どうも、はじめまして、すきじといいます。
3月1日に上海ゲーム部にて実施された、MTG(THS×3、BNG×3)シールド戦を実施したときの個人のレポートです。
残念ながら、筆者の実力はMTGの戦術をちゃんと語っていいレベルではないため、誤った記述等もあるかと思いますが、誤っていると思われる点は指差して笑いながらお読みください。
さて、今回行ったシールド戦は、その場で開封した6パックからデッキを作るルールです。まずは、パックを開封して自分のカードをチェックする必要があります。シールド戦は空けたパックが命。ここで、空けたカードがくそなら、作れるデッキもくそデッキです。
MTGをここ数ヶ月で始めた部員がいたりする中、経験者が負け越しては恥ずかしいので、強いカードを引きたいところ。パック開封は、まさに、カードを見ながら一喜一憂の緊張の連続です。
・パックから出てきたカード一覧
白 《天界の執政官/Celestial Archon》 《レオニンの投網使い/Leonin Snarecaster》 ×2 《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos》 《沈黙の職工/Silent Artisan》 《旅する哲人/Traveling Philosopher》
《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard》 《散兵の精鋭/Elite Skirmisher》 《神に寵愛された将軍/God-Favored General》 《大アカシカ/Great Hart》 《くぎ付け/Hold at Bay》 《忠実なペガサス/Loyal Pegasus》 《オレスコスの太陽導き/Oreskos Sun Guide》
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青 《液態化/Aqueous Form》 《海岸線のキマイラ/Coastline Chimera》 《迷宮での迷子/Lost in a Labyrinth》 《前兆語り/Omenspeaker》 ×2 《海神の復讐/Sea God’s Revenge》 《タッサの褒賞/Thassa’s Bounty》
《高巣の崇拝者/Aerie Worshippers》 《予言/Divination》 《一過性の知力/Evanescent Intellect》 《氾濫潮の海蛇/Floodtide Serpent》 《ニクス生まれのトリトン/Nyxborn Triton》 |
黒 《洞窟のランパード/Cavern Lampad》 《毒々しいカトブレパス/Loathsome Catoblepas》 ×2 《骨読み/Read the Bones》 《ファリカの療法/Pharika’s Cure》 《蘇りし者の密集軍/Returned Phalanx》 《苛まれし英雄/Tormented Hero》×2 《思考囲い/Thoughtseize》
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan》きり 《忌まわしい変身/Grisly Transformation》 《アショクの心酔者/Ashiok’s Adept》 《悪魔の皮の喧嘩屋/Felhide Brawler》 《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon》 《屍噛み/Necrobite》 《窒息死/Asphyxiate》 |
赤 《闘技場の競技者/Arena Athlete》 《国境地帯のミノタウルス/Borderland Minotaur》 《統率の取れた突撃/Coordinated Assault》 《破砕/Demolish》 《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle》 《モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis》 《イロアスの神官/Priest of Iroas》 《双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus》 《野蛮な祝賀者/Wild Celebrants》
《天啓の嵐/Epiphany Storm》 《洗い流す砂/Scouring Sands》 《難題への挑戦/Rise to the Challenge》 《一つ目峠のサイクロプス/Cyclops of One-Eyed Pass》 《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker》 《雷の粗暴者/Thunder Brute》 《炎輪のフェニックス/Flame-Wreathed Phoenix》 《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos》 《恐るべき気質/Fearsome Temper》 |
緑 《拠点防衛/Defend the Hearth》×2 《切り裂く風/Shredding Winds》 《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt》 《ナイレアの存在/Nylea’s Presence》 《菅草の蠍/Sedge Scorpion》
《選別の印/Culling Mark》 《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur》 《スコラ谷の災い/Scourge of Skola Vale》 《ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor》 《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper》 《ネシアン未開地の荒廃者/Nessian Wilds Ravager》 《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn》×2 《忍耐の元型/Archetype of Endurance》 《ハイドラの血/Aspect of Hydra》 |
