ボードゲームは人によっていろんな楽しみ方がありますよね。
ボードゲームが好きな理由もそれぞれ違うと思います。
- 可能性を突き詰め、後の展開を考えて遊ぶのが好き。
でもそれがうまくいかなかったときの感覚も好き。 - ゲーム中の会話が好き。
でも会話中で騙されていることに気づくと結構ショック。 - 逆にだましてやったときの爽快感は大好き。
- 運任せに遊ぶのが好き。
- ゲーム中の空気が好き。
- コンポーネント(コマやボード)が好き。
- ゲームをインスト(ルール説明)するのが好き。
この漫画の登場人物も、ボードゲームをそれぞれの楽しみ方で遊んでいます。
放課後さいころ倶楽部
著者:中道裕大
現在1巻、2巻が発売中。月刊サンデーで毎月連載中。
~あらすじ~
春の京都—– 見知らぬ街に引っ越してきた女子高生の綾。彼女とはじめて友達になったのは、引っ込み思案な同級生の美姫。ある日の放課後、委員長の翠の後をこっそりつけて綾たちが訪れたのは、アナログゲーム専門店、その名も「さいころ倶楽部」!! 思わずやってみたくなる、本場ドイツのボードゲームも満載!! 「楽しい」を探す少女たちと、心躍るゲームの世界へ!!
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ついにボードゲームの漫画が!ということで放課後さいころ倶楽部です。
なんと登場人物のほとんどがボードゲーム未経験!
しかし未経験だからこそ、遊んでいく内に様々なことに気づきます。
魅力をたっぷりと伝えてくれるのがこの漫画です。
↑「カタン」だって知りません。
自分の手でコマを動かす楽しさ
課題を成し遂げることへの爽快感
人と対面して遊ぶことのできる時間
発言と行動と状況が鍵を握る(地獄のような)心理戦
これらを漫画で再現しています。読んでいて思わず「あるある!」とうなずいてしまいそうになります。
↑この男性の初ボードゲームは「カタン」でした。
この他にもゴキブリポーカーやインカの黄金など有名なドイツゲームがたくさん登場します。
キャラクターも様々で、おじいちゃん同士でボードゲームしたり、スケバン風の女の子と遊んだりします。
ゲームの説明もキャラクターがしてくれます。
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この本を読むたびに、ボードゲームって不思議だと思います。
一枚の板が大勢の人を虜にし、熱中させる。
この小さなコマのなかに大きな魅力があるに違いない。
そう思ったが最後、もうボードゲームの魅力からは逃れられません。
それではまた。
文章:Noi
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