【ごいた】中毒注意!?伝統ゲーム「ごいた」やらないか!!④

上海ごいた愛好会(仮)のNです。

  

2014年9月13日、中国は上海の某所にて、石川県能登で生まれた伝統ゲーム「ごいた」の選手権大会を実施しちゃいました!その名も「第一回 上海ごいたグランプリ」!!!

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男性12名+女性4名、平均年齢は推定アラサ―の16名の中には、なんと中国人の方もエントリー!初の試みでしたが、想定をはるかに上回る盛り上がりとなりました。

これはもう「ごいた」=世界に飛び出したと言ってもっても過言では無い!?のではと思います!

使用した「ごいた」と入賞景品のカップラーメン

使用した「ごいた」と入賞景品のカップラーメン

 

ということで、早速ですが大会の報告です。

 

まずは今回のルールです。

(1)基本的に「ごいた」ルールに従う。

(2)150点先取 3ゲームの合計ポイントを競う。

(3)毎ゲームくじ引きでペア変え(1~16のくじで1はAテーブルの親、2は親の左隣、1と3が相方という感じ)

(4)勝利ペア2名には150点+勝利ボーナス1000点=1150点、負けペア2名は獲得点そのものポイントになる。

 ※勝ちを重視するべく勝利ボーナスを採用しました。

例えば、2勝1敗の獲得点が150+150+10=310点、1勝2敗の獲得点が150+100+120=370点だと、勝利数と順位がリンクしない。 これを回避する為に能登ごいた保存会/大阪支部さんが採用されている方式を採用。

 

今回は大会運営をスムーズにする為に、定員を、上海ゲーム部で所有するごいた4セット=16名としておりましたが、本大会に先立ち、9月6日(土)に執り行われました、ごいたインスト会の効果もあり!?参加希望者が応募枠を大幅に超える大盛況となりました。

「ごいた」さえあれば、あと2卓は立てることが出来たのに、、、と悔やまれます。。。

(ちなみに主催者Nも、人数調整で裏方に回ったので今回参戦できず。。。入賞出来なかったんじゃなくて参戦してないんですからね!!)

 

尚、実施会場が、ゲームスペースという場所だったこともあり、その場に居あわせた外国人の方からも、「コレハ何デスカ?チョットヤリタイデース!」との質問等々も頂きました。「ごいた」の求心力恐るべし!!

ごいたに興じる奥に移り込む外国人の方々!!

ごいたに興じる奥に移り込む外国人の方々!!

 

さて、本戦の様子ですが、くじ引きでの席決めから、いきなりにテンションが高い!!くじで一戦の運命を共にする戦友が決まる訳ですから、当然ですかね?

3ごいたくじ引き

 

上海ゲーム部はボードゲーム愛好会サークルも側面もあり、皆さん「ごいた」ほぼ初心者ならがゲーマーとしての経験がベースにあった事も手伝って、とにかく、ゲームの勘所を掴むのが抜群にうまい!!

「5枚しの継続プレイ」「し攻め」「香掛かりの読み」など、なかなか白熱した展開が随所で見られました。

ただ、玉玉上がりからの、150対0のシャットアウトも多く見られたことからも、「2枚香の打ちかた」「王、飛車角の切り方」など、勝ちの定石=ペア打ちの呼吸の見えだすと、配牌に左右されない守り方も出来るのかなとも思いました。

今回は第一回目の大会と言うことで、「数ゲームの経験者」と「ほぼ初心者」の方が同じ卓になって、教え合いながらのゲーム進行を想定して、毎ゲームでのペア変え戦にしましたが、全然問題ありませんでした。今後はペア固定でも充分盛り上がれそうです

とにかく、上海での「ごいた」のこれからが非常に楽しみです!!

4大会様子1

4大会様子2

 

プレイに関してですが、竹駒、木駒を誰ひとり握りこんでいませんでした。。。

慣れかの問題とは思うのですが完全に全参加者が麻雀方式で駒を立ててプレイされていました。握った方がカッコいいと思うのですが。。。

5駒立て

あと、カード版を円形にならべて、「あごのく」からのスタート、これには驚かされました。私には全くない発想でしたが、これは是非、カードごいたの解説書にも正式作法として追記して頂きたい!!

