これ、昔、子供の頃に流行ったよね〜
高かったから買ってもらえなかったんだよね〜
普段の会話のなかで、こんな感じのやりとりがよくあるよね。
子供の頃に憧れたスロットカー(SLOT CAR)で遊びたくなった大人達の物語です。
スロットカーとは、模型の車がスロット(溝)の付いたコースを走るシステムで、コースは2つのスロットが平行に走っており、2台の車で競争ができるようになっています。コントロールはスピード調整だけで簡単です。カーブでスピードが出すぎているとコースアウトしますけどw
近年、デジタル技術を使って、複数台走らせられたり、走行しているスロットを変えたりできるような製品も出ています。
それは、突然始まった・・・
K「パンダさん、ドイツがまたやっちゃった」
K「http://jp.autoblog.com/2013/08/23/kyosho-carrera-slot-car/」
LINEにそれは流れて来たのであった・・・
ドイツの老舗スロットカーメーカー「Carrera(カレラ)」の記事。
パンダ「おお、DIGITAL 132シリーズがよさげ。オーバーテイク出来るってw」
もうすでに心が落ちていたw
N「あと、カレラ専門店がなんかあるごようす・・・・」
斜め左上から、いきなりのブッコミ情報がw
K「なんとw 今度一緒に行きましょう」
N「●●●路xxx号にあるらしい」
K「あーじゃあ今週いこうw」
そんなこんなで・・・
パンダ「じゃあ、今週行くでいいのかな?」
K「行きましょう! じゃあ、2時集合ぐらいですかね?」
K「やべーかっちゃわないように、しないと」
K「ダメダメ、車が限界 あくまで取材ですよ。」
パンダ「フルセットは高いから、車くらいは買ってまうかもねw」
と、土曜日に行くことが決まってしまったw
・・・・・・・・
浦東にある96広場のハーゲンダッツで待ち合わせ。小雨が降る肌寒い日であった。
みんな集まると、早速お店にゴー! 2階に上がり、お店を発見!
全面ガラス張りのお店は、まさに夢のお店!!!
目に入った瞬間から、テンションはウ・ナ・ギ・ノ・ボ・リw
お店にはレイアウトコースが設置されておりヤバイ感じです。
(遊ぶには10分●●元とお金が必要です)
店員さんに走らせてもらうと、みんなの目が輝きだした・・・
足元には、DIGITAL 132のフルセットが展示されており、いちおう値段だけでも聞いてみようと。
店員「○○○○元っす」
うーん、なかなかのお値段。さすが、てんこ盛りのワイヤレスセット。
コントローラがワイヤレスなんですよねー。ついでにセットがプライスレスだと嬉しんですが・・・
ま、今日は、車だけかなー、買うとしても。
と、その瞬間、とんでもない会話と光景が飛び込んで来る・・・・・
K「2セット買うと安くなる?」
店員「なりまっせー これくらいに」
目を疑うパンダ・・・
ニヤけるK・・・
もう覚悟を決めたパンダの会心の一撃!
パンダ「えー ○○○○元にならないの?」
店員「え、・・・・・ 老板!」
老板「いいよー」
長い時間が流れていたように思ったが、付いてきていた他の2名に言わせると、瞬殺で物事が決まっていったと証言していたw
K&パンダがそれぞれ1セットずつ買ってしまったのであった・・・
上海って恐ろしい街だ・・・
ニコニコな老板・・・
早く開けたい気持ちを抑えながら、ゲーム部室に向かう・・・遊ぶのは明日だ!
・・・・・・・・
次の日の日曜、ゆっくり起きて開封の儀。ワクドキが止まらない。
説明書が分厚い。とんでもなく分厚い。
それは、24ヶ国語で説明していたのであった。ドイツメーカー最高!
各国数ページなのだが、24ヶ国語分あるからページ数も半端ない。
でも、日本語で書いてあるのはありがたいです。
全部つなげると、3.5m×1.8mのスペースが必要です。長さ9.0mのコースになります。
とりあえず、畳部屋の小上がりに置けるように小さめにコースを作ってセッティング。
コースを組んでる時は、かなり楽しいですね。
コースレーンは2本走っていて、その中にレーンチェンジができる部分があります。
これをうまく使って走行レーンを変更して、相手の車を追い越すことが出来るようになります。
また、追い越されなように相手の車と同じレーンに移動してブロックすることもできます。
車の作りも素晴らしい。細かなところまで作りこまれています。
ヘッドライトもブレーキランプも点灯します。止まるときには、ブレーキランプが点きます。
点灯モード時は、ヘッドライトもテールランプも点いています。その状態で、車が停まる時にブレーキランプが輝度を増して光るんです!
なんと細かな作り込み。ドイツメーカー最高!
レーンチェンジをもう少し説明しますね。
レーンチェンジは、コントローラにあるボタンを操作することによって行えます。
写真の人差し指の所にある赤いボタンでレーンチェンジします。
押しっぱなしにすると、走行するレーンをチェンジします。ボタンを離しているとチェンジせずに通過します。
コースにはセンサーとレーン切替システムが組み込まれています。コース自体もハイテクですw
DIGITAL 132シリーズ(1/32スケール)の大きな特徴として、ワイヤレスシステム(有線コントローラもあります)、6台同時走行、レーンチェンジがあります。
そのほかに、車のライトが点灯したり、様々な機能とアクセサリーが揃っています。
レースを楽しく行えるように、ラップ計測器、順位表示タワー、ピットレーンなどあります。
ラップ計測器は、タイム計測(1/1000)や周回数、順位などが表示されます。他にもレース用のモードもあり、かなり高機能。
面白い機能で、燃料モードというのがあります。
走行した距離に応じて燃料が減っていき、なくなる前にピットで給油しなければならない。
燃料が満タンの時はトップピードが遅くなっており、燃料が減るにしたがって、徐々にスピードが上がる。
燃料が尽きると、スピードが半分になり、ピットインして給油しないと、どんどん追いぬかれてしまう。
そんな素敵な機能も付いています。
一人でも遊べるようにと、自動走行機能があり、一人でも複数台の車とレースをして楽しめます。
ペースカー機能もあり、そこまで必要なのか? と、思わせるほど本格的です。
初心者でも楽しめるよう、車のスピードも10段階で調整できます。
子供の頃に売っていたスロットカーの世界とは全然違う世界になっていた・・・・・
素晴らしい〜
うへ〜 楽しすぎる。一人で走らせても楽しいのに、みんなで遊べばもっと楽しいだろうな〜
ということで、近々、上海ゲーム部スロットカーグランプリを開催予定です。
[S1 GRAND PRIX SHANGHAI-GAMECLUB]
練習走行会もやりますので、初心者の方でも参加OKです!!!
詳細は、追って告知していきますので、お楽しみに!!!
文章:パンダ
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