【ガーマンソンの詩】無茶ブリ3行リレー劇場 第7話

無茶ブリ3行リレー劇場ゲームルール:

①無茶ブられた人は、最低3行以上(出来る限り沢山書いて下さい)の小説を無茶ブリした人の話に引き続き書く。  (更新日は日曜日)
②無茶ブられた人は、その週の話に関連する写真を1枚小説と共に掲載する。
③無茶ブリの対象は、1回でも上海ゲーム部HPに投稿した事のある人を選ぶ。
④無茶ブリの対象は連続で同じ人物を指名してはならない。最低中2週開ける事。
⑤作風は人それぞれ自由。
⑥1作品、10話目で絶対に完結させなければならない。

 

 
 
 
 
 
 
 
第7話 【ガーマンソンの詩】
 
 
 
 
季節はずれの桜吹雪が終わると、そこには懐かしい光景が広がっていた。
 
「嘘だろ・・・・・・」
 
暖かい風が頬を撫でる。
そこに遅れてやってきた桜の花びらがひっつく。
いつのまにか首元が苦しい、良く見れば黒い詰襟の学生服を着ているではないか。
驚いて自分の姿を見ると、履き古したスニーカーが視界に入る。
 
先ほどまで自分がいた場所は神社の一室だったというのに、一体どういうことなのだろうか。
僕は慌てて辺りを見回した。
彼女は一体どこに行ったのだろうか。
辺りに彼女の姿が見えないので、慌てて走り出した。
そしてさらに自分の右手に黒い筒があることに気づく。
 
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卒業証書、という金文字を見て、僕は悟った。
もしかして、そんなまさか。
全力疾走と期待と興奮と混乱によって、僕の心臓はこれ以上もなく激しく脈打っていた。
 
「千鶴子っ!!」
 
いつのまにか彼女の名前を叫んでいた。
夢でもいい、夢でもいいから、あの日できなかったことをここで成し遂げたい。
もつれそうになる両脚を叱咤しながら、強く地面を蹴る。
桜の花びらに視界を遮られながらも、僕は校舎の角を曲がった。
在校時代、千鶴子に告白するならここでしたいと決めていた、人通りの少ない百葉箱の前。
そこに呼び出したかった。卒業式が終わって、ここで告白したかった。
君が好きだと言いたかった。
 
確証はないけど、彼女が夢を司る神様であるなら、僕の”夢”を叶えてくれるんじゃないかって期待している。
神様という存在は願いを叶えるものでもあるから、きっとそうしてくれるんじゃないか。
そして百葉箱の前には――
 
 
 
<<続>>
 
 
 
次のターン:【K】さんを指名します。 
 
メッセージ:このシチュエーションをあえて壊してもらえるんじゃないかと思ってワクワクしています。 
 
文章:ゆず

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