マルチ 《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite》 《蒔かれたものの収穫/Reap What Is Sown》 《ゼナゴスの狂信者/Fanatic of Xenagos》 |
土地
なし |
アーティファクト 《炎放ちの車輪/Flamecast Wheel》 《速羽根のサンダル/Fleetfeather Sandals》 《こそ泥の兜/Prowler’s Helm》 《ゴルゴンの首/Gorgon’s Head》 |
さてさて、パックの中をチェックしてみると、強いカードとしては、
白 《天界の執政官/Celestial Archon》
青 《海神の復讐/Sea God’s Revenge》
赤 《炎輪のフェニックス/Flame-Wreathed Phoenix》
緑 《ネシアン未開地の荒廃者/Nessian Wilds Ravager》
《スコラ谷の災い/Scourge of Skola Vale》 《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt》
あたりが注目株で、レア6枚中5枚は強力なほうと、かなり嬉しいパック。
(残る一枚も、《思考囲い/Thoughtseize》で、お財布的にも嬉しい。)
さて、ここからは、どの色を使うかですが。
黒は、強力なカードもない上に、脇を固めるカードでも、強いカードが少ないので、当然切る。
青は、《海神の復讐/Sea God’s Revenge》のほかに、バウンスもなく、クリーチャーも貧弱なため、メインカラーとしては切る。
残った三色の白緑赤でデッキを組むとして、どの色も使いたいレアがあったり、パッと見では、突出して弱い色がなかったりで・・・大変悩ましい。悩んだ末にとりあえず、使えそうなカードを並べてみることにすると・・・
4、5マナ域に白いクリーチャーカードないじゃん!?
(基本的に、THS×3 BNG×3シールドでの遊び方においては4,5マナあたりの強いカードの数が少ないと、致命傷になります。)
てことがわかったため、白いカードを切って、赤緑へ。緑の色マナサポートがあり、青も無難にタッチできるため、強力カードの《海神の復讐/Sea God’s Revenge》も入れます。
で、その後も、スペルの絞込みに悪戦苦闘しながら作ったのが、下記のデッキ。
土地 17
《山/Mountain》 8
《森/Forest》 7
《島/Island》 2
クリーチャ 14
《菅草の蠍/Sedge Scorpion》
《闘技場の競技者/Arena Athlete》
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn》×2
《ゼナゴスの狂信者/Fanatic of Xenagos》
《双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus》
《スコラ谷の災い/Scourge of Skola Vale》
《一つ目峠のサイクロプス/Cyclops of One-Eyed Pass》
《炎輪のフェニックス/Flame-Wreathed Phoenix》
《モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis》
《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper》
《野蛮な祝賀者/Wild Celebrants》
《ネシアン未開地の荒廃者/Nessian Wilds Ravager》
《雷の粗暴者/Thunder Brute》
スペル 9
《速羽根のサンダル/Fleetfeather Sandals》
《ゴルゴンの首/Gorgon’s Head》
《こそ泥の兜/Prowler’s Helm》
《恐るべき気質/Fearsome Temper》
《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle》
《統率の取れた突撃/Coordinated Assault》
《ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor》
《海神の復讐/Sea God’s Revenge》
プランとしては、赤と緑のクリーチャーを展開しながら3、4マナで積極的に攻めて、攻めが止まったら、各種装備品や、《海神の復讐/Sea God’s Revenge》のサポートで、展開をこじ開けるような感じのコンセプトで作ったデッキ。
《スコラ谷の災い/Scourge of Skola Vale》と、《炎輪のフェニックス/Flame-Wreathed Phoenix》のコンボがチャームポイント。
貢納しない限り、《スコラ谷の災い/Scourge of Skola Vale》が無限にでっかくなるぞー。
ちなみに、《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt》は、緑の信心が少ないので、今回は使用せず。基本的に、クリーチャー化できない、神様は神ではありません。ただの紙です(ドヤァ
そんな感じで、デッキが完成、実際に部員と対戦です。
1マッチ目 N氏 ○○
1ゲーム目は、N氏が出遅れたところを、ビートダウンして勝利。2ゲーム目は、N氏土地事故。
ということで、危うげなく1マッチ目ゲットして、その後も何戦かやってみても、N氏の土地がもたついてこちらが勝利する展開ばかり。。。
す:「Nさん、土地何枚いれてるの?」
N:「13枚」
す:「Σ(゜□゜ )」
とりあえず、土地の枚数を調整し、2マッチ目以降試合するようしたほうがいいよとアドバイス。
(身内で遊んでいるだけのため、メインとサイドの区別はあまりありません)
リミテッドは、マナソースは16枚以上入れようっ。僕と君との約束だっ。
2マッチ目 ぶちょー ×○○
《海神の復讐/Sea God’s Revenge》で流したらなんか勝った。
3マッチ目 ぐりずりー ○○
事故気味だったところを、きちんとビートダウンされて負けた。
てことで、 2-1と残念ながら、3連勝はならず。事故も多かったけど、デッキのクリーチャーとスペルのバランスが悪かったような。。。
てことで、試合後に、ぐりずりーさんと、俺のデッキについて反省会。
かっこよくビジネスマン風に言うと、PDCAサイクルをまわすのです!!
