ビジネスに役立つゲームの話
♯03:ラテシン/水平思考/ウミガメのスープとは?(その3)
Today’s quote:
どんなに非常識だと見られても、自分の気持ちをとめることはできない。
―進藤晶弘―
(前回までの紹介記事(♯01~02)を読んでおくと更に楽しめます♪)
今回はお待ちかね!「ウミガメのスープ」に挑戦してみましょう。
4、リプレイ!「ウミガメのスープ」
今回は超古典、
このゲームの別名にもなっている「ウミガメのスープ」を出題しちゃいます。
(本当はこれを読んでいる皆さんと遊びたいところですが、
今回はプレイした時の記録をヒント替わりに考えてみてください。)
それでは、以下をどうぞ!
問題:ウミガメのスープ
ある男がふと立ち寄ったレストランで海亀のスープを注文した。
スープを一口飲んだ男はレストランから飛び出し、
そのまま自殺してしまった。
何故彼は死んでしまったのか?
(以下、出題時のリプレイ)
回答者:「男は実は海亀人間だった?」
出題者:「いいえ、関係ありません。」(そんな話じゃないですよ…)
回答者:「男は海亀アレルギーだった?」
出題者:「いいえ。」
回答者:「(毒殺…か?)レストランの誰かが男を憎んでいた?」
出題者:「いいえ。」
回答者:「(暗殺系じゃないのか…)スープの味は関係している?」
出題者:「はい。よい質問!」
回答者:「男がウミガメのスープを飲んだのは初めて?」
出題者:「いいえ。よい質問!」
回答者:「(スープが鍵、か?)男はウミガメのスープを飲んで驚いた?」
出題者:「はい。」
回答者:「(スープ?ウミガメ…?海、か…?)男と海には何か関係がある?」
出題者:「はい。よい質問!」
回答者:「!…男は海で事故にあった?」
出題者:「はい。よい質問!」
回答者:「(もしかして…)男は海で遭難した?」
出題者:「はい。」
回答者:「遭難は長期にわたった?」
出題者:「はい。よい質問!」
回答者:「遭難時には家族と一緒だった?」
出題者:「はい。」
回答者:「男の家族は既に他界している?」
出題者:「はい。」
回答者:「(まさか…!)遭難したときに男はウミガメのスープを飲んだ?」
出題者:「はい。」
回答者:「…わかりました。」
出題者:「では、回答をどうぞ!」
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(よければ、皆さんも考えてみてください。)
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答え:
男は数年前、家族や数人の仲間と海で遭難し、
餓死寸前まで追い込まれた経験があった。
極限状態で次々と倒れていく仲間たち、
男の家族も皆、餓死してしまい、残るは男と数人の仲間のみ。
そんなときに仲間が捕まえて作ってくれた”ウミガメのスープ”
これを食べて命を繋ぎ、男と仲間は生還を果たした。
ある日、男はふらりと立ち寄ったレストランの
メニューにあった海亀のスープを見て、
あの時の美味しさが忘れられず、海亀のスープを注文した。
しかし、どうしたことだろう?
運ばれてきたスープを一口食べると、
昔食べたスープと全く味が違うではないか。
男の脳裏に驚愕と戦慄の文字が浮かんだ。
昔食べたスープは海亀のものではなかったのか?
考えてみれば、そううまく海亀が捕まるものだろうか?。
そういえば、あの時餓死した家族の遺体、
結局最後まで見せてもらえくて不思議に思っていたんだ。
まさか、お、い、し、い、と思ったあのスープは…!
と思い至った男は、絶望して自殺をしてしまったのだった。
5、おまけ;物足りない方に眠れない夜を。
以上、拙い出題&リプレイでしたが、わかっていただけたでしょうか。
…ん?こんなの簡単?
もっと骨のあるものをよこせ!って?
よござんす。
では、皆さんには解きにくい(だろう)問題を最後に記載して、
今回はオチとさせていただきましょう。
問題:愛人を自慢する男
(折角なのでここに書くのが相応しい問題を…)
あるところに自分の愛人を所構わず自慢する男がいました。
既に彼には妻子がいるというのに!
しかし誰も彼の行為を止めようとしません。
それどころか自慢する彼を絶賛する人すらいます。
妻子の前でもそんな話をする彼が嫌われない理由、
それはなんでしょう?
次回は上記問題の回答と
水平思考ゲームの変わった遊び方を紹介いたします。
それでは皆さん、本日もよいゲームを!
文章:U
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