もうすぐゲームマーケット!大陸からの初出展も?

ランブルの森こんにちは、ミズタニです。

6月1日に開催されるゲームマーケット2014春の出展ブースが先週発表されましたので、今回はゲームマーケットの話題を。
特に中華圏からの出展者に焦点をあてたいと思います。
まだ具体的に出展されるボードゲームの情報は少ないので、概要をざっくりと。

ゲームマーケットといえばもちろん日本国内からの出展がメインですが、少数ながら国外からの出展もあります。
今回は企業ブースでHappy Baobab(ブース番号:A05)が韓国から、台湾ボードゲームデザイン(A06)とSwan Panasia(A07)が台湾から出展しています。
また、一般ブースではBIG FUN・大玩卓遊(E39)とMoaideas Game Design(E42)が台湾からの出展です。
もしかしたら他にもあるかもしれません。

さて、台湾からの出展というとSwan Panasiaはご存じの方も多いかと思います。
2011年秋のゲームマーケットがおそらく初出展です。
日本ではカードのスリーブのメーカーとして有名ですが、台湾ではボードゲームの代理販売を行っているほか、独自のゲームの出版も行っています。
過去には『タイワンスナックバー』などがゲームマーケットで販売されていますね。

タイワンスナックバー↑可愛らしいウェイトレスさんが鬼のように料理を食わせてくる『タイワンスナックバー』

もう一方の 台湾ボードゲームデザインは、いくつかのボードゲーム制作スタジオが集まったサークルです。
一般出展のBIG FUNとMoaideasもこのサークルのメンバーです。
昨年11月のゲームマーケットで初出展を果たしました。
同人サークルという色合いが強いので、台湾ボードゲーム業界にとってはメルクマール的な出来事だったと思います。

Eros Studioの『ランブルの森』やMoaideasの『ピラミッドレイダーズ』『ダンジョンギルズ』、Homosapiens Labの『狼の血』あたりは良い評判を見かけました。
今回も私は大変に期待しております。
Eros StudioはFacebookで『ランブルの森』の拡張版のような写真を公開していましたが、これが今回出展されるのか気になるところです。

また、今回は台湾ボードゲームデザインのブースで、南京小雪的客庁の小雪氏も卓を並べるそうです。
南京のボードゲームバー、ボードゲームショップで、丁寧な対応や店主の人柄からファンの多いお店です。
中国大陸からのゲームマーケットへの出展は初めて(?)です。
大陸発のゲームを持ち込むかもとのことで、どんなものが出てくるのか大変に楽しみであります。

大陸ではまだボードゲーム制作サークルと呼べるようなものはほとんどなく、デザイナー同士の交流はネットが中心です。
ゲーム内容も、アマチュア制作のもので「これは」と思わせるようなものはほとんど出てきていないようです。
この点で、ボードゲームデザインについては台湾の方が大陸と比較して「進んでいる」と言えます。

中国は海賊版が多い国だからこそ、一部の熱心なプレイヤーは中国オリジナル志向が強いです。
今回のゲームマーケットが台湾、大陸を含む中国ボードゲーム業界にとっての歴史的な出来事になることを願っております。

蒹葭↑現在上海のデザイナーが試作中の『蒹葭』。『詩経』の中の詩の一節をテーマにしたゲーム。テーマは面白いがゲームそのものは課題多し。テスト用のものが東京ゲームマーケットに持ち込まれるという話。

※完全に余談ですが、小雪氏が最近、百度貼吧(電子掲示板)で大陸のデザイナーに向けて書いていたスレが面白かったです。

【小雪手札】原创桌游之:原创之难和我满心的愧疚…
http://tieba.baidu.com/p/3002190051

始めに、台湾のデザイナーのEros氏がEros Studioを作って『ランブルの森』を開発するまでの話、
中ほどに、ボードゲームの印刷量と利潤について、
最後に、大陸のデザイナーへのアドバイス
という文章構成です。
全部紹介したいところですが、えらく長いので最後の部分だけ以下にまとめます。

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  1. みんなの意見を聞き、参考にすべきか考えよう。
  2. ゲームデザインは情熱だけではできない。ゲームのシステムへの理解が必要。
  3. 知識の積み重ねは大事。面白いゲームの多くはシステムとテーマが結びついている。
  4. 出版を急ぐ必要はない。「低価格+オリジナル」で売っても小さな枠に収まるだけ。

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文章:T.Mizutani

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