この38口径が、誰よりも早く、ものを言うぜ。
ジュリアス・ロング「俺の遺品を越えていけ」
かっこいいな~こんな台詞一度でいいから言ってみたいな~
え?言えるって?どこで?
え!ここで!?
今回ご紹介する「真夜中の探偵」では
皆さんに探偵となっていただき、事件を一つ解決していただきます。
キャット&チョコレートを遊んだことのある方はお分かりでしょう
そう、これも「ストーリーテリングゲーム」の一つとなります
ストーリーテリングゲームとは、
プレイヤー自身が物語を紡ぐ、つまり何もかもがプレイヤーの思い通り
何をしても良いわけではなく、限られた手札の中でいかにうまく物語をつなげていくかがポイント
そんなゲームです。
このゲームには2つの遊び方が存在します。
- ハードボイルドモード(初回推奨)
- パルプフィクションモード(他人評価型)
今回はハードボイルドモードをご紹介します。
主人公は7人の探偵の中から一人(事件を解決してくれそうな人)を全員で一人選択し共有します。
主人公は一人で十分。それがハードボイルド
プレイヤーには「4枚の物語カード」と「1枚の手がかりカード」、そして「1枚のナレーションカード」が配られます
各プレイヤーは自分のターンに「物語カード」と「手がかりカード」の中から最大で2枚場に出すことができます。
カードを出すときに条件が2つあります
- 物語に沿うように自分で話を作り発表する
- 直前に出されたカードの上に書かれている3つのマークの中に、今時分が出したカードの大きなマークが含まれてなければならない。
これらが満たされていないとき、カードを場に出すことはできません。
どうしてもカードが出せない場合のみ、物語カードと手がかりカードを好きな組み合わせで2枚まで補充することができます。
「手がかりカード」をストーリーに組み込むことで4人の容疑者に手がかりポイントが加算されていきます。
ポイントチップには-1、+1、+2の三種類があり、どのポイントが置かれるのかは自分でも分かりません。
場に出ている手がかりポイントが一定の数になった時点でゲームが終了します。
ナレーションカードは自分のターンに使うことができます。大きな良い声でナレーションを読み上げます。
その後ナレーションカードの効果を適用します。
(効果の例:カードを2枚引く、手がかりトークンを1つ自分だけ確認する、など)
ナレーションカードは使った瞬間に1枚手札に補充されます。
ゲーム終了時、全てのポイントチップを表向きにし、最終的に手がかりポイントがもっと多かった容疑者は真犯人となります。
その中で、真犯人だったキャラカードの上に最も多くのチップが乗っていたプレイヤーが勝利します。
簡単に紹介しましたが、いかがでしょう。
遊ぶたびに変化するストーリ展開。事件を解決する探偵や容疑者。それぞれが様々な個性を持っています。
また、多数ストーリーが用意されており毎回違ったストーリーで遊ぶことができるようになっています。
真犯人を暴くのはいったい誰なのでしょうか。
それでは、また。
彼女はハードボイルドで、すこぶる頭の回転が早い
100万ドルを手にするまでは、絶対に諦めないだろうな
ブレット・ハリティ「死人の日記」第6章
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