上海の初夏が光の速さでやってきましたねー!
今でも充分暑いのに、これからさらに暑くなるかと思うとげんなりしちゃいます。
さて、先日メンバーのえみさんのお誘いで、上海にやってきたという日本発のお化け屋敷へ行って来ました!
怖がりではないけど、ビビリの私。
でもお化け屋敷は嫌いじゃない!
何より、えげつない日本のお化け屋敷がここ上海に来たのだから、これは行かない手はない。
<鈴木病院>
5月に入って日に日に熱さを増していく上海、そんな熱さもゾクッっと冷やしてくれる、廃墟病院をテーマとしたお化け屋敷「怨霊的居城−鈴木病院」が5月16日から5月25日まで上海浅水湾美術中心で開かれる。
今回のお化け屋敷は全部で8〜10部屋の広さからなっていて脱出するまでに最低20分必要である。また1度に入れるのは最大4人までとされていて本格的なスリルを味わうこともできる。
屋敷の中には恐怖満載の仕掛けだけではなく、まるで映画に出てきたようなリアルな特殊メイクをした霊たちが恐怖の世界へ導いてくれる。
<概要>
今回テーマとなっている、とある村に存在する唯一の病院「鈴木病院」では、近年多くの患者が謎の失踪をしていて、患者の家族が病院を隈なく探すが見つけ出すことができないでいた。
しかし数年後、警察が偶然にもこの病院の地下にはこの世の煉獄があり、病人が生きたまま内臓をとられ、完全に死んでないゾンビたちがいるのを発見してしまう。。。
日時:2014年5月16日〜5月25日
住所:上海市宜昌路179号普陀区浅水湾文化美術中心1F大劇場 Q.Hall
(以上、上海Styleより抜粋)
調査メンバーは以下の3人。
えみ、oruma、ゆず
当日、近くで買い物をしていたので、13時の集合時間より1時間も早く会場に着いた私。
どんなもんかな~と列を見たら。
めっちゃ並んでる!!!推定200人以上の長蛇の列!!!
こりゃいかんとすぐさまLINEで連絡して、考えるより早く列に並びました。
そう、この日は最終日で日曜日。
そりゃ人も多いわけなんですが、いかんせんカップルが半分、学生が半分という状態。
前後のカップルに挟まれ、白目を剥きながら鉄の心で二人を待ちます。
13時ごろ、二人と合流。
この時点で、列の三分の一くらいでした。
どんな感じなのかなーとか、昔行った日本のお化け屋敷の話とか、プリン●ルスをむしゃむしゃしながら待ち時間を潰します。
先ほど、学生が多いという話をしましたが、いつのまにか私達の前に学生の集団がいました。
しかしこの子たち、15歳以下は入場禁止のはずなのにどう見ても中学2年生くらいなのです。
男の子4人の女の子3人。
並びながら学校の宿題してたり、通りすがりのイケメンに大興奮したり、面白いこと上ない。
さらには、入り口が近づいてくるにつれ、段々不安を募らせて明らかに無言になる男の子とか…w
トイレから帰ってこない女子が間に合うか不安で、めっちゃ後ろ振り返ったり…。
そして極めつけは、入り口の前まで来たとたん、おもむろに折り畳み傘の柄を伸ばす男の子!笑
いやあ中学生(推定)って可愛いですね~楽しませていただきました。
そんなこんなで15時前、ついに入場!
こちらは3人しかいなかったので、後ろの女の子2人組の学生と一緒に進むことに。
貴重品以外は入り口のおじさんに預け、軽い注意事項を受けて、コンパクトサイズの懐中電灯を1つもらいレッツラゴー!
説明を受けたとおり、赤い室内灯を目印に進みます。
方向音痴のため、先頭をえみさんとorumaさんにお任せしました。
(別に怖いとかじゃないですよ!ほんとに!)
おそるおそる入ると、室内は塩素臭い。
ンンンン~こりゃプールの匂いだ!懐かしい!
ゆず「塩素の匂いがしますね!」
学生「キャアア!」
ゆず「不好意思!」
私が不用意に発した言葉で早くも悲鳴をあげる女子学生ちゃんたち。
…しかし如何せん、この室内暗すぎる。
暗すぎて何があるのかすらわからない状態。
そして、3分に一グループ投入するからか、結構近くで悲鳴があがり「あ、次何かあるのか…」とわかってしまう。
悲鳴の回数で何人のお化けがいるかもわかってしまうシステムw
ゆず「(あ、そこにお化けおる…)」
お化け「オオオオオオオオ!!!!(ガッ」
ゆず「ちょっと今ぶつかりましたけど!?」
注意書きに「お化けを殴らないで!」と書いているのに、車椅子のお化けがぶつかってきたwww
そして避けようにも、後ろの女子学生ちゃんに腕を完全ホールドされているため避けれない私。
そのため、先頭を行くorumaさんがうっかりお化けと目が合ってしまい、お化け出動できず。
ちなみに「こんにちは」って挨拶したお化けがいたそうです、ありがとうございます。
そしてビミョ~なお化けたちとの遭遇を終えて、外へ出た私達…!!!
その所要時間はなんと5分ちょっとでしたwww
えーと…前情報には10分から20分と書いていましたが…?
「もう終わり!?」
「あれで!?」
「これからじゃないの!?」
次々と疑問が飛び出しますが、終わってしまったものは終わってしまったもの。
こうして私達のお化け屋敷探索はカップラーメン1個半の時間で終わりを告げたのでした…。
このあと、スタバで反省会をした私達。
今回の鈴木病院は「日本のテイストはあったのに、会場が狭く所要時間が短かった」などの問題点を洗い出しました。
異様な空間に放り込まれたとき、一瞬であれば人間意外とそのとき感じた恐怖は消えてしまうものです。
お化け屋敷が怖いと思う理由の1つは、「何があるかわからない閉鎖的な空間に、どのくらいの時間居続けなければならないのか」と考え出してしまうところかなと。
「まだ終わらないの!?もう嫌だ!!」入場者がこれを感じないと恐怖を売り物にできないですよね~。
今回はたったの5分、ただ驚かされただけで終わってしまったから、こういった恐怖を感じなかったというわけです。
なんだか消化不良で終わってしまいました。
しかし!!!
これだけでは終わりません!!!
これからがスタート!
我々お化け屋敷調査隊は、これからも上海のお化け屋敷を巡り続けます。
何かいいお化け屋敷をご存知の方、噂でも実体験でもOKですので是非教えてください!
上海で一番怖いお化け屋敷を求めて、これからのシーズンどんどん足を運びたいと思います。
次回は未定ですが、また今度!!
文章:ゆず
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