 5丸型

 

最終的なグランプリの結果ですが、3ゲームでの勝利点は、3連勝された2名が並んで同率トップに。

このままでは終われない!と急遽、優勝決定戦を実施する事となりました。

トップ2名と点数の低かった2名が1卓を囲んでの勝負。ここで、いままで鮮やかな快勝を重ねてきた、Noさんがまさかの大失速、その流れを見のがさずFさんの勝利となりました。

 優勝、準優勝のお二人は、上海ゲーム部の古株メンバーで、ゲームの流れを読む鋭さはさすがでした。

そして、3位入賞のYさんは、何と中国人の方です!!「ごいた」に国籍に関係ない、ということが証明されました。

  6ごいた

 入賞者の方々には粗品として、上海では貴重なカップ麺を贈呈致しました。写真では全然見えませんが、能登ごいた保存会のマスコットキャラクターごイカくんを無理やり貼りつけた特別仕様となっております。。。

 

今回は3ゲーム+優勝決定戦で2.5時間程度でした。

グランプリでは3勝同士の優劣をつける為に、150点上がりではなく、170点とか、180点とかの計算でもいいかも知れません。

シャットアウトの影響もあり、各卓のゲーム進行に相当バラツキが大きくなったのは課題ですが、終わった卓のメンバーがそのまま、グランプリに関係なく「ごいた」を楽しまれていたのが、何だかとても嬉しかったです。

 

そして、ごいたはドラマも生みます。

惜しくも入賞は逃したものの、3戦とも竹駒での試合となった「竹駒のY」、上海ゲーム部の世話役として数多くのゲームに精通しているにも関わらず、そのゲーム感がことごとく裏目となり優勝決定戦含めて4連敗、各ゲームの相方が被害者の会を設立に至った「罪悪のK」など、今大会で新たなキャラを確立してしまう方が出ました。

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ごいたは配牌が7割ともいわれるゲームですが、熟練者同士の対局では、打ち筋や空気感から、何が掛かっている=相方が持っているか勝負勘が働く面もあり、実質、運要素は5割程度になる感じかと思っています。(これが他のゲームにないシンプルな中にも緊迫した戦略性が生まれる由縁だと思います。)

ただ、今回のように初心者の方が入ると、ビギナーズラック+上記K氏のように深読みで撃沈する、という事故?も多々見受けられました。

しかしながら、初心者の方が入ると云々に関して、私は別にこれが悪いとは思っておらず、経験に関わらず、大いに盛り上がることができる事も「ごいた」の魅力だと再認識しました。

 

 

 今回の上海での大会に関する一連のイベントには、駐在期間が数年限定という日本の方々、中国の方々、合わせて30名近くのご参加頂きました。そして、ここ上海で「ごいた」の魅力に触れた方が、数年後に上海駐在の任期を終え、日本各地に帰任されます。

その際に、戻られた場所で、また「ごいた」を楽しんで頂ける事を期待しております。

 そして、贅沢を言うならば、その時には、香車=「ごん」や桂馬=「ばっこ」という独自の呼び方、ゲームスタート時の「あごのく」、駒の握り込みなど伝統の流儀(これを伝統ゲームを育んだ文化というかもしれませんが)も丸ごと楽しんで頂く事で、よりゲーム性に深みが増すかと思います。なので、今後の目標として、上海での普及活動を進めていこうかと思っています。

で、次回は碁盤か将棋盤も用意して、竹駒を打ちこむ「バチコーーーーン」も再現していきたいものです。(折りたたみの将棋盤を買おうかな。)

ここまで本格的なものでなくても盤が欲しい。。。

ここまで本格的なものでなくても盤が欲しい。。。

 

と言うことで、大好評!?につき、第二回の機会を是非とも設けたいと思っておりますので、ご興味持たれた方はお気軽に「上海ゲーム部」shanghai_game_club@yahoo.co.jpにお問い合わせ頂きたく存じます。

軽くて(時間も短くて)単純、しかし戦略面の深さが楽しい「ごいた」をみんなで楽しめる場を提供できるよう、これからも活動してきたいと思います!!

ちなみに、今回の希望者殺到したリベンジの意味も込めて、<自作駒制作プロジェクト>も立ち上げしてやろうかと検討しております!!

 

最後に、今回の「第一回 上海ごいたグランプリ」実施に際して、サポート頂きました上海ゲーム部関係者、および大会運営面等々とアドバイスをして頂いた能登ごいた保存会/大阪支部の方々に深く感謝致します。

 

文章:N

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