人を疑うって嫌ですよね?でも人に疑われたりするのはなんだか自分が可哀そうでちょっといい気分じゃありません?心の奥がもぞもぞぉ~ってしますよね?もし同意して頂けるなら、『あなたかなりの変態ですねっ!』と踵を返して侮蔑の眼差しをプレゼントいたします。
一体何が言いたかったんだろう。寝不足だからですかね。忘れました。
と言う事で、今日は三国殺のご紹介です。これに関しては、既に私のブログの方でやっていて、志半ばで誰も見てくれないので拗ねてお蔵入りになった物です。しかし焼き直しだけでは面白くないので、ちゃんとした光原の元HDVer..として写真を取り直しました。カメラは勿論Iphone4です。これから何回かに分けてゲーム終局迄ご説明いたしますのでお楽しみ頂ければ幸いです。因みに新品のカードも何セットか持っていますが、敢えて上海ゲーム部の仲間たちが100回以上使ってくれた歴史あるオリジナルセットで撮影していますので、傷、汚れ等のお見苦しい点が御座いますが、ご容赦下さい。それでは人形劇三国殺、はじまりはじまりぃ~!
名前:『三国殺』(原題:三国杀)
作者:ドイツゲームのBANG!!が大好きなとある北京の大学生
作者:ドイツゲームのBANG!!が大好きなとある北京の大学生
製造:2008年
発祥:中国
人数:2~10人
時間:3時間
発祥:中国
人数:2~10人
時間:3時間
内容:
自らに与えられた使命を達成する為、カードや話術を駆使し戦況をコントロールせよっ!劉備、曹操、孫権が大陸の覇権をかけて戦う戦史そのままに、剣と謀略が飛び交う中、あなたは最後まで何時ものあなたでいられるだろうか・・・・。
ルール
先ずは自分の勝利条件を決める為、各自役割カードをランダムで引きます。このカードには《主公》《忠臣》《反賊》《佞奸》4種類あり、それぞれに勝利条件が設定されています。ルール上主公以外は他のプレイヤーに役割カードを自分が死亡するまで見せてはいけません。
主公=この世界の皇帝役です。すべての反賊と佞奸を滅ぼし、平和を取り戻す 事が事が勝利条件です。ゲーム中唯一役割が公開されている役職となっています。仲間が 誰か分からないので、孤独な戦いを強いられますが、最初のうちは皆から『殿(姫)』と言って媚びられるので、気持ち良いです。ゲーム中なんせ凄い権力があり ますので、暴君プレイも出来てなかなか楽しいですよ。S向きです。
忠臣=主公を命懸けで守るナイトです。勝利条件は主公の目的達成で、例え自分が 死んでも主公が生き残れば勝ちとなります。但し、役職が公開されていない為、主公からみると死ぬまで見分けが付きません。どんなに自分を犠牲にし ても『またまたぁ、どうせお前もワシの首を狙ってるんじゃろ?』ぐらいのことを言われるのが落ちです。自分を信じてくれない様な愚帝のお世話をする時のや るせない辛さも楽しみの一つとなります。M向きです。
反賊=主公を殺害する事が勝利条件の賊軍の将です。目標は1人なので、忠臣を装って 着々と力を蓄え、タイミングを見計らって挙兵する 瞬間がたまりません。『殿、殿』と言っていたのが、急に『貴様』呼ばわりです。変貌した賊軍の開放感はこのゲーム中私が一番好きな場面です。主公は大抵猜 疑心からろくでも無い事ばかり皆に強要するので、だんだん自分が義賊な気になってきます。
佞奸=勝利条件は、全ての勢力を討ち滅ぼし、最後に主公を殺害する事です。正に獅子 身中の虫の様に、反賊と戦いながらも忠臣の足を引っ張ります。のらりくらりと全員が消耗するのを待ちます。最終局面では、半ば正体をちらつかせ反賊と手を 組む事も必要となります。それだけにプレイングが難しく、大人数で勝ったところは一度も見たことがありません。
各自勝利条件の確認が終わったら、次に主公役が使うキャラクターを選定します。三国志をモチーフとしているので、『劉備』『曹操』『孫権』は最初から選べます。更にランダムで2枚のキャラクターカードが引け、それを加えた5枚の中から1枚気に入った者を選び全員に公開します。
主公のキャラクターが決まったら、《忠臣》《反賊》《佞奸》もそれぞれ3枚づつ キャラクターカードを引きます。この時、主君に選ばれなかったキャラクターカードを山札に入れてから引きます。つまり、主君以外でも『劉備』『曹操』『孫権』のキャラクターを使える可能性があると言うことです。
このキャラクターカード選択には能力以外にも非常に重要な意味合いがあります。実は 『劉備』『曹操』『孫権』にはそれぞれ主公技と言う特殊な能力が備わっており、この能力の発動条件は仲間が同じ勢力《魏》《呉》《蜀》である事です。つま り、主公と同じ勢力でないキャラクターを選んだ場合、その段階から皆に反逆者として疑われる可能性があります。でも逆に反賊が同じ勢力をわざと選ぶ可能性 もありますけどね。そう言う人は大抵『手札に来なかった』だの、『こっちのほうが主君を守れます』だのと言って言い訳をはじめます。《忠臣》《逆賊》《佞 奸》全員のキャラクターが決まったら、一斉に公開します。この時の卓上のどよめきもこのゲームの楽しみの一つです。
次に、キャラクター毎に設定されているライフポイントカードを受け取ります。キャラクターカード上部の勾玉の数がライフ上限となります。
但し、主公は主公ボーナスとして、ライフの最大値に+1されて、受け取ります。
ゲームの準備はこれで完了です。今日はここまで!次回はいよいよ開戦です!。
上海ゲーム部は《自称》日本一三国殺を遊んでいる団体です。中国に留学、駐在していてこのゲームを経験せずに日本に帰るのは実にもったいない事だと思いますので、是非ここでおぼえて帰って頂きたいです。それでは皆様、よいゲームライフを。
文章:K
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