑥1作品、10話目で絶対に完結させなければならない。

 

第4話 【ガーマンソンの詩】

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..

小旅行というには少々長い時間をかけた移動で変わらぬ風景に飽きかけた頃、目的地に辿り着いた。

いや、飽きかけたのは車窓の風景だけで、会えるかもしれないという気持ちだけが逸りだし焦りにも似た感情が僕の胸の奥、厳密に言うとお腹の下あたりから胸全体をキュウっと締め付けてくる。

『あと少しで会える』根拠の無い自信だけがどんどん膨らむ。

駅で簡単に彼女が住む場所付近を調べ、人目も気にせず、ただ真っ直ぐと最短距離を進むべく人の流れにぶつかり、お詫びもそこそこに小走りする様は傍から見ると滑稽な姿だったと思う。

それくらいなぜか焦っていた。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

それにしても「神様になっちゃった」ってなんだったんだろう。

会える(かもしれない)という感情が湧き上がるとともに、春のあの時の言葉が心の臓あたりをグルグルと回り始めた。

神様なら僕の願いを叶えてほしいよ! ただ逢いたいだけなのに!

 

心拍数が上がり続け、まるで競歩の大会のようにズンズンと進んでいると「キャッ」と小さな声が聞こえた。

しまった。足を踏んでしまったか。それとも肩を強く打ち付けてしまったのか。

「ごめんなさい、焦ってたもので、、、、」

過ぎ去ろうとしつつもお詫びだけはしようと声の先に顔を向けた瞬間、奇跡は起こった。

その先には2〜3度だけ会ったことのある、彼女の妹が立っていた、、、

 

p1

 

〜続く〜

 

次のターン:  【しもみん】を指名します。

画像は関係ないです(苦笑) 萌え萌え展開よろしく。

 

 

文章:らし

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