さて、デッキをチェックしていて、指摘された問題としては、
・いくらなんでも、装備品多すぎ。
・エンチャントが多くないから、《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn》を抜いて《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur》を入れるべき。
・6マナが3枚と多いので、土地は18枚ほしい。
などなど。
なるほど、いわれてみればそのとおりと感じる。反省すべきことばかりですね。ただ・・・
ぐ:「《恐るべき気質/Fearsome 》は、いまいちだと思うよ。」
す:「なるほどー。別のカードに変える余地ありですね。」
ぐ:「あと、5マナ域、薄くないですか」
す:「何を入れるの? 緑と赤には5マナ域《野蛮な祝賀者/Wild Celebrants》以外ないよ?」
ぐ:「《氾濫潮の海蛇/Floodtide Serpent》」
す:「えー? それ入れるくらいなら、クリーチャー減っても、《恐るべき気質/Fearsome Temper》入れるべきだよ。」
VS
ここに男の名誉をかけた論争勃発。
5マナ域の層の薄さをカバーするため、キャントリップエンチャントとコンボするため、タッチカラーで青も入っていることだし、海蛇を入れるべきだという、ぐりずりさんと、
そもそも、《氾濫潮の海蛇/Floodtide Serpent》が、5マナ4/4のデメリット持ちで弱すぎるため、入れるべきではないという俺との間で、激しいやり取りが、
議論を繰り返しても決着はつかず、かくして、《氾濫潮の海蛇/Floodtide Serpent》を入れた元俺のデッキと、元ぐりずりさんのデッキを借りて、実際に対戦することに。
ここまで、来れば言葉なぞ無意味・・・・・ただ、己を信じ、こぶし(デッキ)で相手を黙らせるのみっ!
えーい、女こどもはすっこんでろっ!!
で、結果。
ぐ:「かったー。どうです?わかりましたか?《氾濫潮の海蛇/Floodtide Serpent》の強さが」(3戦やって2-1で、ぐりずりさんが勝ち)
す:「いやいや!確かにゲーム負けたけど、全部のゲーム、《氾濫潮の海蛇/Floodtide Serpent》でてないじゃん!?」
ぐ:「うーん、ていうか、青いカード使わずに、勝ててるから、ぶっちゃけ青タッチいらないんじゃない?。」
す:「議論ちゃぶ台返しですかっ!?」
・上記踏まえて、帰宅後に反省しながら、いじった結果
土地 17
《山/Mountain》 9
《森/Forest》 8
クリーチャ 16
《菅草の蠍/Sedge Scorpion》
《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker》
《闘技場の競技者/Arena Athlete》
《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur》
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn》
《ゼナゴスの狂信者/Fanatic of Xenagos》
《双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus》
《スコラ谷の災い/Scourge of Skola Vale》
《一つ目峠のサイクロプス/Cyclops of One-Eyed Pass》
《炎輪のフェニックス/Flame-Wreathed Phoenix》
《モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis》
《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper》
《野蛮な祝賀者/Wild Celebrants》
《ネシアン未開地の荒廃者/Nessian Wilds Ravager》
《雷の粗暴者/Thunder Brute》
スペル 7
《速羽根のサンダル/Fleetfeather Sandals》
《こそ泥の兜/Prowler’s Helm》
《恐るべき気質/Fearsome Temper》
《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle》
《統率の取れた突撃/Coordinated Assault》
《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos》
こうして、少しづつPDCAが回り、MTGは日々進化するのです。
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